舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

四代目@新生児時代

2014-08-18 04:34:06 | about四代目
前回の記事でもチラッと触れましたとおり、ウチの生徒さんにお子さんが誕生しました
おめでとうございます!

その記念と致しまして(?)、本日は今や当時のやわやわした面影など微塵も無い我が子の新生児時代を振り返りたいと思います。
生まれたばかりのお子さんをお持ちのお母様に何がしかの参考になれば幸いです。って悪い例にしかならないかも!?(笑)


2011年3月8日(震災の3日前!!!)に生まれた四代目。
あの頃の彼女は3kg弱しかありませんでしたし、暖かくて柔らかくてレンジでチンしたご飯のようでした(なんつー喩えだ)。
それが今や十数kgになっても高い高~いを強要して来るんですから恐ろしい話です。
しかも彼女の求める高い高~いとは決してホノボノしたものではなく、空中に放り投げる、激しい高低差をつけるなど極めてアクロバティックな代物です。

あ~いかん。今の彼女について愚痴るんじゃないんだ。あのレンジにかけたご飯のようだった当時を思い出すんだ私。


生まれたての四代目は猿よりは爬虫類寄りの容貌をしており、二つのツムジのせいで天然モヒカンになっている事と、常に小指をピンと立てている事が特徴の新生児でした。

そしてもうひとつ、四代目ならではの特徴がありました。
それはナー・パラパライが大好きだって事です。

母である私もナー・パラパライはもちろん好きです。
しかしロバート・カジメロ様なりナタリーさんなり、私の好きなアーティストは他にも大勢いらっしゃるのに、なぜまたナー・パラパライだったのか。
それは彼女が生まれる直前の数週間、ウチのスタジオでやってた新曲がちょうどナー・パラパライの曲だったためと思われます。

新生児時代の四代目は機嫌が悪かったり泣き出したりしても、ナー・パラパライの曲を聞くと高確率で機嫌を直しました。
それでもダメな時は抱っこして踊れば絶対に大丈夫でした。
ただし踊りを手抜きすると必ずバレて機嫌も直りません。常に本気出して踊る事が求められました。




そのナー・パラパライと同じくらい機嫌取りツールとして役立ったのが、こちらの電動ノホパイパイ(笑)です。
かなり生まれたてのうちから使う事が出来る(確か首が据わる前から大丈夫だったと思う)便利なグッズで、スイッチを入れると穏やかな音楽が流れたり、電動でスウィングしたりします。
音量と揺れの大きさを調節出来るのもうれしいですね。

毛布を与えてこの椅子に座らせて音楽を掛けて揺らしておくと、新生児の頃からすでに睡眠時間が明らかに他のお子さんより少なかったウチの四代目でさえ、じょじょに心が静まった感じの表情になり、いつしか寝てくれました。
コレだけで寝てくれて本当にラクだったな~あの頃は


この椅子に座らせる時に限らず、寝る時などに手触りの良い毛布を与えておくと安心するようですね。
お気に入りの毛布を一つだけに限定してしまうと、それが無くなったりダメになったりした時にどうしようもないからと思い、敢えていろんな種類の毛布を代わる代わる与えていたら、毛布を「もふー」と呼んでライナスよろしく愛でているだけでなく、毛布全般に対してフェチと呼ぶべきレベルの愛情を持った子供になってしまいました。
毛布を何枚も抱え込んでスリスリする姿は3歳にして完全に変態です。大丈夫なんだろかコイツ。


こんな毛布フェチのくせに、彼女は相当な暑がりです。
最初こそ育児書などの指南に従って世間一般の新生児の皆さんと同じくらい色々着込ませてた私も、どうやらこの子供いつも汗だくなような気がすると思い至ってからは、靴下さえもほとんどはかせない状態です。
よく完全武装の防寒?ルックでベビーカーに乗せられているお子さんを見かけますが、我が子にあんなに着込ませたら確実に汗をかき過ぎて脱水症状です。もしくはあせもが酷い事になっちゃうでしょう。
ですからまあ、どのくらい着込ませるかはお子さんの体感温度を見極めて考えた方が良いでしょうね。
ちなみに、暑がりな我が子は逆にベビーカーの背中に専用のアイスノンを入れて冷やしていました。


