30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ソラマメの凶作にショック、昨年の豊作が夢のよう

2024-05-17 | ソラマメ

畑全体がこのありさま。これほどの被害ははじめてだ

なんとか3キロを早めに収穫したが、昨年の10分の1以下に

当地でのソラマメの収穫時期は5月の中下旬になる。さあこれから収穫という直前に大異変が待っていた。なんと、全滅にちかいほどの凶作である。ついこの間まで順調に育っていたのに、急転直下のこのありさま。なんでだと空を仰ぐ。

昨16日にウォーキングがてら周辺農家のソラマメ畑をのぞいてみた。どこの畑でもますます被害が日ごとにすすんで悪くなっている。

栽培を始めたころはアブラムシとの戦いに苦労した。まともなソラマメを育てることができなかった。それがいまや周辺農家からも褒めらるほどの腕前になった。2022年のソラマメの不作のときも我が菜園だけが豊作であった。農家から不思議がられるほどだった。

今年は2022年を上回る凶作といえる。しかもわが菜園もそうなった。これでは食べるどころかタネさえもろくに採ることができないのではと危惧している。仮にそうなっても、不作に備えてタネは十分の量を保存してあるので安心だが、ことしはそのように心配するほどの状態である。

困った、困ったといったところでどうしよもないことはわかっているのだが、なぜこうなったか、それがまったくわからない。

ソラマメ栽培は経験上4月がポイントになる。4月にはいると生育旺盛になり、花が咲いてくる。ころあいを見てアブラムシの駆除、土寄せ、整枝と摘心を行う。ここまでは毎年順調だ。

問題はこれから先。サヤをつけ始めたのを見て、今年もいい出来になりそうだと安心する。ところが4月下旬ごろからあれほど元気に育っていたのに、あれよあれよという間に様子が違ってきた。

株全体が黄色くなり生育不足になる。葉が落ちて茎は黒ずんでくる。立ち枯れ病だろう。立ち枯れ病は毎年ある。問題はその割合だ。ことしはほとんどの株がやられている。収穫の期待に心を弾ませていたのに、またたくまに奈落の底に落とされた。大げさではなく。

日々悪くなっていくのを見て、13日に早めに収穫することにした。病気に罹らずまともに生育している株から、3キロばかり取れた。昨年が30キロを超える大豊作だっただけに、これでは10分の1ほど。雀の涙だが、深刻な状況の農家に比べたらましなほうだ。

わたくしの口に入ったのはこれだけ。茹で上がりだ。

ことしはざるいっぱいに盛ってむしゃむしゃと食べることはできない。わずかに口に入れただけで我慢するしかない。

病気の株は8割以上で、すべて引き抜いて処理した。残った株は10株ほど。そこには充実したサヤがある。食べたいが我慢する。すべてをタネを採ることに回すことにした。

手を抜かず真面目に取り組んでいても、病気になると対処ができずにお手上げだ。収穫目前だっただけにさすがにショックだった。


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