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明日(24日)、引き続き【3周年記念オーケストラ盛り30円】です。
後、人員不足で26日(木曜)は臨時休業になりそうです。
表題の“20%”
日本で新規ラーメン店が3年間生き残る確率です。近年ずっとこの辺りで推移しているそうな。。。
3年以内に8割が潰れているんですね(^-^;
私も他店へよくいきますが、色々見てきて個人的には3年というより“半年”が分岐点なイメージです。オープン景気が終わってからの落ち込みが…
2014年10月23日オープン。オープンして2週目には冷え込みました。1日30杯も行かない日々。最初の2か月は20万の赤字×2…
鶏なんて扱った事なかったけど「簡単だろう」と高を括ってましたし、「ラーメン店を開く事ができた」事で浮かれてたし1つの目標を達成して安心していたんですね。
リピーターなんて皆無。焦って毎回レシピ変えて、でも簡単に思うようにはいかない。ただでさえ売り上げ少ないのに毎日試作。「辞めたい」と思った事は1度もないですが、「このままじゃ辞めなきゃいけない」。いよいよ、「このスープが仕上がるまでは他に目を向けさせよう」と他メニューを増やし始める…
半年ほど経ったある日、昼営業9杯(ランチタイム3時間で10杯出ない日がザラでした。15人来たら「今日は結構来た!」最低は6杯…)に終わり、17:30から夜営業…待てども誰も来ない。閉店間際にやっと親子2名様がご来店。昼9夜2で11杯売り上げ1万円弱(コレが最低記録)。心は毎日折っていたので免疫は付いてましたが、お客様が帰られた後器を下げようとした時に半分残ってるのを見て…もうこれは無理だ。自分の力では間に合わないと。
時間と熱意をかければきっと上げていける。でも現実的にそれまで店は持たない。
鶏白湯の業務用サンプルを取り寄せました。無難なコレで当面を凌ぎながら、その間に自分のスープを試作して出来上がったら入れ替えよう…じゃないと間に合わない。店が存続できないと。
バイトと味見。まあコレなら無難にいける不本意だけど一旦妥協するしかない…その時、オープン初日からのバイトの子が「lalalaの方がおいしいです!こんなの飲みたくありません!」
「忙しくなるまで時給100円に下げてください!」「月1万でいいです!」と毎日出続けてくれた子(勿論下げませんが。この頃は皆に心配かけました…)に助けられたんですね。「よし。潰れるのが先か、仕上がるのが先か、もう1回全力でやってみよう!」
(元気でやってるかなぁ…)
寝る直前まで全部ラーメンに投入しました。毎回のようにレシピを変え、一進一退しながら少しづつ鶏が分かってきて、皆無だったリピーターが増えてきて…13か月目についに初めて利益が出て(笑)
今はもう週末には100人前後来るように(昨日も100超えました感謝m(__)m)なり、店が潰れる事もなくなりましたが、客が途切れた時思い出すのはやっぱり4時間近くボーっと玄関を見続けていたあの日だったりします。。。
と。よく20%に残れたなぁ…と感慨に耽りながら。まだまだヒヨッコですし、まだまだ研究し続けにゃならんですが。
ちなみにラーメン店が10年生き残る確率はおよそ6%だそうです。
立ち止まる余裕はないですな(^-^;
これからも“ウチらしい”“個性的な”一杯を。
近々、2周年の頃にも書いたメニュー紹介記事書きます。
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では。4年目もよろしくお願いします♪
(毎年1色増やしてます。水色→黄緑→オレンジ→むらさき)