ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ いつものように賑やかな~土曜日・・・

2010年08月07日 | トリプルスターの日常

  
旧盆の前の土曜日、高速道路情報ははやくも帰省の車の大渋滞を知らせています。
陽の上がる前の運動場、小鳥達の声をかき消す様な蝉の大合唱、広場には沢山のアキアカネ。
八時になるとお約束の方達の車が次々に到着されました。
T君の面会、ブラン君の入舎(ショートステイ)、県外からの障害犬のご相談と、捻じり鉢巻きのポンコツは忙しい午前中でした。
一段落して冷たいお茶を飲みながら、愛犬が可愛くて堪らない飼主さん達其々の出会いがあって、そして楽しい語り合い(犬談義)。
足もとに静かにうずくまって話を聞いている犬達の顔は、ず~~っと悪戯っぽく笑ったままでした。
     
◇十時過ぎ、来訪者達が全て帰って子犬達は二回目の遊びでランを駆けまわっていました。益々元気です。
      
◇一旦帰宅し出直した午後、ステイ中のブンと今日この夏二回目のステイに来たブランを対面させてみました。
犬同士の社会化に不足気味のブンは、他の牡達と打ち解けるのがどうもうまく行きません。
すぐに人を頼って、それを無視されると、纏わりつきや飛びかかりなどの問題行動が見られます。
初めて会うブランにも、緊張が先に立ってしまい上手く挨拶が出来ませんでした。
二頭の鼻の色が茶色になっているのが気になります。(夏バテでしょうか?)完璧に健康ではない証拠ですから、、、、。
     
◇三時を回って日が陰りはじめました。
と云っても気温は未だ35度を上回っています。そんな高温のなか、牝達の出番です。
ベス(14歳)ノア(10歳)は元気そうに見えますが高齢になって体温調節機能が低下しています、注意して観察しなければなりません。
もしもの時に備えて、ポリタンクに入れた大量の水も怠りなく用意しておかなければなりません、使われない事を祈りながらも、、、。
     
◇そんな心配をよそに、ベス婆さんは相変わらず元気でした。
耳が殆ど聞こえなくなっているので、音えの反応が鈍く、それが幸いしておっとりと構えていられます。
気の向くままにあちらこちらとぶらぶらした後は、場外を向いた恰好で伏臥の姿勢に。決して反対向きの姿勢をとらないところに、元祖
リーダーとしての風格と貫禄がうかがえます。たいした婆さんですよね。
     
◇もと盲導犬、いま問題犬のノアちゃん。黒いので沢山の蚊が寄って来て大変です。
さしあたっての仕事も無く、暫らくぶらぶらさせた後は扇風機の回るサークルに移動。
他の牝達と馬鹿遊びをすることも無く、一見所在無さ気です。
いつも人にくっついていたくて犬と遊ぶことが好きではない?これもまた困ったもので、職業病から脱却できるのはいつのことやら、、、。
     
◇既にお腹を満たしている犬(牝)達は、涼しさの感じられるようになった芝の上で夕方までのひと時、三々五々くつろいで過ごします。
粗末な木(梅)の枝ですが、ベスとノア以外の牝達すべてが玩具にして抱えているのは微笑ましいもの。
ビーバーのように噛んで砕くことによって顎の力も抜けて、ストレス解消のために大いに役立っています。
     
◇今日は湿度が低く、犬達はハアハアとパンチングすることも少なく大いに楽しかったようです。
とは言え顔の周りから胸にかけては、目に見えず吐く息で汚れています。
また前肢(前腕)の毛は、ヨダレなどが垂れて更に汚れているものです。
就寝前(収納前)に軽いブラッシングをしてから、固く絞った濡れタオル~乾いたタオルを順に使って、顔から頭部そして胸部と拭いた後
、忘れずに前脚も拭いてあげるようにします。
それをやらないと、寝ながら無意識に脚を舐める行為に発展して、酷いのは毛を抜いてしまうことにも繋がりかねません。
     
◇夏の時期犬を健康に保つ秘訣は、飼育環境の湿度を出来るだけ下げることと、あちらこちらと連れ回した日は特に入念なケアを怠ら
ない事ですね。そして充分に休ませる(一定時間の熟睡)ことです。
エアコンなどの効かせ過ぎで犬の身体を冷やし過ぎるのはもっとも良くないことです。
就寝時の長時間にわたる身体の冷えが、徐々にストレスに繋がっていること等を大いに考えてみても良いことですね。
ケージに収納せず部屋の中に出したままにしている犬は、色々な面で特に注意する必要があると思います。
     
◇よく質問が有る、黒かった鼻の色が薄く抜けてしまう原因の一つには「ストレス」が大いに関係しています。
薄くなって暫く戻らなかったり、濃くなったり薄くなったりを繰り返す個体には健康上の問題が考えられますので、夏の間は特に注意する
必要があるかもしれません。
もともと鼻の色の薄い個体や、ピンクの鼻の色の個体は(色素が関係していますから黒くなりようがありません)別の見方で健康度を判断
する必要があります。
身体の弱った老犬や、もともと鼻の色の薄い個体の鼻の色が濃くなるのは今、夏の一時期です。
もともと薄い色の鼻の持ち主、そして14歳の老犬であるベスの鼻がここ数日で黒くなって来ました。
特別なにもしていませんが、いろいろな面でストレスを感じなくなっているからなのかもしれません。
重い病気(癌など)の犬の鼻が黒ずんでくることがあります。何かのサインであることに違いはありません。見落とさないことですね。


お知らせ チョコレートカラーの子犬(5月22日生れ・牡と牝各一頭)をお譲り致します。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
お渡し時期は8月下旬(生後90日目以降)。二回目のワクチン接種、マイクロチップの装着が済んでからとなります。

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。 内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
(メールなどでは十分に伝わらないことがありますので)ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
をお願いいたします。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp


Websiteへは此方から。

一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。


そして此方にもにほんブログ村ポチッと一押し願います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする