舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2014 Hula on ASUKA II (エピローグ)

2014-12-09 03:31:56 | おでかけ
飛鳥クルーズの最終日って朝が早いんですよね~




今回も朝食を済ませて部屋に戻ったらあっという間に下船時間になってしまいました。


しかしあまり早く家に帰るのは寂しいので、みなとみらいのワールドポーターズに足を伸ばしてみました。




入口でベイマックスがお出迎え。
マジでぷにぷにしててきゃわいい
私は感動ロボットものがダメなので今回のも観に行くのがとても怖いです。まあ元はアメコミヒーローものですから、日本のCMが盛んに煽っているほどお涙頂戴でない事を祈ります。




開店を待って1階のハワイアンタウンへ。
というのも、この日ここで或るハワイのミュージシャンによるライヴが開催されると聞いたためです。




そのミュージシャンとはなんとWaipuna
昨年、大阪夏の陣でナニ先生のワークショップにも使われたあの男性二人組です。
というか私は'Ale'a時代からKaleさんが好きなのです。
アレア良いよなぁ…それも4人組時代が好きだったのよ…今聴いても時代を感じさせないのよねぇ…
…という回想シーンはさておき、今回はKaleさんとMattさんにウクレレ神業プレイヤーの男性を加えた3人編成でお越しになりました。

ワールドポーターズ内をうろついて時間になったらのんびりステージに行く予定だったのに、みんな飛鳥の4日間でそれなりに疲れていてあまり歩き回る元気が無く、早々とステージ近くの椅子に集結しました。
そこでうだうだとウォッカ&グアバジュースのカクテルを飲んだりマラサダを食べたりしているうちに、ステージ目当ての方々が続々と集まってきました。


2時になってショーがスタート。
立見のお客さんも大勢いて、周りの景色が見えないほどでした。
それもそのはず、今回のショーはワイプナさんの新作CD発売記念イベントだったのです。
ライヴ終了後にはそのCDの即売会も開催されるという事で、それ目当てに来た方も多かったのでしょう。

しかし、本番が始まってしばらくした後、ご本人達のMCによって衝撃の事実が発覚しました。
なんと、今回のライヴの主目的である(はずの)CDがすでに売り切れてしまったというのです
思わず仰け反るのみならず椅子から転げ落ちそうになる私。いや、そこは十分な数を用意してくださいよワイプナさん……。

とはいえ、事情を聞いているとどうやらワイプナさんの読みが甘かったせいではないらしい。
今回のCDがご本人達の想像を上回るほど日本で飛ぶように売れたのは理由があるようです。
何しろそれにはあの今井美樹さんの「Pride」のハワイ語版が入っているというのですから。
ああ…コレでフラ踊る日本人、すっっっごく多いんだろうな………(遠い目)


ライヴで披露されたのを聴いた限り、件のプライド改め『ハアヘオ』は、タイトルだけでなく内容も原曲と同じ歌詞をハワイ語に訳したもののようでした。
もっとも私はプライド自体あまり良く知らないので、あくまでもおぼろげな記憶と合致しただけですが、少なくともケアリイさんのカノホナピリカイのように全く異なる内容ではなさそうです。
※ただし、ハワイ語と日本語では語順も言い回しも異なるため、安易に日本語詞にフラの振りを付けてこの曲にあわせて踊ることはお勧め出来ません。
専門家の指示のもと、用法用量をよく守っ(ry



この曲も含め、ワイプナさんの曲はやはりどれもステキでした。
フラで踊るとなるとちょっと難しいというか、よほど軽やかに踊れる技術の持主でないと綺麗には踊りこなせないだろうなという感じはしますが。
個人的には「フラで踊るのが難しそうな曲」ってけっこう好きなんですよね。
そういえばアレアのHula O Makeeもまさしくそういう曲だったなぁ。
「振付だけなら皆知ってるけど、本当の意味で踊りこなす事はなかなか出来ない曲」な所がたまらなく好きだ。
ちょっと難攻不落の山に挑戦したくなる登山家の気持がわかるぞ。


ワイプナさんの演奏にすっかり癒され、ついでに船疲れが出て若干眠気を催し(笑)、やがてショーも終わって横浜を去る時間になりました。
今回の飛鳥も楽しかったなぁ。
来年は10月との事。できればまた乗りたいものです


そうそう、今回の旅のしおりをちょっとだけご紹介しときますね




まず表紙。
色を塗ってくれる方のために、絵柄は別の白紙にコピーして貼り付けました。
もちろん自分でも塗ったよ。今回はクレヨンとラメで優しい色合い(嘘だッ!)に仕上げました。




裏表紙には今回の旅の仲間の人数と同じ7人のカエルが
そしたら「どのカエルが誰だろう」という話題になり、足乗っけて海の男ポーズをしているのはあの人か、酒杯を掲げているのは…と皆さん想像してらっしゃいました。
真相を申しますと別にどれが誰と決めて描いたわけではないです(笑)。皆さんの自由な発想でキャスティングして頂ければ幸いです。




中にはこのように船内施設の紹介も書きました。
ガイドブック見りゃ大体の事は載ってるんですけど、「ウチの人にはどんな情報が必要だろう」とか「今回のクルーズで重要な事は何だろう」みたいにパーソナライズして書き直すのが私の趣味です。
いやホント、これ大昔からやってる趣味なのね。文字を読み書き出来るようになった時分から、ディズニーランドに行く時はいつも市販のガイドブックを読んでウチ向けに書き直したのを作ってました。
31歳になっても人間の中身なんてあんがい変わらんものだよ。



そして私のしおりに必ず入れているタイムテーブル。
これが飛鳥ほど活用される事は他に無いと言っていいでしょう。
ターンダウンの際に配られる船内新聞に書かれた翌日の予定を参考に、自分と関連のありそうな事柄だけピックアップして書き込むのです。
深夜1時頃に自室へ戻ると、毎晩マミちゃんがお風呂に入っている間に二人分のスケジュールを書き込んでました。
ホントはウチの皆さん全員分書きたかったんだけど、何しろ時間が無くて書けなかったのが残念です。




これは次の日のスケジュールです。
一応フラ絡みの催しは青、飲食関連は赤という風に色を分けて線を引いたりして少しでも分りやすくなるよう心がけてみました。

それにしても改めて見ると、私の書く物ってただひたすら実用性を重視しまくっていて、ホント女子力とかゼロなのな(笑)。
たとえば私は「描く」のではなく「書く」為の色ペンを買うにあたってまずパステルカラーとか優しい色のは買いません。あとやたら細いのも買わない(いちばん細くて0.5mm)。
だって色を使うのは可愛くデコりたいからじゃなくて強調したいから(まさにこの字みたいに)だもん。

そういやこういうスケジュールだけでなく、振付ノートも学校のノートもこんな調子です。
落書きだらけの学校のノートさえ、文字だけ見ると実用一辺倒、分りやすさが命でした。
そのお陰かどうかは謎なれど学校の成績は悪くなかったよ!
学校一の喪女だったけどね!




あ、ついでにコレも載せとこう。今回の乗船証です。
コーラルというか優しいピンク色でキュートだ
見た目は可愛くても、乗下船はもちろん、客室の鍵も船内の支払いもこのカード一枚という、アメリカのディズニーパークの「魔法のカードキー」(今はリストバンドか)並に恐ろしいカードです。

だからウチはネックストラップの先にぶら下げて持ち歩いてました。ヴィジュアルより安全第一です。
生徒さんの中には飛鳥のお洒落なオリジナルストラップをお使いの方もいらっしゃって、アレにするとヴィジュアル的にもカッコいいですね




なんと四代目の分もあります。
スペルもちゃんとLalaになっててよかった~。
今回のは国内クルーズだから関係ないけど、海外に行くクルーズでパスポートと乗船証のスペルが異なっていたりすると乗れない・降りられない事もあるので、今後クルーズのご予定がある方は十分にお気をつけくださいませ。


さて、以上で今回の飛鳥クルーズに関する記事は終了です。
長かった…(笑)
最後までお付き合い下さいました皆様、本当にありがとうございました
次回記事「スタジオMクリスマス遠足」にてお会い致しましょう


っていうか、書いてはみたけど表に出すのがチョイと憚られてストックに回してある飛鳥ネタが2,000字ばかしあるんですけど、裏部屋に載せた方がよろしいですか?





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2014 Hula on ASUKA II (7)

2014-12-08 03:42:15 | おでかけ
こんばんは!今日横浜クリスマス遠足から戻って参りました
今回も大変密度の濃い、スタジオMらしい遠足でございました。


しか~し、私にはまだ前回の横浜=飛鳥クルーズのネタが残っているッ。
そちらをコンプリートしてから今回の遠足のご報告に移りたいと思います




前回の記事でご紹介した「ナニ・リム・ヤップ スペシャルステージ」が終わったところで、ライヴ会場としてすっかりお馴染みになったラウンジへ移動しました。
いよいよ今クルーズ最後となるキナさん&カラニさん&ホオさんの演奏が始まるのです。




ラストという事で、この時のライヴは今まで以上に充実した内容でした






キナさんとカラニさんも踊ってくださいました


そして、前半のショーの最後に日中のベーシックレッスンで練習したLovely Hula Handsを踊るコーナーがあり、



我々も参加してみました。
ちなみにこの写真は「鳥」のモーションの瞬間ね




先生のお手本を見つつ真剣に踊る四代目。




雨のモーション


やっぱり「先程レッスンした曲を一緒に踊る」というのは楽しいですね。
ホントはナニ先生のワークショップで習った曲もみんなで踊れる機会があれば良かったなあ~。




少し休憩を挟んで第二部、いよいよクルーズ最後となったライヴ時には、昨日ナニ先生の演奏の時にも美声を聞かせてくださったクルーズディレクターのボブさんに再び歌っていただきました。
曲は「Hawaiian lullaby」。ボブさんのこれぞハワイ!という発音と歌い方でこの曲を歌われるとホント、歌詞が心にしみます
お、ボブさんの首にかかっているのは生マイレですな先程ナニ先生達がステージでお使いになっていたものです。ゴージャスだなぁ




後半も踊ってくださいましたキナさん&カラニさん。
アップテンポの曲にあわせ、いかにも男性らしいパワフルな踊り方です。




しかもそのパワフルな踊りの前後にたっぷり歌と演奏をなさっているのですから、息だって結構上がってしまうに違いありません。


ところが。
なんと我が母マミちゃん、キャストの皆さんがそんなお疲れのところにもかかわらずホオさんのフラをリクエストしたのです

おいおい、無茶振りだよマミちゃん!
だがGJだ母よ!!!




ホオさん、快く出て来てくださいました~
うれしい~。今回のクルーズでホオさんの踊りを拝見出来るのはこれが最初で最後だったのです




しかも踊って頂いたのはなんとKe Aloha!!!
ちょっと~、ホオさんのケアロハってばマジ色っぽいわ~ヤバいわ~!!!

特にここぞ!という時(例:E ho'oipoipo neiの箇所など)に繰り出される流し目がホントたまりません。
思わずウットリと見つめてしまいましたわ




それにしてもホオさん、演奏だけでなくフラもエレガントなんて、天は二物も三物も与え過ぎです。




この視線の遣り方なんかもホントに好きだわ~


恍惚としている私に代わり、これらの写真はみな四代目が撮影しました。
3歳児の限界で二度押しが出来ないためピントが若干ボケてるのが残念ですが(笑)、それでもホオさんの踊りの魅力が伝わるのではないでしょうか。




最後はまたみんなでLovely Hula Handsを踊りました。
前半の回より大勢のお客さんが参加なさっていて、ますます楽しかったです。
こういうコーナーは出来るだけ大勢で参加した方が楽しいですから、ぜひ積極的に参加したいものです




男性も含め皆さん楽しそうに踊ってます。




そうそう、我々も踊らせて頂きました。
今回はPapalina Lahilahiです。
私にとってメレフラの鉄板曲と言えばコレなんですよね。そのわりに我々以外誰も出て来てくれなくて寂しかったけど




全演目が終わったところで写真も撮りました




これをもって今回の飛鳥クルーズの船内イベントがすべて終了です
皆さまお疲れさまでした




…と思ってたら夜食が残ってたぜ。
もちろんこの日もタップリ頂きました。






ケーキの量とかちょっと有り得ない感じです。
まあほとんどマミちゃんの口に入るわけですけれども。

夜食でがっつりチカラを蓄えて、一晩がかりで荷物のパッキングを頑張りました





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ふ~。これで飛鳥のフラ関連イベントについて全部紹介し切ったぞ
あと下船日の話がちょっと残ってます。次の記事でも宜しくお願い致します。

