goo

原寸大の吉村順三

上野の東京藝術大学・大学美術館で開かれている
吉村順三建築展」に行って来ました。(12月25日まで!)
午前中に着いたにもかかわらず結構な人出で、展示室に入って思わず引きましたが、
会場には模型や図面が整然と展示され、知らず知らずのうちに引き込まれてしまいました。

今日危なかったこと。
図録を買いそうになった。なんだか危険な予感がしたので良くみたら、
既に持っている「JA」という月刊誌の吉村特集の表紙を変えたものだった。
このパターンはDOCOMOMO展の時もあったから、要注意だな。

今日ほっこりしたこと。
写真に写ってるどでかい吉村展の看板、かの「軽井沢の山荘」の
矩計図(断面詳細図のこと)を拡大したものだ、と言うのは
ある程度建築を勉強した人なら分かりますが、
そこで「へ~」で終ってはいけない。
ポイントはこれが「原寸大」である、ということ。
僕らは仕事で原寸図描くこともありますけど、もちろん部分な訳で、
建物全体の原寸図、っていうのは当然のことながら見たことないわけです。
それを看板にして見せちゃうっていうんだから、もう楽しそうでズルイ(笑)

あと、今日にしたのは、黒田清輝記念館の開いている木曜という理由もあって、
こちらもなかなか良かったのですが、レポはまた後日ということで。
こっちは常設展なので急がなくても大丈夫。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )