「新井武平商店」の隣りの屋根看板は変な形をしていた。 「菓匠 芋乃蔵」の点名からするとサツマイモか。 一枚板と思われる看板には木目が見え、周囲は木の皮のように見える。 かたちどり看板に入れたい気もするが、芋の形の板を使ったのか、この形を作ったのかは分からない。 看板の文字は独特の力強い文字だが、その下の「三州総本舗」の文字は書体が全く違う。