2014 Hula on ASUKA II (6)

2014-12-05 03:04:32 | おでかけ
キナさん&カラニさんの楽しいベーシッククラスを終えて、我々はのんびり夕食の支度に取り掛かりました。




我々がのんびりしている間に、ウチの皆さんはラウハラのブレスレット作りにチャレンジしたそうで、夕食の時に作品を見せていただきました
私もラウハラのブレスレット作りたかったなあ~(←10年くらい作ってない)
ラウハラのブレスレットって普段遣いも出来るし、ちょっとお洒落したい時にも使えるから良いですよね。




そんな出来たてホヤホヤのブレスレットを装備してレストランの前で記念撮影
本日はモノトーンで統一しております。
そうそう、レストランは2回制で開始時刻が決まっており、よほど遅刻しない限りほとんど全員同時に入れますし待たされる心配もないので、オープン前から行列になって待つ必要はほとんどありません。
じっさい、我々は行列の横でのんびりこの写真を撮ってて、列がすっかり消化された頃に入店したけど、他のテーブルに比べてコースの進行が遅くなったりはしなかったです。




本日のお食事はハワイアンディナー
前菜からしてアヒポキです。




寿司ロールとスウィートチリソース。




先程出て来たスウィートチリソースをこのエビやオニオンリングに使ったらめちゃめちゃ美味でした。




お口直しのデザートもブルーキュラソーでトロピカルカクテルのような感じです




そしてメイン、これ以上なくハワイらしいと言えばハワイらしい巨大サーロインステーキ
まさか日本のコース料理で200gのステーキが出て来るとは思わなんだ。
表面がカリッと香ばしい豪快な焼き方も、ちょいと甘めのBBQソースも、何やらヤムヤムツリーとかボビーマギー辺りの昔懐かしいステーキハウスを彷彿とさせる(※近年増えてるメインランド由来の高級系じゃないとこがミソ)ステキなステーキでした。
あ~、一度で良いからワードセンターのヤムヤムツリーに戻ってあの世界一のサウザンアイランドドレッシングのサラダを食べたい。ボビーマギーのウェスタンブーツ型の陶器のマグでカクテルを飲みつつバースデーを祝いたい




過去の記憶に想いを馳せているところにデザートがやってきました。
「パンケーキ」と聞いていたんだけど、さっきのステキなステーキとは対照的にえらく日本らしい控えめなサイズのパンケーキです(笑)。
ちょ、いくら何でも小さすぎないかコレ。「控えめ」だなんてそれこそ控えめな形容で済ませられるレベルじゃないぞ。
だいたいハワイのパンケーキって、べつに昨今のブームの火付け役になった人気店でなくとも、フツーの朝食を出す店でもお皿からはみ出さんばかりの代物が出て来るモノですぜ。
まぁあのサイズは流石に現実的じゃないので仕方なかったのだと思いますが、あまりに小さくてパンケーキを食べた記憶がほとんど残っておりません(笑)。


(パンケーキの少なさを除いては)心ゆくまで夕食を堪能した後は、このクルーズのメインイベントの一つである「ナニ・リム・ヤップ スペシャルステージ」です。




早速飲物をゲットして鑑賞モードに入りました
私はモスコミュール、マミちゃんは山崎さんです。
マミちゃんは和製ウイスキーと言えば山崎さん一筋で、大仕事が終わった後とか特別な時は18年、それ以外では12年を好みます。
最近はスーパーなど店頭の12年が品薄気味なので、飛鳥に12年があって喜んでました。
ただ飛鳥のシングルは若干薄いらしいです(笑)。




ともあれショーがスタートしました。
昨年同様、この舞台では撮影が出来ないため、開演前のステージの写真だけ載せておきます。

ショーは全編生演奏で、最初は独創性の高いカヒコから始まり、楽器モノやハパハオレフラなど、バラエティ豊かな構成でした。
ナニ先生によるMCはもちろん英語で、通訳はありませんが、事前に配られるプログラムに日本語で簡単な曲解説が書かれているため、誰にでも分りやすかったと思います(というか、なまじの通訳で流れが途切れるよりは、こういう文書に解説をまかせた方がショーのテンポを保てて良い気がします)。

ナニ先生のところのダンサーは、二人のお子さんも含めて皆さん「ショー慣れ」していてとても素晴らしいです。
衣装もメーキャップも華やかで洗練されていますし、場面転換もスピーディで、やはりショーとはこうあるべきですね。
しかも、観光客向けのモドキモノではなくて、本物のフラを熟知した作り手・ダンサーが「ショーアップされたフラ」を見せてくださるというのがいいですね。
ショー、それも特にレビューやミュージカルといったゴージャスなものが好きな我々にとって、これほど贅沢なステージはありません。
フラの世界では伝統的なものが重んじられ、素朴なものが好まれる傾向にありますが、「本物」を知った上で遊び心を加えたり、斬新なアレンジを施したりされたフラが個人的にはとても好きなのです。


素敵なショーをたっぷりと堪能した後、今年の青いメリーモナークTシャツの抽選会がありました。
そしてなんと私、コレに当選してしまいました(笑)。
まさか自分が当たるとは思わなかったからビックリでしたよ。

しかしアメリカのLサイズなのに私が着るとピッタピタになると思うと未だに着られないぜ(爆)。




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飛鳥日記も残すところあと少し!
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2014 Hula on ASUKA II (5)

2014-12-04 04:34:55 | おでかけ
11月23日(日)、飛鳥フラ三昧クルーズは四日市港で3日目の朝を迎えました。




もちろん3日目も朝からガッツリ行きます。
魚が食べられなくても十分に美味しい
四代目が完全に寝ており15kgの米俵化していたので我々は断念しましたが、ウチの皆さんは上階の洋食バイキングにも行ってコーヒーを堪能してらっしゃいました


しかしそれにしてもガッツリ寝まくってるな四代目。
昨日も深夜までトバしてたからそれなりに疲れてるんですかね。




昼食の時間になってもこんな有様でした(笑)。
ちなみにこの日もランチは和食にしました。ちらし寿司美味しかった~




船は夕方まで四日市にいました。
ウチの皆さんはちょっとばかし外に行って来たんですって。いいなぁ。




昼食の時点でまだ夢うつつだった四代目も、午後のベーシックレッスンの時間になり「ほら踊るよ!」と言ったらキラーンと覚醒しました。

この日は一回だけキナさんとカラニさんによるフラの基礎講座が開催されたのです。
本当は昨日のナニ先生のレッスンよりも前にこの講座があった方が初心者のお客さんのためには良かったと思いますが、スケジュールの関係で難しかったのでしょうな。
それでも寄港中にもかかわらず多くの方が参加していらっしゃいました。


実は私、幾つになってもベーシッククラスを受けるのが大好きだったりします。
新たに学ぶ事が必ずありますからね。
今回も「ほ~~なるほど」と思った事がいっぱいありました。
例えば「ハワイ島のスタイルは比較的ステップの歩幅が大きい」とかね。

何よりもいちばん印象に残ったのは、正しい「ハワイのフラ」を説明している過程でキナさんがおっしゃった「『フラダンスってこういうの(※マンナンライフの蒟蒻畑のCMでクネクネしてるねーちゃんをご想像下さい)でしょ?』とか言われるとちょっと傷つくんだよね…」というコメント、これには私も深く深くうなずきました。
やっぱりハワイの人に対して恥じるところの無いフラを踊りたいものです。


そんなわけで、「正しいフラ」とは何か自分なりに考えながらこのレッスンを受けていたわけですが、とにかく思ったのは、スタイルの違いこそあれ、いちばん大切なのは「バランス」だなと思いました。

たとえば先程言ったように、キナさん曰くハワイ島のフラのスタイルは歩幅が大きめだそうです。
しかし、クムの歩幅が60cmだったとして、じゃあ自分の歩幅も60cmにしたらそれだけでクムと同じスタイルになれていると思ったらとんでもないです。
歩幅が60cmなら、ヒップのスウェイも上半身の使い方もそれに相応しいもの=バランスの取れた状態でなければなりません。
脚ばっかり60cm開いても、上半身が反対側に逃げてしまったり、ヒップの揺れが自然とステップについて来ずわざとらしいモノになってしまったりしたら、それはそのクムのスタイルとは全く異なる代物です。
もし誰かの踊りを観て「このダンサーは歩幅が大きすぎて変だなあ」と思ったら(歩幅の小さいスタイルのダンサーはえてしてそのように感じがちです)、それはその人の歩幅が大きすぎる事自体のせいではなく、大きな歩幅に対して他の部分のバランスが取れていないのが原因だと思います。

