川越雑記帳2(川越見て歩き)

菩提樹の甘き香りに足を止め(喜多院)

喜多院の境内を歩き、本堂の脇へ抜けようとしていた。
そのとき、どこからともなく甘い香りがする。
近くにある木は、桜の他にはこの木しかない。


その木は、慈眼堂へ上る石段の直ぐ下にあった。
木の上の方を見ると、薄い黄色の小さな花と思われるものが沢山ついている。


最近、喜多院では、色々な木に名札を付けるようになった。
この木には、この札がついているのを、桜の咲く頃に見ていた。
ああ、これが菩提樹(ボダイジュ)か、どんな花が咲くのだろう、と思っていたがすっかり忘れていた。
それが、思いがけなく花の時期に出会うことができたようだ。


下から見上げても、枝一杯に花が咲いている。


アップで見ると、花は下向きに密集している。
咲いているのかいないのか、全体に丸い感じになっている。


花を見ている間も、周囲は甘い香りに包まれている。
これほど強い香りなら、以前にも花を見ていてもおかしくないのに記憶がない。
おそらく、梅雨の時期にここに来ることがなかったためだろう。
木の下には、浅い水たまりが出来ていたが、その水面と周囲に小さな黄色いものが落ちている。
花の咲いている時期はあまり長くないのかも知れない。


今年は運よく花を見る事ができた。
実もなるはずなので、それも見たいと思っている。

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