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空が広い!!

保険会社のサービスで24時間分のレンタカーが手配可能と言う事で、インターネットで検索。
会社のそばのニッポンレンタカーで無事借りる事ができました。
で、車はといういと、「おやじ~」のホンダエアウェイブ
運転席ではあまり面白みは出ませんでしたが、後ろの妻と子供にはなかなかの評判でした。
雑用のみに使用して返却で残念。

*10キロ位しか走らなかったので、ガソリン代距離で清算すれば良かったです。
 スタンドの兄ちゃん、張り切って4Lも入れてくれちゃって、結果、珈琲代位損した感じ(笑)。
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同期との忘年会(Side A)

大学の同期と飲む。
大手建設会社の構造設計者と現場マン、業界誌のアナリストと私(専業の設計者)の4名。

しょっぱなから例の「構造計算書偽装問題」。
こんなような話をしていた。

ズバリ言えばみんなそれなりに危ない橋渡って来ているし、100%出来ていないこともある。
ただ、詐欺的な偽装とは大きな距離がある。
話題の耐震強度だって、新耐震以前の建物で0.5以下の建物なんてゴマンとあるし、
普通にやっていれば多少計算間違えたって鉄筋が1,2本少なくたって倒壊なんかしない。
基本的には「力の流れ」がきちんと押さえられていることが肝心なのだ。
今回の偽造案件ではここの部分が全くなされていない訳で、どう壊れるか、予想もつかない。
しかし、翻って考えると、本来なされるべき「構造設計」が
コンピューターという強力なツールの出現によっていわば素人に毛の生えたような人間でもできる
「構造計算」という名の単なる数字合わせになってきているのではないか。
「力の流れ」を見る事もなく(あるいはそのようなことを考えもしない)
数字合わせに終始している計算屋であれば、偽装までのハードルは低いのではないか?
・・・だって「壊れること」へのリアリティがないんだからね。

建設業界における技術の空洞化も話題になった。
上記の計算屋も空洞化の一面だけど、設計者が納まり(ものの造り方)を知らない、
現場も知らない、と言う訳で、三者でお前のところが一番駄目だと言い合ったわけですが(笑)、
現実問題として風もないのに橋が落ちたり、初歩的なミスを意図的に隠蔽して大問題になったり、
と言う事件が一流設計事務所や大手ゼネコンが絡んだ工事で実際発生している訳で。

基本的に業界が疲弊しているという構図の中でこのような問題が出てきているのだと思うけど、
こんな中でまあ、我々はがんばっているんじゃないの、と言うことではありました。
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