前回はカラスの食害について書いた。日に日にその被害はひどく、周囲の菜園は軒並みやられ、後始末と対策に追われている。食害はおもにトウモロコシ、スイカ、トマト、キュウリに集中。わが菜園も被害は小さいのだがキュウリが食害された。キュウリは無防備だった。というのもこれまで食害はまったくなかったからだ。それなのに急に、この2、3日前からカラスの猛攻が続いている。電線にずらりと並んで、菜園をすきあらばと狙っている。今週はカラスにとって作物を荒らしてたらふく食べようという週間なのか、そんな馬鹿な冗談もいいにく状況だ。
4月10日に植えつけたショウガ。出芽にはいつもやきもきさせられる。なかなか芽が出てこないからだ。まだかまだかと待ち望んでいても期待に反して出てこない。高温が好きだから気温が高くなるまでは出てこないとわかっているのだが、人一倍せっかちだから畑に行くたびにショウガ畑をみては気になってしょうがない。
そこで、種ショウガがいけなのかと、土を掘り起こして種ショウガを見る。小さな芽が出ているのをたしかめては再度土に埋め戻す。そんなことまでしてしまう始末だ。
やっと芽が出てきたのが5月末。いまは1次茎、2次茎まで出てきている。ことしの種ショウガは万全だった。これまで種ショウガの貯蔵は失敗が続いてきたが無事に冬を越すことができてことしは成功した。不足分は知り合いの農家から分けてもらったものだ。
出芽までのんびりと構えていることができればいいのだがそれができない。毎年同じ思いをいだきながらショウガの出芽に振り回されている。
2017年の読書
2017年6月の読書
・地の底の笑い話(上野英信著・岩波新書)
・追われゆく坑夫たち(上野英信著・岩波同時代ライブラリー)
・近現代作家集Ⅱ(日本文学全集27 池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)
2017年5月の読書
・蜜蜂と遠雷(恩田陸著・幻冬舎)
・日本の歴史をよみなおす (全) (網野善彦著・ちくま学芸文庫)
・ 夜行(森見登美彦著・小学館)
2017年4月の読書
・腕くらべ(荷風全集第6巻 永井壯吉著・岩波書店)
・近現代作家集Ⅰ(日本文学全集26 池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)
2017年3月の読書
・騎士団長殺し・第2部 遷ろうメタファー編(村上春樹著・新潮社)
・騎士団長殺し・第1部 顕れるイデア編(村上春樹著・新潮社)
・脇坂副署長の長い一日(真保裕一著・集英社)
・仮名手本忠臣蔵(松井今朝子訳・日本文学全集10池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)
2017年2月の読書
・また、桜の国で(須賀しのぶ ・帰郷(浅田次郎著・集英社)
・忠臣蔵とは何か(丸谷才一著・講談社)
・室町無頼(垣根涼介著・新潮社)
2017年1月の読書
12月から読んできた900ページに及ぶ平家物語、なんとか全編通読できた。
・ママがやった(井上荒野著・文藝春秋)
・浮遊霊ブラジル(津村記久子著・文藝春秋)
・ポイズンドーター・ホーリーマザー( 湊かなえ著・ 光文社)
・平家物語(古川日出男訳・日本文学全集09池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)
⇒2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書