雨が上がって、午後から晴れて暑くなりそうな気配です。
こんな日が続くと、あれやこれやと段取りを決めるのに頭を悩ませます。
今日は旧暦の端午の節句、一日が終わってゆっくり入るお風呂には、運動場に生える菖蒲の葉を束ねて浮かばせてみましょう。
と、ポンコツの段取りは一日が終わって何をするかから始まります。
歳のせいか、じゅうぶんに可笑しいですね~、我ながら呆れていますが、、、、、、、、、。
「ほととぎす 待てど来鳴かず あやめぐさ 玉に貫く日を いまだ遠みか 」
万葉集に大伴家持の詠った歌ですが、、、。
ホトトギスが来るのを待っているのだけれども、一向に来て鳴こうとしません。あやめぐさを薬玉(くすだま)にさし通す日がまだ遠いから
でしょうね~。 と云う意味だそうです。
先週来、家の近くではカッコウの声と、ホトトギスの声が時をたがえて良く聞こえます。
甲高いカッコウの声は、夜も明けきらぬ丑三つ時に啼かれたひにはいささか興醒めですが、遠くで啼くホトトギスの声は確かに奥ゆかし
く聞こえます。
平安の昔、雨にけぶる遠くの山で啼くホトトギスの声を、人々が尊んだと言うか愛した気持ちは、田舎に住んでみるとよくわかります。
都会ではホトトギスの声を日常的に聞こうと思っても、今ではとてもとても無理な話でしょうから、、。
その平安時代の昔から旧5月5日の端午の節句には、邪気を祓い疫病を除き虫の毒を避けると云う意味で「菖蒲湯」に入っていたと言
われています。また、根をきざんで酒に浸し、「菖蒲酒」としても飲まれていたようです。
「菖蒲湯」「菖蒲酒」は、昔から人々の健康に役立つものとして端午の節句に行われていましたが、最近は田舎でもこの行事は忘れられ
ようとしています。残念なことですが、いろんな意味で、昔に比べて余裕と云うものがなくなっているのでしょうね~。
◇所用があって上京、梅雨空の都内をウロウロするのは余り気が進まないもの。思い切り涼しげな恰好で出掛けました。
上野駅で下車、地下鉄を何本か乗り継いで三か所の仕事先へ、会う人達ことごとく疲れている様子、お気の毒さまです。
◇広島に行った「はなこ」嬢の飼主Nさんから微笑ましい写真と近況を綴ったお便りが届きました。嬉しいですね~。
◇満一歳の誕生日を迎えて、先住犬の○○ちゃん(名前忘れました)と一緒に、お祝いして貰ったようですね~。
◇お風呂マットの敷かれた部屋で、毎晩爆走?してはコロンと寝てしまう毎日を送っているそうです。
そんな子供の様子を広島弁で「ねくじ」と言うんだそうですが、はなこ嬢の母上であるアンジェラにもそう言えば似たところがありましたっけ。
◇はなこ嬢の飼主Nさん夫妻は、とても前向きな考え方の持ち主です。
根気良くはなこ嬢をトレーニングして、ボランティアのお仲間達と施設を訪ねて色々な人達を癒してまわっています。
休日にははなこ嬢を伴って、そぉ遠くないところの山に登ったり、川に泳がせに行ったりしているそうです。
犬が好きで長年犬に触れて、きっと「犬の飼い方・犬をつくる方法」が良くわかっていらっしゃるのでしょうね。
素晴らしいことですね、ポンコツにとっては思わぬ嬉しいプレゼントでした。
◇犬の社会化は年齢とともに進んで、飼主の後押しで徐々に進化(成功)へと導かれます。
飼育されている環境(家庭)以外の多くの場所へ、屋外から屋内を問わず出来るだけ沢山の場所に飼主と出掛ける犬達は教えずとも
良く人に馴染み、穏やかな犬になるようです。
半日や一日中かけた犬との行動は、犬に飼主を観る余裕を与えます。リーダーである飼主の心の動きや判断力などを、犬はその六感
で感じとり、頼もしいリーダー(飼主)には心からの信頼を寄せ、結果的にものをよく理解する良い犬が出来上がります。
野や山や海や川での長い時間をかけた行動(歩きまわる)は、ラブラドールと言う犬種を飼うにあたっては絶対と言うくらい必要な事です。
一歳から二歳を過ぎて身体の出来上がった犬達は短時間の散歩をストレスと感じるようになって、自分本位の散歩の形を作り上げよう
とします。リーダーシップに欠けた(それを意識していない)飼主が行う散歩は、けっこう潜在的に多くの問題を抱えているようにみえます。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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