30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サヤインゲンはじっと待ってみる

2013-08-05 | インゲン

サヤインゲンの収穫は忙しい。次々と花が咲かせてサヤをつける。まごまごしていると中の豆が大きくなってサヤが固くなってしまう。そのためサヤインゲンは毎日収穫に追われる。

インゲンにはツルあり種とツルなし種がある。わたしはいつもツルあり種だ。ツルあり種のほうが収穫期間がずっと長い。かつてはツルなし種を作ったことがあるのだが、収穫期間が短くてあっという間に終わってしまう。

収穫しているうちに、しだいに花がなくなってサヤができなくなる。もうこれ以上収穫を見込めないとなると、せっかちな私はすぐにでも根こそぎ片づけてしまうのだが、サヤインゲンだけはここでじっと待つ。しばらくするとまた花を咲かせてくる。ということはまたサヤができる。これで2回目の収穫ができる。わたしの菜園ではいまがその時期だ。収量は1回目に比べるとがたんと落ち、品質も悪くなるがサヤはできる。

これもまた同じように一通り収穫してしまうと、花もサヤもなくなる。ここでまたそのままにしておくと、しばらくしてまた花が咲いてサヤができる。3回目の収穫ができる。

しかしわたしの菜園は狭く、秋冬野菜の準備のため2回目の収穫が終われば片付けてしまわなければならない。インゲンはおもに春まきで作るが、畑に余裕があればいまの夏にタネをまくと秋にまた食べることができる。


   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯むきトマトの冷製パスタ

2013-08-03 | その他


こんなはずではなかったとため息がでた。天気予報の話である。あしたから山を歩く予定でいた。大型ザックに荷物を詰めて、これから食料の買い出しに出かけるようとして、あらためて天気予報を確認してみると、なんとまあ急変していた。明日からいい天気が続くはずっだのに。こんなことはよくある。天気がよくないと知りつつ山に入るといい天気だったり、その逆だってよくある。若いころとちがって、年をとると山は天気がいいときに限る。雨に降られると気持ちがふさぐ。ということで2,3日待機することにした。年をとっての課題は、山へ行こうという意欲をいつまで持ち続けることができるのか。その点、三浦雄一郎さんはすごい。もとより凡人のわたしなんかとは比べようがないのだが、あの年であれだけの意欲をもっていることにただただ驚嘆する。

あしたの出発を先に延ばすことを決めたら、すっかり気が抜けてしまい手持ち無沙汰になった。そこで、きょうの昼飯はひと手間かけてトマトの冷製パスタを作ることにした。これは夏にひとり留守を守っているときの昼飯の定番になってきた。

なんども作ってきて、試行錯誤してこれが完成形かなと思うほどに仕上がってきたつもりなのだが、一点だけ気にくわないことがあった。それはトマトの皮の食感が気になることであった。舌触りが悪いのである。湯むきをすればいいということは知っていたのだが、面倒が先に立ってさぼっていたし、いままでの味である程度は満足していた。

そこできょうはトマトを湯むきした冷製パスタを作ることにした。トマトは大玉を使うか、ミニを使うか迷ったが、これまで通りミニにした。要は湯むきするというひと手間をかけただけであとは同じ作り方である。

やはりトマトは湯むきしたほうが食感はいい。なるほどねと感心しながら食べた。しかしこんどはミニの果肉が少し固い感じが気になってきた。そうなると次は完熟の大玉を使ってみてはと思うようになった。ド素人のわたしの料理はいつまでも完成形がなくて進行形なのである。


   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラッカセイの花はオレンジ色

2013-08-02 | ラッカセイ

あきれている。かみさんがけさ早く出かけた。またか。まあ元気なことで、よくもまあ遊ぶひとだと感心するばかりだ。かみさんは百名山達成まであと2山。この夏はまずはその1つを登るため、今週末は北アルプス行きのはずだった。バス予約が取れない。少し待つのかと見ていたら、同じ期間を中央アルプス付近に切り替えた。なんども登った山なのにどうしてと思わざるをえなかったのだが、どうもお付き合いらしい。人が好い。悪いよりはましかと思うほかない。さっさと荷造りして、すばやく出かけてしまう。それに引き換えわたしの腰は重くなるばかりだ。

夏野菜が一つまた一つと消えて、菜園の半分以上が秋冬に収穫の野菜へと姿を変えつつある。

そんな中で旺盛に青々と葉を茂らせ、オレンジ色の花を咲かせているのがラッカセイだ。菜園の中でいま一番元気に見える。ラッカセイはまったくといっていいほど手をかけない。手をかけないというのは世話をしないということだ。まったくといっても、たまにはほんの少しは世話をする。それは土寄せと雑草取りだ。それさえやれば間違いないく収穫までに至る。

これを知っているからこそ、ますます手を抜く。6月からは雑草に覆われるからこのときばかりは小まめに雑草取りをやるのだが、それが済むとやっぱり視界に入らなくなる。

そんなラッカセイだが、夏野菜がみんな元気がなくなっているように見えるいま、オレンジ色の花を咲かせて存在をアピールする。ひときわ目立つ。紅一点のザクロならぬ、黄一点のラッカセイだ。

手間ヒマが要らないから芽が出てしまえばあとは楽だ。それに収穫すれば飲んべえにはうまいつまみになる。ナマのラッカセイは茹でても蒸しても炒めてもうまい。この味を知ると、たとえすべて食べてしまった後でも売っているラッカセイを買おうとはしなくなる。それほどうまい。秋の収穫まであと3カ月。待ち遠しい。


   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする