私の尊敬する人の一人、『グルーブライン』パーソナリティーとしておなじみのピストン西沢さんのブログの記述に目が止まりました。
ぴすちゃん劇場(3月6日の記事)
ピストンさんは美味しいものをこよなく愛し、ご自分でそれを作れるだけでも充分尊敬に値しますが、なんと美味しいものを召し上がるためにトレーニングをなさっているというのですから、本当に素晴らしい方です。
そして、バルセロナの陸上代表選手だった方の提唱として、ピストンさんがブログ上で「運動に効果的な歩き方」を動画つきで公開したのが、上記の記事です。
是非ご覧になってみてくださいね。
ウチの生徒さんで、動画の下の解説をお読みになった方は、「んんん? どっかで聞いたような...」と思われませんでしたか。
そうです。これは我々がレッスンで口を酸っぱくして言っている、正しいフラの姿勢です。
もちろん「歩き方」と「踊り方」には違いもありますが、解説を読みながら実際に動画を見てみると、ウチで正しい踊り方として説明しているものと、かなりの共通点を見出すことが出来るでしょう。
とりわけ具体的に注目したいのが、以下の2点です。
膝を必要以上に持ち上げない。
上半身~地面がまっすぐになっている。
これは運動効果が期待できるだけでなく、身体を痛めるおそれが最も少ない方法と言えます。
当然と言えば当然ですね。いくら運動になったって、身体を痛めたら元も子もありません。
後半に紹介されている悪い歩き方と比べれば更に分りやすいです。
要するに「悪い歩き方」とは「何かが不足している状態」なのではなく、「何かが余分な状態」(ここでは膝を不必要に上げていること)なのです。
「運動効果の高い歩き方」というと、ともすればもっと激しい(大きな)動作で歩くのを想像してしまいそうですが、良い歩き方の方がずっと動きが少なく、むしろ自然に見えます。
なのに、こちらの方が運動として効果的なのだそうですから、面白いものです。
同じことがダンスにも言えます。少なくともフラではそうですね。
余分をすっかり取り除いて、身体にかかるダメージが最も少ない状態こそ、人間の身体にとって最も自然で、それ故に最も美しい踊りになります。
なんだか禅問答のように聞こえるかもしれませんが、フラという踊りは、一生懸命「運動に役立てよう!!」と発想することをやめ、自然な状態を心がけて踊れば踊るほど、しかるべき筋肉が鍛えられるというダンスです。
これはぜひ、フラをたしなむすべての方に心していただきたいことです。
ぴすちゃん劇場(3月6日の記事)
ピストンさんは美味しいものをこよなく愛し、ご自分でそれを作れるだけでも充分尊敬に値しますが、なんと美味しいものを召し上がるためにトレーニングをなさっているというのですから、本当に素晴らしい方です。
そして、バルセロナの陸上代表選手だった方の提唱として、ピストンさんがブログ上で「運動に効果的な歩き方」を動画つきで公開したのが、上記の記事です。
是非ご覧になってみてくださいね。
ウチの生徒さんで、動画の下の解説をお読みになった方は、「んんん? どっかで聞いたような...」と思われませんでしたか。
そうです。これは我々がレッスンで口を酸っぱくして言っている、正しいフラの姿勢です。
もちろん「歩き方」と「踊り方」には違いもありますが、解説を読みながら実際に動画を見てみると、ウチで正しい踊り方として説明しているものと、かなりの共通点を見出すことが出来るでしょう。
とりわけ具体的に注目したいのが、以下の2点です。
膝を必要以上に持ち上げない。
上半身~地面がまっすぐになっている。
これは運動効果が期待できるだけでなく、身体を痛めるおそれが最も少ない方法と言えます。
当然と言えば当然ですね。いくら運動になったって、身体を痛めたら元も子もありません。
後半に紹介されている悪い歩き方と比べれば更に分りやすいです。
要するに「悪い歩き方」とは「何かが不足している状態」なのではなく、「何かが余分な状態」(ここでは膝を不必要に上げていること)なのです。
「運動効果の高い歩き方」というと、ともすればもっと激しい(大きな)動作で歩くのを想像してしまいそうですが、良い歩き方の方がずっと動きが少なく、むしろ自然に見えます。
なのに、こちらの方が運動として効果的なのだそうですから、面白いものです。
同じことがダンスにも言えます。少なくともフラではそうですね。
余分をすっかり取り除いて、身体にかかるダメージが最も少ない状態こそ、人間の身体にとって最も自然で、それ故に最も美しい踊りになります。
なんだか禅問答のように聞こえるかもしれませんが、フラという踊りは、一生懸命「運動に役立てよう!!」と発想することをやめ、自然な状態を心がけて踊れば踊るほど、しかるべき筋肉が鍛えられるというダンスです。
これはぜひ、フラをたしなむすべての方に心していただきたいことです。