川崎鉄馬さんは覚えてないと思うが、6年前に社台滝へ行った際にこんな話をした。
川崎鉄馬さんが羊蹄山へ走って登って私がビックリしたという会話がありました。
んで、登山時の服装かなんかについて質問したら、下はスポーツタイツ?着圧タイツ?だって仰ってました。
これだと無駄な筋肉や脂肪がプルンプルンしないし、膝が固定される感じなので楽だって。
私はこういうタイツを持ってないから分からないので、ふ~んってなリアクションでありました。
さて、ここから本題ですがね。
通常、中高年のバイク乗りが遠洋航海で苦しむ一番の原因が尻痛と言っていいと思ってる。
体力や集中力云々を削ぎ落す原因の多くは尻痛って事ね。
そりゃそうでしょう、若い頃に比べて10kg以上体重が増えてる人が多いはずだし、筋肉も落ちてる。
そんな体でバイクのシートに長時間座れば、そりゃ痛くもなるはずです。
対策としては、ゲルパットや尻痛パンツ等々あります。
あとは、お尻の痛くなりづらい高級なバイクかお尻の筋肉強化と自身の軽量化でしょうか。
ありがたい事に、私はかなり歩く方なので、お尻のほっぺの肉がある方だから殆どお尻が痛くなりませんでした。
しかし、ここ数年300kmを超える距離を走るとお尻が痛くなる(痔じゃないよ)
原因は、運動不足(徒歩不足)だと思って歩くようにすると改善されるから、ほぼ間違いないでしょう。
でも、寄る年波にはかなわないので、やっぱり痛くなる事がある。
ゲルパットや尻痛パンツを履いててもです。
そこで思ったのが冒頭に書いた着圧タイツであります。
当然、試してみる事にした。
これはバチ物じゃなくちゃんとしたメーカーの物じゃないと効果ないだろうと調べたら、かなりお高い(1万円強)
効果があれば安い買い物だが、1万円はすぐに出せないからヤフオクで落札(3500円)
ワコールCW-Xジェネレーターモデルの型落ちらしい。
これを履いて試しに走ってみた一発目が去年の悲別ツーリング(約700km)、二発目が大樹町トーチカツーリング(約1000km)です。
比較対象するために尻痛パットや尻痛パンツは履かないで、このタイツのみパンツの下に履いて走ったら痛くないとは言わないが、尻痛パンツ以下の痛みでした。
こりゃいいやってんで、三発目に三笠ツーリングへ行こうと思ったが、10月となりこのタイツじゃ寒い。
それで買ったのが上記の商品だけど、もちろんこんなお金出せない。
ヤフオクで探したら、型落ち中古品で6000円(もしましたけど)
地味に履くのがきついので時間がかかる、例えるならウェットスーツのパンツを履くぐらいかかるかな?
そのおかげでお尻や股がプルンプルンしないし、お尻がキュッと締まるから尻痛対策としては抜群に効果ありました。
まあね、私がそうだって話で体重0.08トンとかの人がこれを履いてバイクに乗ってお尻が痛くならない保証はありませんけどね。
とりあえず、私には効果ありましたってお話です。
でも、CW-X(車の名前みたいですが)いいでしょう。
桑園(札幌の隣の駅)の石井スポーツで女性スタッフの口車に乗せられて買ったものですが、凄くいい。なにをするのにも履いていました。
お話ししたかも知れませんが、ひらふのてっぺんでこけて骨折したとき、レスキューを頼らずに下山できたのもこれのおかげかも知れません。
車の運転もできたので痛さをこらえてそのまま病院へ直行。でも、当直医に「足がだいぶ腫れているので脱ぐのはむずかしそうですね。これ、切ってもいいですか?」と言われたときはなきそうになりました。
この会話がずっと気になっててCW-Xを買う事になりました。
これを履くとかなり尻痛から解放されるしスタンディングしても膝に負担がかかりづらい気がします。
問題は高い事ですけどね。
とりあえず2つあるからしばらく使えると思います。
洗濯しても翌日には乾いてるのも大変宜しい物でした。
比羅夫で転んで骨折した話は・・・覚えてません。
そういう事があったんですか。
という事は、このタイツは添え木の効果も少し期待出来るって事でしょう。
履くとかなりきつく感じるので、なんとなく納得出来ます。
そうそうこのタイツの欠点は、雲古とオシッコをしづらい事が挙げられますね(笑)
スキーのとき限定で使ってますけど、たしかにギュッと絞められていい感じになりますね。
尻痛対策にもなりますか! 少し気温が下がってきたら試してみます。
今のところは例のゲルパンツで。
先日の酷暑ツーリングのときは386kmの走行でしたが、だいぶオケツの負担も減ったし。
余談ですが馬鹿っ話を。
昨日の夜に光軸調整走りの予定だったのに、3歩歩けば忘れる壊れたオツムゆえ、夕飯どきに晩酌してしまって、はい、光軸調整は持ち越しとなっています。
それならゲルパンツの前に試せば良かったですね。
ゲルパンツみたいなオムツ感がないし良かったですよ。
きつければきつい程お尻がキュッと引き締まって尻痛対策になります。
光軸合わせは、ポン吉の所なら走らないで家の前で出来そうですけどね(笑)
スーパースポーツやメガスポーツでしたら、2000km以上も可能かな?
個人的感覚ですが、身体の痛みや怠さよりも、車両に合わせて頭部が動くと凄く疲れます。
”乗れていない”って、そんな時です。
スパッと諦めて引き返します。
ちなみに理想の姿勢は武豊さん(笑)
大抵のライダーは300km走れば長距離ツーリングと言ってるみたいだし600km以上走ると弾丸ツーリングらしいです。
その後はクタクタですからね。
武豊さんで思いますが、私も田舎で馬に乗ってましたが、頭が動くと疲れますね。
あとは鞍じゃなくてあぶみに体重をかけて荷重分散する事。
沢山馬に乗ってると自然に疲れない姿勢になりますけどね(笑)
バイクも鉄馬って言うぐらいだから同じでしょう。