KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

我慢。

2016年09月02日 | 韓国料理
わりと我慢づよい方だと
自分では思っています。

10歳の時、盲腸(虫垂炎)の
手術をしました。

腹痛の症状はなかったけど
先生が「盲腸だ」と
言い張るので従いました。

全身麻酔の注射を
背中に打ち込まれたときは
かなり痛かったけど

目が覚めたら手術は
終わっていました。

術後しばらくして。

傷のくっつきがおそく
回診で担当の先生が

ピンセットのような物で
傷口をグッと開いた時は
痛くて痛くて。

泣きそうになりました。
でも泣きませんでした。

回診が終わった時、
痛さで足の指がそり返り
全身汗ぐっしょりでした。

あとで看護師さんが
よく我慢したわね。
痛かったでしょう。

と、労ってくれました。

いま考えると、随分
乱暴な診察と思いますが
あの頃はあの頃です。

我慢しなくていいんだよ。

いろんな場面で
いろんな人がそう言います。

でも

人間、我慢しなければ
いけないときがある。

そして

我慢できないときは
なみだ枯れるまで泣く。

それは人に
いわれるまでもありません。

自分の心の
赴きに従うばかりです。kyokukenzo


※文中写真は本文の
内容とは関係ありません。
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