『ハリー・ポッターと謎のプリンス』発売日が、いよいよ明日となりました。
ハリーポッターといえば邦訳が発売されてほどなく驚異の大ヒットを記録、映画化されてさらにその地位を不動のものとし、昨今のファンタジーブームに火をつけたといわれる作品です。
主人公のハリーは幼い頃に両親を亡くし、意地悪な叔母さん夫妻に育てられていたが、ある日実は両親が魔法使いであったことが発覚、名門魔法学校「ホグワーツ」に入学することとなり、そこで幾多の事件が...なんてくだりを説明するまでもなく、今や読んでない人もその筋書きくらいは耳にしたことがあるでしょう。
かくいう私もハリーポッターはかなり好きな方です。
日本で売れる数年前、アメリカの書店で異常に見かけるようになり、「そんなに流行ってるわけ...???」と気にしていたところへ邦訳が出たため、すぐ買い求めました。
ちなみに私の愛するファンタジーシリーズベスト6を挙げますと:
1.『ライラの冒険』3部作
2.『マジカルランド』
3.『指輪物語』
4.『ゲド戦記』
5.ハリーポッター
6.『ナルニア国ものがたり』
って5位かよ。と突っ込む方もおられましょうが、私のファンタジーランキングの中で5位とは、そうとう高い方なのですぞ。
ちなみに、1位の『ライラ』は広い世界観と魅力的な人物設定が大好きです。
2位もこれまたマイナーですね。ハヤカワ文庫から出ているユーモアファンタジーです。
特に最初の3巻、類を見ないほど秀逸な面白さです。
3位の『指輪物語』は、お話そのものよりも、作者のトールキン氏が並々ならぬ言語ヲタクであるが故に生み出された完璧な言語を愛しています。
驚くべきことに、指輪に書いてあった文字もそうですが、氏は物語中に断片的に現れる言語と文字を創造したのです。文法書も書いています。
4位の『ゲド』は一人の大魔法使いのドラマチックな人生が綴られたものですが、もっとも魅力的なのはゲドの最盛期ではなく、年老いて自分の力に自信が持てなくなっちゃってからのゲドです(出たオヤジキラー)。
6位のナルニアは、聖書をモチーフにした奥深いストーリーが楽しめます。
映画を見るとライオンの王アスランがキリストになぞらえられていることがわかります。
シリーズを年代順に読むと、もっと分かりやすいですね。
で、ハリーポッターの面白さは、ほかの作品とはちょっと違います。
なぜならハリーポッターは漫画だからです。
字で書いてあっても、ストーリーの展開の仕方、たくさんのフォントを利用するなど読みやすくするための工夫、読後感まで、漫画と全く一緒です。
「テレビゲームに夢中だった子供に活字を読ませた」ともてはやされたりもしましたが、そう考えるとごく自然なことだったのですね。
だから、本嫌いの人も、あの分厚さに引かないで一度は読んでみた方が良いと思います。
よく考えたら同じような「活字漫画」の感触を昔一度感じたことがありました。
シドニー・シェルダンの『ゲームの達人』です。
当時私は小学校の高学年だったはずですが、大人向けの本なのにたいへん読みやすく、どんどん次が読みたくなったのを覚えています。
今のところハリポタ以外にこの独特の「活字漫画」の感触を覚えたファンタジー本に出会ったことがありません。
だから、もしかするとハリポタはほかのファンタジーと同列に論じるべきではないのかも...。
いずれにしても、ハリポタが面白いことは確かなので、今夜は前作「不死鳥の騎士団」を読んでハーマイオニーよろしく予習復習につとめます。
ハリーポッターといえば邦訳が発売されてほどなく驚異の大ヒットを記録、映画化されてさらにその地位を不動のものとし、昨今のファンタジーブームに火をつけたといわれる作品です。
主人公のハリーは幼い頃に両親を亡くし、意地悪な叔母さん夫妻に育てられていたが、ある日実は両親が魔法使いであったことが発覚、名門魔法学校「ホグワーツ」に入学することとなり、そこで幾多の事件が...なんてくだりを説明するまでもなく、今や読んでない人もその筋書きくらいは耳にしたことがあるでしょう。
かくいう私もハリーポッターはかなり好きな方です。
日本で売れる数年前、アメリカの書店で異常に見かけるようになり、「そんなに流行ってるわけ...???」と気にしていたところへ邦訳が出たため、すぐ買い求めました。
ちなみに私の愛するファンタジーシリーズベスト6を挙げますと:
1.『ライラの冒険』3部作
2.『マジカルランド』
3.『指輪物語』
4.『ゲド戦記』
5.ハリーポッター
6.『ナルニア国ものがたり』
って5位かよ。と突っ込む方もおられましょうが、私のファンタジーランキングの中で5位とは、そうとう高い方なのですぞ。
ちなみに、1位の『ライラ』は広い世界観と魅力的な人物設定が大好きです。
2位もこれまたマイナーですね。ハヤカワ文庫から出ているユーモアファンタジーです。
特に最初の3巻、類を見ないほど秀逸な面白さです。
3位の『指輪物語』は、お話そのものよりも、作者のトールキン氏が並々ならぬ言語ヲタクであるが故に生み出された完璧な言語を愛しています。
驚くべきことに、指輪に書いてあった文字もそうですが、氏は物語中に断片的に現れる言語と文字を創造したのです。文法書も書いています。
4位の『ゲド』は一人の大魔法使いのドラマチックな人生が綴られたものですが、もっとも魅力的なのはゲドの最盛期ではなく、年老いて自分の力に自信が持てなくなっちゃってからのゲドです(出たオヤジキラー)。
6位のナルニアは、聖書をモチーフにした奥深いストーリーが楽しめます。
映画を見るとライオンの王アスランがキリストになぞらえられていることがわかります。
シリーズを年代順に読むと、もっと分かりやすいですね。
で、ハリーポッターの面白さは、ほかの作品とはちょっと違います。
なぜならハリーポッターは漫画だからです。
字で書いてあっても、ストーリーの展開の仕方、たくさんのフォントを利用するなど読みやすくするための工夫、読後感まで、漫画と全く一緒です。
「テレビゲームに夢中だった子供に活字を読ませた」ともてはやされたりもしましたが、そう考えるとごく自然なことだったのですね。
だから、本嫌いの人も、あの分厚さに引かないで一度は読んでみた方が良いと思います。
よく考えたら同じような「活字漫画」の感触を昔一度感じたことがありました。
シドニー・シェルダンの『ゲームの達人』です。
当時私は小学校の高学年だったはずですが、大人向けの本なのにたいへん読みやすく、どんどん次が読みたくなったのを覚えています。
今のところハリポタ以外にこの独特の「活字漫画」の感触を覚えたファンタジー本に出会ったことがありません。
だから、もしかするとハリポタはほかのファンタジーと同列に論じるべきではないのかも...。
いずれにしても、ハリポタが面白いことは確かなので、今夜は前作「不死鳥の騎士団」を読んでハーマイオニーよろしく予習復習につとめます。
もともと本は読みませんがハリポタのあの分厚さにひいてしまいます
本・・・読まなきゃですね
特に最新刊、こないだ辺りより少なくなって簡単に読めちゃうと思いますよ
でもまあ、映画でだいたいのストーリーは分かりますしね