KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

洗濯機考。

2016年03月11日 | 歳時記
我が家の洗濯機は
購入して5年になる。

うちの奥さんが
あれこれ悩んで
決めたように記憶している。

私のような者にも
使いやすく、幸い故障など
したことがない。

洗濯機ならS社製と
こないだテレビで言ってたが
見てみると家のも
S社製だった(今のA社)。

たとえば

電化製品を買うときなど
電気店を見て回ったり
楽天や価格ドットコムなど

情報を集めたりして
決めるのが普通と思う。
安いものではないので。

でも

我が家の洗濯機のように
何年も調子が良くて

これにして良かったねと
言ってるうちは良いが

これが一旦故障でも
しようものなら、

そしてその時の
メーカー担当者の対応が
ちょっと悪かったりしたら

あー。

S社製にしないで
X社製にすれば良かった。

などと考えてしまうのが
世人の常であろう。

一旦そうなってしまうと
これまでの快適な
洗濯事情も一変して

壊れた。

メーカーの対応が悪い。

といったS社製に対する
負のイメージだけがのこり

これまでの正イメージ。
良さ、便利さ、快適さは、
どこかへ葬られてしまう。

良かったことは忘れられて、
マイナスイメージだけが
残ってしまう。

あくまでたとえばの話だ。

人生はリセットできない。

だから
S社製の洗濯機にして
良かったのだ。

X社製にしていれば
もっと早く
壊れていたかも知れない。

もっと最悪の対応を
されたかもしれない。

ゲームの世界と違い
リアル人生はリセットできない。

右を選んで渋滞にはまれば
左を選ぶべきだったと悔やむ。

でも左を選んだら
もっとひどい
渋滞にあったかもしれない。

交通事故にあって
命を失うことに
なったかもしれない。

いま。

楽しかったり
苦しかったり

嬉しかったり
哀しかったりを

繰り返しながらも
なんとか道を歩んでいるのは

その時その時の
道の選択が
正しかったからだ。

幸い我が家の洗濯機は

これまで一度も
故障したことがない。

さすがは奥さんの見立てだ。kyokukenzo
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