伊佐沼の岸から離れたところに、小さな黒い点が見えた。 カワウだった。 4羽がほぼ同じ間隔で並んでいる。 水面すれすれの杭の上に乗っているようだ。 羽繕いをしているものもいるが、体はほぼ同じ方向を向いている。 また、なぜか口を開けている。 この群れとは別に、ハスの群生に近い所にもカワウがいた。 こちらの杭は水面よりかなり高く、本数も多いが、なぜか1羽だけだった。 このカワウもなぜか4羽と同じ方を向き、おなじように口を開けていた。