舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

二転三転

2009-05-15 03:45:19 | ダンス話&スタジオM
昨日「なんとかなるかも」という展開だった我々のデモ衣装が一転、暗雲が立ちこめる展開になってまいりました(汗)。
納得いきかねるものを着るくらいだったらデモは中止ッという発想の人間が着る物ですので、簡単に作ったり買ったりできないんですよねぇ。

あ、ちなみにデモ衣装だけでなく、うちの衣装はすべて「どこかの既成のデザイン」なんてことは絶ッッッ対にありません。
ただでさえ滅多に満足のいくシルエットの服になかなか巡り合わない母マミちゃんですから、まことに残念ながら、既成のデザインで彼女のお眼鏡にかなうことは、ほぼ無いと言っていいでしょう。

そういや彼女は数日前にも言いましたっけ。
「ほんのわずか位置がずれるだけで格段に体型がよく見えたり悪く見えたりするデザインがある。なぜ、世の中の多くの人がそれを気にしないのか、私には理解できない」と。
そう言った彼女が着ていたのは、素材が気に入って何度も買い求めている同じお店の同じようなデザインのトップス(※この人はたまに気に入ったものが見つかると同じものを大量にゲットします)で、本人に言わせると「最初に買った一枚は形が良いが、後から買ったのはどれもイマイチ」なのだそうな。
そのトップスは私が見ると一見、ほとんど違いが無いようにしか見えません。しかし実際に着た姿を見れば、この僅かな違いゆえに確かに腕の太さや長さすら違って見えるのです。

ですから、たとえば何かすごく素敵な服に巡り合ったとして、同じものをそっくり再現しようと思っても、その違いを見極める目がなければわずかな差異がまったく違う代物を作り出してしまいます。
もっとも、それほど優れた観察眼を持っている人なら、何かの真似をするより自分で考案した方が良いものを作れるかもしれませんね(笑)。

とはいえシルエット魔王(?)のマミちゃんも、優れた既製品を見るのは大好きです。
それをソックリ真似することはまずありませんが(第一それらはフラともベリーダンスとも無関係のジャンルであることがほとんどです)、彼女になにがしかのインスピレーションを与えてくれているのは確かみたいです。

最近では、疎い私もだいぶファッション雑誌を見て「着る人を美しく見せる服と、美しく見える理由」を言い当てられるようになってきました。
まぁでも、「美しいダンスが見極められる人」と「美しいダンスを踊れる人」は必ずしも同じではないので、自分で考えだすのはやっぱり無理ですけどね。
とはいえ、美しく踊るためにはまず見る目を養うことが必要不可欠。見る目さえ正しく備われば、自信が美しく踊れるのも決して夢ではなくなります。
ということは、こんな私のファッションセンスだって、まぁ最初の一歩を踏み出していると言えなくもないですね。

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