舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

波乱のF1グランプリ

2009-05-10 23:47:20 | 徒然話
骨髄バンクの団体出演曲の衣装は、とりあえず全部手配が済みました...ギリギリですけど(汗)。
いえ、もっと遥かにギリギリなのは、我々二人のデモ衣装です。正直言って間に合う自信がありません。まぁ、いつだってデモは最も後回しにされる案件ですから、余裕を持って出来上がったためしがないのですが。

デザインはかなりのところまで確定しています。ただし、手に入るアクセサリーによって、どの生地で作るかが変ってきます。...そういう段階です。
もし、骨髄バンクのスタジオM一曲目が矢板北校OB会「ロケラニ」でスタートしたら、デモの衣装が間に合わなかったものとご理解ください(笑)。
ロケラニの皆さんの踊りも曲も衣装も十分に素敵ですので、「一曲目からご期待ください」ってとこは変りませんよ

しかしながら、波乱しているのは我々だけではありません。
今季のF1も十分に波乱しまくってます。

第一に、いきなり出てきたのに一年目でとんでもなく活躍してるブラウンGPって何者
...いえいえ、「ブラウンGP」という名前は初耳でも、よく見ると彼らはルーキーではありません。
昨年、資金難から泣く泣く撤退したホンダのチーム代表であったブラウンさんが、私財を投じて(だからマシンのボディの広告も少ないでしょう)立ち上げたチームなのです。
だから、チームメンバーはドライバー以下、去年までのホンダをほとんどそのまま引き継いでいます。

なのにこの活躍は何なのでしょうか。いつだってブラウンGPのレモンイエローの車体(しかし「ブラウン」GPなんだから車体もブラウンの方が分りやすいんじゃないか )が前方を占領しまくっています。
今日のスペインGP決勝だって思い切りフロントロウでした。
嗚呼、ホンダ時代からこの成績だったら、ホンダも撤退なぞしなくて済んだろうに...。

まぁ私はさほど詳しくないんで、年末年始を挟んだ休戦中に目覚ましいマシン開発が行われたとか、いろんな要素があっての成績なのでしょうが、知識が無い分「ホンダの偉いさんに自由を抑制されてたブラウンさんが好きに采配を振るえるようになってみたら実はとんでもない天才指揮官の才能を発揮しちゃった」とか想像するしかありません。
すいません、ホントにただの浅学者の想像です。...もっとマシンの事とか詳しくなりたいものだ...。

それにしてもこれまでの数年間、天下を独占状態だったフェラーリ様およびマクラーレンが今季いきなり苦戦を強いられてるのは謎でしょうがありません。
ああぁ、そんなこと書いてるうちに今日もキミ(フェラーリ様のドライバー)が途中棄権してしまった...
昨年あれほど憎たらしく(失礼)活躍していたマクラーレンのハミルトンさえ、てんで後ろの方に行っちゃってます。ニヒヒヒ...いえ、これは喜ぶところじゃないな。疑問に思うべきシチュエーションですな。

昨年まで独占的に王者を争っていた2チームの4人のうち、比較的安定しているのはアロンソとマッサでしょうか。
でもまあ、マッサはもともと天下のフェラーリ様なのに成績におそろしく波のある御仁ですからな。シーズンが始まったばかりの段階ではちょっと何ともいえません。
そうするとやはり、落ち着いているのは私の好きなアロンソってことになりますか。彼は今まで同様、「マシンの出来はアレなのに卓越したテクニックで上位に食い込んでる」と評されてます。
本来、高い技術を持つドライバーだからこそ、マシンの出来とかいろんな要素に左右されない成績を出せるのでしょう。

それを考えると、今回のフェラーリ様は出来が良くないのでしょうか?
どうも最近F1界はあまりにもお金がかかることが憂慮され、資金に上限を設けたらどうかとか、エンジンを統一したらとかいう話が持ち上がっているらしく、リッチなフェラーリ様が「そんなんヤダ」とゴネているとかいないとか(※エンジン統一論に対して「だったら撤退するもんね!」と言ったのは事実らしい)。

無責任にテレビ観戦しているだけの私個人からしたら、F1はゴージャスでなんぼ、この不景気な世界じゃもう希少な存在なのだから、F1くらい変らずゴージャスでいてほしい気がしないでもないのですが、スーパーアグリの悲運を思ったら、もう少し経済観念を持った方が皆のためなのかもしれません。
でも、そうすると天下のフェラーリ様あたりは逆にやりにくくなっちゃうんだろうなあ。トレーラーとかもずば抜けてゴージャスだし。
そもそもスーパーカーって、経済観念の対極にある存在ですものね(笑)。F1にはいないけど、あのランボルギーニ閣下など、「ひたすら走りのために経済性その他もろもろをみな犠牲にした」と臆面無く言い放ってますから。
そこまで徹底した美学、私は好きです。自分にはとても出来ないんで、分相応に観るだけにとどめてますけど。


結論。
どれほど世知辛い世の中であっても、いえこんな世の中だからこそ、F1はそのリッチでゴージャスな在り方を変えないでいただきたいものです。
浮世離れしたF1の存在が、私達に夢を与えてくれるのですから。

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