富士見橋を渡ると、アカメガシワから続く木立にヤブガラシが咲いていた。 その花を撮っていると、突然アゲハチョウが花に止まった。 蝶にカメラを近づけると逃げるというのが普通だが、この蝶は逆にカメラの前に出て来た。 よほど花に夢中なのか、それとも目立ちたがり屋なのか、いずれにしてもちょうど良かった。 アゲハチョウが飛び去ったあと、ヤブガラシだけが残ったと思ったが、後で写真を見ると別の虫が写っていた。 右端の方に、濃い茶色で細長い虫がいる。 コクゾウムシだろうか。 花はほとんど咲き終わっているように見えるが、まだ昆虫を惹きつける力があるらしい。