舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ハワイアンソングの意味を理解しよう!

2014-06-30 06:10:57 | ダンス話&スタジオM
先日他の記事にお寄せいただいたコメントへのお返事を書いたところ、字数制限をオーバーしたのか上手く投稿出来ませんでした

そこでそのお返事を記事にして投稿したいと思います(文章を短くしようという発想は無いのかよ)。


コメントの内容は「フラレッスンでの曲の解釈」についてのお話です。
コメント主さんが例としておっしゃっていた曲はエピリマイ…おお、まさに解釈の語り甲斐があるネタじゃないですか

ご存知の方も大勢いらっしゃいますように、そしてコメント主さんご本人も触れておられたとおり、この曲はカウアイ島・マカナに伝わるロマンチックな故事が背景にあります。

該当箇所の歌詞だけを見ても「あなたと私はきっとマカナの火を見る / (それは)愛の贈り物」としか語られていないので、背景となるエピソードを知っていなければ、一体何の話だかサッパリ分らないと思います。

まあ多くの場合フラで踊られるのは表向きの歌詞どおりの内容である事がほとんどなので、上辺だけ見れば踊れない事も無い。
でも、ここは是非マカナに伝わる伝承を理解した上で踊りたいものですね。
「見る」「火」みたいな意味の断片の羅列だけで踊るのと、それらが本当に意味するところを分って踊るのとでは、表現力がまるで違ってきます。

私の場合、歌詞を解説する時はホワイトボードに歌詞を書いて一つずつの単語の意味→文として組み立てて翻訳、という過程で説明するんですが、このエピリマイみたいに歌詞だけではすべて語られていない背景などを説明する場合は、主にイラストを用います。

エピリマイだったら、海を描いて崖を描いて、崖上から投げ落とされた火を崖下で受ける恋人、という構図を描くわけです(「いやぁ、しっかしいくら縁起物と言っても火傷すんのはイヤよね。私だったらあんなモン落とされたら逃げちゃうわマジでー」などと余計な事をのたまいつつ)。
もし私のイラストが生徒さんの頭に残れば、踊る時にリアルに思い浮かべられますものね。


あとケアリイ・レイシェルさん繋がりだとKa Nohona Pili Kaiとか(私の解説は毎回「アレは涙そうそうとは無関係の内容なんですうー!!」という咆哮から始まりますw)、不朽の名作Pua Lililehuaなども、特に背景解説に力が入る曲ですね~。

Hi'ilaweのように特定の場所を舞台にする曲はザックリとそこの景色を描きます。
こないだワイピオ渓谷に行ってきたばかりなので、今度描く時はよりリアルに描けるはず♪
まあ激しい高所恐怖症の私はあの階段を下まで降りてゆく事が出来ず、同行の方にカメラを託して手すりにつかまっておののいてたんですけどね(笑)。


とはいえ、やはり私が最もノるのは残念な恋のエピソードです(ヲイ)。


アレコキなんかもう、嬉々として人物相関図を描いちゃいます。ハイナで驚愕の新展開がある曲ってのは非常に珍しいですから余計ノリますね~。

で、中でも一番解説するのが好きなのが、見出し画像のLei Hinahina!!(笑)
ウチでこの曲を習った事のある方なら、一度はこのイラストを見た事があるのではないでしょうか。


迂闊にイラストにするとイメージが固定されてしまって良くない、と考える向きもおありでしょうが、あまりに漠然とし過ぎているのも想像しづらいかと思いますので、実際の意味内容に反しない範囲でイラスト化するのは是非のおススメです。






人気ブログランキングへ

このカエルさんバナーは6月のバナーなので、今日でお別れかも
寂しいなあ。来月以降も季節感を無視して使い続けようかなあ(笑)

6月29日(日)のつぶやき

2014-06-30 03:24:59 | 徒然話

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。