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スイングがあっても意味はいる

いやあ、変な題の本ですね>「意味がなければスイングはない」。
内容は僕がつけた題に近いと思います!(なんという大胆な発言)

この本に登場するミュージシャン、スタン・ゲッツを除いて殆ど聞いたことがありません。
(ゲッツだって村上さんの影響・・・)
かのブライアン・ウィルソンだって、江口寿史さんの漫画中での言及など、
ず~っと気にはなっているのですがなんとなく踏み込めていない・・・。
(だから山下達郎派じゃないんですって、シュガーベイブでは

ところで、取り上げられているミュージシャンですが、スタン・ゲッツやブライアン・ウィルソン、
クラッシック系の方々、そしてウィントン・マルサリス(辛口!最高!!)は
なんとなく村上さんらしいラインナップとして、ブルース・スプリングスティーンとはこれいかに!
え?っと思った人はやっぱり買いでしょうか。

「ボーン・イン・ザ・USA」の歌詞の意味は薄々は知ってたんですけど、・・・やっぱ興味ないんだよなあ。
これは村上さんが最初に訳したカーヴァーの短編集を投げ出してしまった私の限界かも。
ウディ・ガスリーはチャレンジしてみようかな・・・。

等々、村上さんと音楽の関係についての意味をうんうんと聞きながら(読みながら)、
自分と音楽の関係についてもついどれどれと考えてしまう、なかなか面白い本ではないかと。

4163676007意味がなければスイングはない
村上 春樹

文藝春秋 2005-11-25
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今度はREMもゼヒ取り上げてください~。

*この本についてのとても良い紹介がこちらのBLOGに。
 → 「LINDEN日記」 寄せられているコメントも興味深し。
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