きのうの午後から膝(裏側・ベーカー嚢)に水が溜まり始めました。
爺婆ともに身体のあっちこっちに痛みを覚えます。
一昨日の重労働(ショー)が効いたのでしょう、一日置いて今日痛くなるなんて、まだまだ若い証拠?でしょうか。
◇朝の作業をすべて終えてから、ケビンとカールの二頭を連れて動物病院へ行きました。
去勢手術後の抜糸のためと、狂犬病の予防注射を打つためです。
◇今回の二頭の若牡(10ヶ月)の去勢手術は非常に良い経過をたどっています。
一頭は従来通り、陰嚢を切開して睾丸の摘出を行いました。別の一頭は鼠経部を切開してそこから睾丸を摘出しました。
◇牡犬もマーキングをし始める生後9ヶ月頃では睾丸の発達も著しく、陰嚢の毛細血管も縦横に張り巡らされた状態となっています。
その頃からの去勢手術では、術後毛細血管からの出血で陰嚢部分が大きく腫れる事が往々にしてあります。出来るだけその様な事の
無い様に、止血には十分な注意を払って頂きましたので良い結果が得られたものと思います。
陰嚢の肥大は犬にとって非常に煩わしく、舐めて傷が悪化することもあります。(出来るだけ、エリザベスカラーなるものは使いたくない
ものです)
今回の手術の結果から、幼齢期の去勢手術では従来通り陰嚢を切開する方法でなんら問題は無いものと思われますが、マーキングを
する頃から成犬になってからの去勢手術は、陰嚢を切開しない他の方法をとった方が絶対に良い結果が得られると確信させられました。
病院ではエリザベスカラーの用意をして下さいましたが、丁寧にお断りしました。手術が完璧に行われていれば、また飼育環境が整って
いれば、殆どの犬は術後の傷を舐めるものではないことも、多くの経験から良くわかっています。
◇まだ雨の降りださない午前中、たっぷりと、牡たちを中心に遊ばせました。
◇現在、同じメーカーのフードの中から幾つかの品種を選んで試用を重ねています。
◇使い比べてみると、その違いが良くわかります。
日常的に使っているラブラドール専用のフードでは、あらゆる条件下で便の緩くなることは滅多にないものです。
ところが、別品種の大型犬用のフードを同じ様に使って比べてみると、軟便~下痢状~水溶性の下痢便への移行が早く現れます。
◇敢えて、腐りかかったレバーや、脂肪の多量に付いた豚の骨、そして馬肉などを健康な♂に与えて試してみます。
脂肪の多い骨や馬肉などではすぐに(即日)反応が現れ下痢のような症状になってしまいますが、レバーでは一日遅れて症状が現れます。
ラブラドール専用フードではなかなか症状が出にくく、別品種の大型犬用フードではすぐに症状が現れるのも面白い結果です。
色々なテストを重ねてみて、データをもとにいつかメーカーに質問をぶつけてみたいと思っています。
◇それにしても牡達にとっては迷惑な話です。
気の毒に思うこともありますがやっている方は結果が出るのが面白くて、ついつい夢中になって犬達のことは忘れてしまいます。
いつかバチでもあてられるのではないかと思っていますが、、、どうでしょう?
ある方(オーナーさん)に進められて試用していた、水に加える(添加剤?)ある種の物質に関して結果がまとまって来ました。
ある種の犬には良いものと思われますので、飼主さん対象の臨時ニュース(Eメール)で流そうと思っています。
といったところでしょうか、本日は。
里親さんを募集しています
新しい家族を探している二頭の男の子がいます。
1番目2007年8月20日生れ(2歳8ヶ月) イエロー 男の子(かなり元気者)イギリスからやってきました 去勢済みです。
2番目2008年11月16日生れ(1歳5カ月)イエロー 男の子(明るく温和です)日本生まれ 去勢済みです。
室内飼育が可能なご家庭で飼育経験は問いません、簡単な飼育報告書を記入(報告)できる方を希望いたします。
当該犬に関して面会は随時可能です。ご質問などは、お手数ですがお電話
またはEメール
にてお願いいたします。
※二頭共に確かな血統で、トリプルスターの所有犬(使役犬団体・リジェクト犬)です。
※牝をご希望の方は、近々募集の可能性があります。ご希望をおよせください。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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