![]() | PRESIDENT (プレジデント) 2009年 3/2号 [雑誌]プレジデント社このアイテムの詳細を見る |
この雑誌の記事「経営時論」で加護野忠男さん(神戸大学大学院経営学研究科教授)は、1929年から起きた世界恐慌時の松下幸之助氏のエピソードを、以下のように紹介しています。
(以下抜粋)
松下氏は、ケチケチ作戦が事態をますます悪化させるとも考えていた。この恐慌のときに、同氏は初めてスチュードベーカーという輸入車を購入している。輸入商が定価一万四〇〇〇~一万五〇〇〇円のものを半値にするといってきたのがきっかけで。「私は安いと思ったが、こういう時期だからもっと安くしてくれ」と頼んで、五八○○円で買った。一人の経営者が車を買ったところでたかが知れている。しかし、事態を改善するには、一人ひとりができることからやっていかなければならないのである。友人にも、このようなときだから家を建てろと勧めている。大きな危機のときには、ぜいたくは美徳だといえるかもしれない。
(抜粋以上)
たまに見る報道系テレビや危機感を煽(あお)ることで部数を伸ばそうとしている雑誌を見ると、「モノは買うな」的な論調が主流となっています。
しかし、テレビも雑誌もモノづくりの会社からの広告収入がないと存在できないし、そして買い控えによりお金が回らなくなると収入が減って生活必需品すら変えなくなる可能性があります。(極端?)
やはり、ある程度のお金を使う必要があるのだと思います。
こんな時代だからこそ、上記の記事のようなぜいたくが価値を持つと思います。
そこで、あなたなりの贅沢をしてみては?
まずは、ちょっとしたものから。
もちろん、ぜいたくとムダ遣いは違いますので、注意してください。
浪費ではなくて自分への投資がよさそうです。
あなたのぜいたくを教えてください。
コメントへ記載してください、参考にしたいと思います。