台風4号の余波は続いています。
朝からムンムンとしていて、湿気に弱いポンコツはまさに青息吐息の状態です。
つくつもりの無い溜息がフッと漏れて、、、、取り繕うのにも苦労してしまいます。
写真は昨日の夕方、夕立の後の東の空です。
ダブルレインボーがしばらくのあいだ、完全なアーチを描いて目を楽しませてくれました。
今日の空はどうってことない曇り空でしたが、はやくも刷いたようなすじ雲が秋の気配を感じさせてくれます。
夕方、作業が全て終わって。西の空高く、御巣鷹の方向にむかって手を合わせました、、、。
◇子犬達の朝の日課もお相手するのに疲れてきました。
どんどん育って重くなって来るにつれ、家から運動場まで運んでくるだけでも爺や婆あにとってはかなりの重労働です。
しかし、この作業をやるかやらないかで子犬達の成長が変わるため、身体に鞭打ってでも止めるわけにはいきません。
◇昨日の夕立ちでランの芝はびっしょりと濡れていました。
こんな状態だと子犬達は大喜びです。少し走っては、まるでヘッドスライディングでもするように濡れた芝に倒れ込みます。
◇身体が濡れるのが気持ち良いのでしょう。
芝に着いた露を舐めては呑みこむ動作を飽きもせず繰りかえしています。
そうとうに野生児化してきた子犬達、だんだん知恵もついてきて、帰りの呼び掛けにはすたこら反対方向に逃げるようになりました。
まったくどうして、、、可愛いもんです。
◇夕方になって家に帰ると、ある方からの電話が入っていました。数年間のあいだ、暫く連絡の無かった方からの電話でした、、。
こんな電話は良く無い知らせに間違いなく、可愛がっていた12歳の牡が突然亡くなったとの知らせでした。
この犬は以前からとても気になっていた牡で、最初の飼主が事情があって飼えなくなったものを戻して戴き、暫くのあいだリハビリをして
から「里親」を希望していた家族に譲ったものでした。
一人っ子家族のそこのご家庭にとって、行ってからの牡はかけがいの無い存在だったと思います。
定期的に楽しげな連絡が(外国に行ってからも)続いていましたが、ある時を境にプツっと音沙汰が無くなり、、そして今回の連絡が最後
の会話となってしまったのですが。
まったく、なんてこった、、、。虫の知らせで気になっていましたが、、、やっぱりと言う落胆は、経緯が経緯だけに心に重いものでした。
決して人を裏切らない動物を相手にしていると、こう言う人間の仕打ちによく会うものです。人を(当事者を)責めたり恨んだりする気は、
この年になればまったくありませんが、、悔恨だけは痛みを伴って深く心に刻み込まれます。手元に置いておくべき犬だったのでしょうね。
◇秋がやって来ます。この時期になるとレバー(豚)を購入する機会がぐっと増えます。
子犬から老犬まで、「躾け始め」や「躾け直し」に良い時期がやって来るからです。
◇我が家の犬達はレバーの欠片にめがありません。
茶色い色をした強烈な香りのこの欠片さえあれば、子犬からヨボヨボの老犬まで、まるでハメルーンの笛吹き男のように自在に操れます。
◇作り方?
新鮮な豚レバーを肉屋もしくは肉卸商から仕入れます。
その日のうちに清水で洗い血を流し、常温になったものを幾つかに切り分けます。
たっぷりの水から煮て(圧力釜でも良し)、火を止めてそのままさまします。
冷たい水で良く洗い、布巾で水分をとってから、へちの部分をナイフで削ぎ落してかたちを整えます。
一かけら一欠片が触れ合わないように、丁寧に布巾でくるみ、ビニールの袋に入れて口を閉じづに冷蔵庫で一週間ほど冷やします。
途中包んである布巾を交換することもありますが、シットリと乾燥気味に出来上がれば小さく切ってタッパーなどに入れ、再度冷蔵庫
に保管します。
◇ポンコツが包丁を握ったり洗い物をしていると、くっついて離れないのがキッチンの怪人(怪犬)クラウスとベスです。
御二人さんともに耳は殆ど聞こえないのですが、その代り鼻が利きます。
食べ物の事に関してはどんな場合でも隠し事が出来ないので、痛し痒しと言うか、、痛いことだらけです。
亡くなったと言う連絡が入ったのは、ベスの息子(最初の子供)でした。母親がこんなに元気なのに、、残念で溜まりません。
◇13歳になるある牝が神経痛を抱えてしまいました。
飼主さんにアドバイスして、こんな写真が送られてきました。患犬の体重を適正に保つために正しく計量された給餌内容です。
適量のドライフードにはカルシウムとミネラル成分に富んだ水(10%の牛乳水)が適量(約200cc)加えられています。
コラーゲンやヒアルロン酸、コンドロイチンなども粉体にして加えられているようです。
末梢神経(馬尾神経)の障害に効果のある薬も、その(患犬の)状態での適量がすり潰されて加えられています。
◇老犬や障害犬の飼主は、子犬を育てあげた時に立ち帰ったような気持ちで爺さん犬や婆さん犬を可愛がります。
穏やかに穏やかに、いつまでもいつまでも長生きしてくれるようにとの願いを込めて、、。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
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