湿度が高いのか空気が冷たく感じられる一日でした。
一週間の疲れが溜まって来ている様に感じられます。
肩の凝るのを我慢して、少し厚着をしてみました。
午前中にE君と言うブラックの牡が来ました。
一ト月前に、跛行が出たのと痛みを訴えた理由で相談に来たWan君でした。
その時に体重を減らす様にアドバイスしたのですが、残念ながら期待したほど減ってはいません。
飼主さんもバツの悪そうな顔付きをしていましたが。
※フードを減らして(一月も経って)体重が減らない原因は、、、運動不足、、?
聞いてみたところ、散歩の時間(遊んであげる)が短過ぎます。
散歩したがらない原因がWan君の方にあるような様子でしたが、、、、。
工夫して、一日90分程度は散歩(屋外運動)していただくようにお話ししました。
一番運動しなくてはならない時期に運動が足らないと、肥るだけではなく、色々な面(身心)に問題が起こり易くなります。
考えて頂きたいなと思います。
◆時間が無くて運動させられない⇒給餌量は(活動時と)変わらず⇒徐々に肥満⇒飼主さんは気付きにくい⇒明らかに肥満
⇒その頃になると、重い体重を支えなくてはならず、関節や筋肉などに負担が増していて⇒関節の変形や腱の変性が起こる
⇒関節炎や靱帯の損傷(断裂を含む)が起きて⇒僅かな事が起因となって跛行に至ります。
(給餌量が少ないと言う事は、カルシウムやタンパク質などの栄養の吸収も充分ではないと言う事です)
肥満状態が継続的になると⇒内臓機能等が正常に働かない⇒免疫力の低下⇒壮齢期から脂肪腫ができたり内臓疾患が
起きたり、健康体(正常な身体)を失います⇒間もなくして悪性腫瘍の発生や神経症、関節疾患等を起こし易くなります⇒
歩行不能や各種疾患を抱える⇒更に運動不足⇒やがて短命に至る。
病気や怪我は、その時のことが原因なのではなく、随分と前から徐々に身体が蝕まれていたから発症するのです。
ほんの少しボール投げをしただけなのに、、、、ちょっと果物をあげただけなのに、、、、楽しく泳いだだけなのに、、、、
雪の中で走りまわっただけなのに、、、、なんで、なんで?????
怪我や病気になったWanちゃんの飼い主さんは、口をそろえて、そんな風に仰るそうです。
そんな時の獣医さん達はとっても困るそうですが、なかなか事実(根拠)と繋がるお話しは、し難い面があるのだそうです、、、。
躾けと同様に健康管理にも気を使って戴きたいですね。
屋外で暮らす犬達を屋内に入れて飼うと言うだけで、ある種のストレスが犬達にはかかっています。
更に、衣類を着せたり、常に首輪をつけていたり、、過剰なグルーミング等によって刺激され、犬の健康体は損なわれます。
何も手を加えない、ナチュラルに、、と言うことも愛情(表れ)の一つなのではないでしょうか?
友人の飼っていたラブラドールの話しですが、長い期間とてもシャイな子と言われていました。人見知りするんですね。
ある時相談を受けて、そのワンちゃんを拝見しに海の近くの街まで出かけました。(当然釣りも兼ねましたけど、、、、)
遊んでみると、飼主さんの言うほどシャイな子ではありませんでした。着せられていたシャツの様なものを脱がせてあげて、
長い時間砂浜をオフリードで散歩しました。時々流木を海に投げてとって来させたりして、楽しく遊んだのですが、顔付きが変
わったと友人が驚いていました。何が原因で明るい顔付きに変わったのかは判りませんでしたが、シャツだけは着せないでと、
犬好きな奥方様に頼んでおきました。 犬も何かを身にまとうと、肩が凝ってしまうのでしょうか、、、、、、。
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◆今年も「各種リハビリ」に関してのご相談を毎日お受けいたします。
電話やメールでのご相談は全て無料です。
飼主さん自身がリハビリする場合の適切なアドバイスも行っています。
是非正しい方法でのリハビリに挑戦してみて下さい。
※Wanちゃんの御求め先(ショップやブリーダー)との調整(リハビリを行う事への同意を得てから)を済ませてから
ご相談頂く方法が、スムースに進行します。
ご愛犬をお預かりしてリハビリする場合(有料)は、リハビリ期間によって費用が異なります。
リハビリの内容に関して、詳細をご相談下さい。
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