舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2014メリーモナーク・ミスアロハフラ (3)

2014-05-15 01:30:02 | メリーモナーク
今年の結果はもう様々なメディアで発表済みなのでご存知の方が多いと思いますが、ここでも一応ミスアロハフラの結果を載せておきますね。

第1位 1,142ポイント (6) Ke'alohilani Tara Eliga Serraoさん
(クム:トレイシー&ケアヴェ・ロペスさん)

第2位 1,089ポイント (1) Kilioulaninuiamamaoho'opi'iwahinekapualokeokalaniakea Laiさん
(クム:アロハ・デリレイさん)

第3位 1,082ポイント (4) Sarah Kapuahelani Sterlingさん
(クム:マプアナ・デ・シルバさん)

第4位 1,079ポイント (8) Amber Kanoelani Rosenbergさん
(クム:サニー・チン&ロパカ・イガルタ-ディヴェラさん)

第5位 1,076ポイント (3) Nicole Nalani Ishibashiさん
(クム:レイナーアラ・パヴァオ・ジャーディンさん)


ほんっと、なんなんでしょうねこの1位と2位以降の点差は~
ま、その件および入賞者の顔ぶれについての主観的感想は(オモテの記事では)あまり触れない事にして(笑)、今回私が注目した&良いと思った方々について触れておきましょう。


まず一人目。2位に入ったアロハ先生のお孫さんです。(すいませんまだお名前覚えられない)
2位という結果は普通ならめでたいですが、ご本人達にとっては(そして直前号の記事で完全に本命扱いしていたフラレアも)予想だにしなかったものであり、到底「めでたい」とは受け取れなかった事でしょう。

何しろアロハ先生は3人のお嬢さんを全員ミスアロハフラにし、この方の事も年齢が規定に達すると同時にエントリーさせた時点で、前人未到の3代ミスアロハフラ誕生を思い描いていたに違いありません。
彼女自身、かなりの意気込みをもって臨んだ事がフラレアの記事からも伝わってきました。

また、同記事によれば、お母さんのカプアさんはすでに別のお教室をお持ちにも関わらず、アロハ先生の「是非この教室から出したい」とのご意向により今回のアロハ先生のお教室からの出場が決まったとの事ですから、アロハ先生ご自身の思い入れも相当のものがあったでしょう。

そのことは舞台を見ていても良く分りました。

だってこのミュージシャンの顔ぶれを見てくださいよ。



ロパカお姉様!



ショーン・ピメンタルさん!!




そしてそして、ザ・ブラザーズ・カジメロ!!!

うわあ! 一人ずつでも十分に豪華な面々をオールスターで揃えちゃったよー!!


そしてロバート様の後ろにいらっしゃるアロハ先生ご本人も、ケハウお姉様と同じくらい髪を盛って完全に勝負モードです。
これだけのメンバーを揃えながらカイの出だしはアロハ先生が歌ったというのも、先生一流のはなむけだったのではないでしょうか。




さらに、ご本人のドレス生地はシグ・ゼーンさんの昨年の新作。
フレアを入れずギャザーだけでこんだけボリュームのあるスカート部分から想像するに、そうとう贅沢な作りです。
しかも、パレオ一枚でもあんなに高いシグさんの生地をこんなにもふんだんに使ったドレス、一体どれほど………(絶句)。
あたくしも贅沢な作りのドレスは大大大好物ですけれども、このドレスには「パネェわ」のひと言しか出ません。
そしてよく見るとミュージシャンの皆さんのアロハの生地も………。まじパネェわ(笑)。




そういう細部までの気合いの入り方を見るに、授賞式は見ていてホントに辛かった
私の席からはちょうど真反対でしたので見えませんでしたが、ワイキキで生中継を見ていた生徒さんによると、発表された瞬間に映し出されたアロハ先生の表情たるや、「心外」以外の何物でもなかったようです。
ステージ上に来た皆さんの表情も重く……。

しかし、なんと言っても彼女は今年ようやく出場規定年齢になったばかりの若さです。
これからまだまだ出場のチャンスはあるでしょう。
マナラニさんのように再チャレンジで悲願を達成する可能性もありますので、是非今後のご活躍を楽しみにしたいと存じます。


その他、私が観戦しながらノートに取った記述のうち、ダンサーとして見て魅力的だった出場者の方々へのコメントを抜粋すると:



(7) Tiana Makanaokeali'imakamae Kuniさん…「ノホなめらか。ハンドモーション自然(カヒコ)姿勢もいい(アウアナ)」
帰国後写真を現像してみても、この方は首や肩の使い方が綺麗で良いダンサーだなあという印象でした。
ミスアロハフラに出られるくらいの年齢だと細部まで神経の行き届いていないダンサーも少なくないのですが(私自身だって20歳前後の頃の踊りなんか今よりもっと酷い代物だったわけでw)、ミスアロハフラに出ている年齢ですでにソツのない踊り方の出来ている人を見ると「おおっ!」となりますね。
ただ「頭の花が合っとらん」というツッコミも(笑)。意味ではなく色彩の点でですが。




(10) Alyssa Marie Ku'ulaniopu'u Mitsuko Akiyamaさん…「オラナさんらしい踊り方で色気もある。しつこすぎないし(カヒコ)衣装とレイの色遣いも品が良い(アウアナ)」
そう…、オラナさんのとこはあまりにも感情のこもった踊り方ゆえ、ちょっと行き過ぎると若干しつこくなるという難点があります。そのしつこさが何と申しますかハワイ的というよりはアメリカ的で、審査員によってはこれが気になるんじゃないかなあと思ったりします(我々は好きなんですけどね)。
その点、今回出場した方はトゥーマッチじゃなくて良かったです。




(11) Asia Leolani Ha'ahe'oluaipo Maka'awa'awaさん…「カムエラ特有の上下がとても静か(カヒコ)」
カムエラはアップダウンの激しい振付が特徴ですが、それを自然になめらかに行うのはとても難しい事です。団体だと凄く揃っているけれど、一人ずつ見るとこの方ほどスムーズに出来ているダンサーばかりじゃないのではないかしら。
とりわけ彼女がアウアナで着た例の衣装は元気なアップダウンが似合う類の衣装ではありませんので、上品に抑えた踊り方の出来る彼女にピッタリだったといえましょう。


…あれ?甘口コメントってこれだけ???
いやいやいや、皆さんそれぞれに良い所をお持ちでしたよ……と、薄いセリフで締めてみるのであった(笑)。





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