同じように、新生児を外に連れ出す事についても、育児書や世間一般の認識に従う必要は無いと私は思います。
育児書における外出についての記述を見るとありゃほとんど宗教儀式の様相を呈してます。
何だっけ?一番最初は家の窓を開けて外から入る風を当て、次にベランダに出てみて、それからいよいよ外に連れ出すにあたっても最初は近所の公園をほんのちょっと云々でしたっけ。うわあ(絶句)。
生真面目のその段階を踏んでいたとしたらまだ窓からの風デビュー(笑)くらいの段階で私ゃ東京一泊旅行に繰り出してましたよ。
彼女は何事も無く元気いっぱいでした。


「本人の体調」および「外出先の選び方」にさえ気を配れば、まだ新生児であろうと外出は何ら問題ないというのが私の経験に基づいた結論です。
そもそも生まれて半年は母体から行った免疫がまだ効いてますからね。元々健康な赤ちゃんである場合、無理さえさせなければ必要以上に過敏になる必要もありません。

あと重要なのが外出先の選択ですね。
コレは二つの意味があり、もちろん一つは「子供に悪い環境でないこと」です。
煙草の匂いが立ちこめる場所など空気の悪い場所はもちろんNGです。いくら親が好きだろうとダメな物はダメです(笑)。
あと人口密度が高いとか、休みたい時にすぐ休めないような場所も新生児連れには向きませんね。

もう一つは、「子連れウェルカムな場所であるかどうか」です。
世の中には風営法に抵触するとかではなく、場所の雰囲気とか他の客層などの兼ね合いで子連れを歓迎しない店舗や施設も結構多いです。
まあ、そういうとこに対しては「なんでダメなのよキーッ!子連れに優しくしなさいよ!!」とキレるのではなく(笑)、黙って避けるのが賢明というものです。

私の地元にも、大してアダルトな雰囲気ってわけでもないのに、どうも以前子連れによほど酷い目に遭ったらしく、10歳未満の子供を出入禁止にしているレストランがありますね。
出禁までしなくとも、子連れを歓迎しない店はたとえばレストランで言うと「子供用椅子やオムツ替え台が備えられていない」など幾つかの点から読み取る事が出来ますので、「あ~子連れを歓迎してないな」と思ったらムダな抵抗はやめて立ち去った方がお互いの為です。
あとホテルも子連れを歓迎するところとそうでないところの差が大変ハッキリしていますね。

レストランにしろホテルにしろ、子連れ歓迎のところはホントこちらが申し訳なくなるくらい歓迎してくださいますので、そういう所を選んだ方が絶対に幸せです。
子連れウェルカムな場所でさえあれば、新生児は店内を走り回ったり物を壊したり汚したりする心配もないので、泣き声にさえ気を配れば、むしろもっと大きな子供より気楽に連れ歩けると思います。




新生児を連れ歩くにあたって我々が非常に愛用していたのがクーファンです。
クーファンはたいてい布製またはカゴ状になっており、ハイハイ出来るようになる前くらいの子供なら、ここに入れておけるのです。

我々は外のレッスンの際、クーファンに入れた四代目を部屋の片隅に置いておきましたし、レストランに入ってもベンチシートにクーファンを置けばそこに寝かせておけて便利です。
持ち運びの際はこのように片側ずつ二人で持って…って、良い子はこんな危険行為をしてはいけません!!(笑)




そうだ、ついでにコレも書いとこう。
特に生後間もない頃は、ミルクまたは母乳を飲ませた後に「げっぷ」をさせる必要があります。
コレを怠るときちんと飲めなくて悲劇が生まれるので(悲劇の内容はお食事中の方がいるといけないので自粛)、お世話の重要な項目の一つです。

とはいえ、最初はなかなか上手く行かないんですよね~。
背中をトントンしてと言われたってあまり強く叩くのは怖いし、だからといってトントンが優し過ぎるとそれが適度な安心感を与えてしまい子供が途中で寝てしまう(笑)。


そこで、母マミちゃん秘伝の方法がこちら。
自分の肩(右利きの人は左肩)に汚れ防止のタオルやガーゼを乗せる。
子供の胃が自分の肩の上に来るよう担ぐ。抱っこではなく「担ぐ」。
子供の背中を景気よくバシバシする。


傍から見ていると心配になって来るほど子供が逆さまな状態になりますが、そこでひるまないのがコツです。
かつて自分もやられたのかと思うと目眩がして来るほどワイルドな方法です。

しかし見た目のインパクトが凄いだけあって、入院していたクリニックの看護師さんに教えてもらった方法では全然だめだった私もこのマミちゃんメソッドで確実にげっぷさせる事が出来るようになりましたので、げっぷする/させるのが苦手な母子さんは是非最後の手段としてお試しになってくださいませ。





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