急行特急は行く…

涼風鈴子「はい、はよーざいますぅー。涼風鈴子どっすよ、“Morning on”どすよ。１２月最初の“Morning on”であります。師走ですが、インチキＤＪは毎朝、暴走中というつもりでいます」

ポポロンハエンジェルリング「そこも‘‘つもり，，かい？」

涼風「やはり‘‘イ為，，がキーワードですので。イ為走、ニセソウの“Morning on”です」

ポ「う゛っ！くるしぃ゛ー、その発言がぁーっ(首をおさえる)」

涼風「演奏、妄想、回送、偽走っていうじゃないですか」

ポ「言わないわ！な゛にい゛ってんだ、このインキチＤＪがぁーっ(落雷)」

涼風「昨今、番組放送中の落雷が多いので、このですねぇ。季節を考えましょう、今は冬。こちらはお湯ですね(プラスティク製の手桶が出て来る)」

ポ「まさかそれ、私にかけようってんじゃないでしょうね？」

涼風「正～解～(^0^)/」

ポ「(お湯をかぶる)やると想いましたよ、やると。相変わらず、犬パターン劇場ですねぇ」

涼風「ええ。ですから、(柴犬の面を被る)さんべん廻って(ポポロンハエンジェルリングの座っている回転椅子を三回回す)、あそーれ、ワンッ！(張手を顔面に浴びせる)」

ポ「いでっ！壊れてますな、今朝の番組は」

涼風「犬のインチキＤＪは壊れてしまって、ワオーン、ア゛ォーン」

ポ「終わったな。こりゃ」

涼風「はい、今朝はこれにて終わります」

「今日と明日の狭間に立ち、風に吹かれて揺れている。振り返るべきか、捨ててしまうべきか、決めかねて、揺れている。
今日と明日のどちらでもない、切り立つ崖のようなこの夜に、いっそすべてをあきらめてしまえと声がする。
さあ飛ぶんだ、息を吸って。
まだ、飛べるんだ。それなのに、恐れているのは飛ぶ事じゃなく、落ちて叩きつけられる痛みなんだ。
Ｆｌｙ．Ｃａｎ Ｉ ｆｌｙ？」
(篠原美也子“Ｆｌｙ”２０１０年　　より引用)

日付変わって間もない今、１１月と１２月の狭間に居る様な感覚と共に、始まった月をまたやれるか？、過ごせるか？空を飛ぶような気持ちにそれは似ている…とマニュアル言葉を並べつつ、いつか、この歌を引用した話を書きたいなぁと思っていたので、今、形にしてみた。
この引用歌に、ちょっと細工して、今日を歩み見て行く、路程標としたい。

“Fly.Can I continue to fly as same as yesterday”

昨日と同じように、飛び続けられるだろうか？
まだ見ぬ今日も明日も明後日も風にのり、翼を大きく広げた優雅に繊細に美しくゆっくりと羽ばたいて飛び続けたい。