あるスタイルが正しく「身についている」と言えるのは、歩幅など分りやすい指標に留まらず、全身の動作すべてがそのスタイルにおける「正しいバランス」を保っている状態なのではないでしょうか。
分りやすい「カタチ」だけがそのフラのスタイルを形成しているわけではない。コレとっても重要です。

キナさんやカラニさんはもちろん、同じハワイ島であるナニ先生とお弟子さん達も、ウチ辺りのスタイルと比べるとかなり歩幅が大きいですし「やっぱりオアフ島とは違うなあ」という印象ですが、それでも全身の動きのバランスが取れていれば美しいと感じるものです。


カホロの3ステップ/4ステップの違いも同様です。
ものすご~く乱暴に言っちゃうと、カホロの4拍目でタップするのが4ステップ、しないのが3ステップですね。
3ステップか4ステップかは見りゃ誰でも分るものなので、ついコレだけをつかまえてスタイルの違いについて語りたがる人が多いけれど、実際の「スタイルの違い」ってのはそんな単純なモノじゃないんですよ。

で、3ステップのスタイルのところって近年結構見かけるんですが(ちなみにウチは違います)、残念ながら必ずしもすべての3ステップのスタイルの(と標榜している)お教室が正しく使いこなせているかと言ったらそうではありません。
悪い例を挙げるとイロイロ差し障りがありますので(笑)、良い例を挙げるなら、ジョニ御大のアラカイでありナターシャ・オダさんのお母様であるディーディーさんのカホロは理想的な3ステップの在り方だと思います。
長年4ステップで踊って来た母マミちゃんは前々から3ステップのカホロについて、ある問題点を指摘していたのですが、ディーディーさんのやり方だとその問題が起きない(あるいはごく自然にやり過ごせる)事を発見しました。
ですから、ディーディーさんのフラこそ3ステップのカホロに相応しいバランスが取れた踊り方、すなわち「スタイルが正しく身についている状態」といえます。
「4拍目でタップしなきゃディーディーさんと同じに踊れている」なんて、安易な問題じゃないのですね。


いかん、話題が思いっきり飛鳥から遠のいてしまった(笑)。
レッスンを受けてもショーを観ても、ついついフラについて四方八方に思考の触手を伸ばしてしまう触手フェチの筆者であった(変態か)。


その他にキナさんがおっしゃった事としては、「手首を使って柔らかくモーションをつけること」でしょうか。
これまたバランスが重要でして、キナさんのお手本をよく見ていると、「柔らかく」とは言っていてもあくまでも自然に見える範疇な訳で、闇雲に柔らかくすれば良いのではないのですね。
「柔らかく」と言われると極端に手首をカマキリのごとく持ち上げたくなったり、アップダウンをつける振付だと膝カックンされたかのように激しく沈みたくなったりしがちですが、コロッケさんのモノマネじゃあるまいし、先生のお手本を良く見て誇張しすぎないように注意することが必要です。


やっぱりベーシッククラスは為になるなぁ
というかベーシッククラス(及びそこで考えたこと)の記述に時間をかけ過ぎてもうすぐ5時だ(笑)。
すみません、続きはまた明日という事で





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スタジオMクリスマス遠足@横浜

2014-12-03 05:58:53 | ダンス話&スタジオM
飛鳥乗船レポートの真っ直中ではありますが、ここで次回イベントのお知らせなど。
と言っても今度のは私達が「出演する」というより「参加する」イベントでございます。


イベントは「Alohaland横浜」。
そう、飛鳥の際にも行った横浜に再び(今度はもう少し大所帯で)上陸するのです




会場も懐かしの大さん橋です。
あのクリスマスデコレーションがまた見られて嬉しいな~




その奥にある「大さん橋ホール」(ガラス張りのところ)で、来る12月6日(土)に「アロハランド」が開催されます。




イベントは日中からスタートしまして、夜19:00にはなんと入場無料のWeldon Kekauohaさんのスペシャルステージがあるそうです
しかもここで彼の生歌によるLei Ho'ohenoにあわせて皆で踊ろうという壮大な企画があると伺い、我々も馳せ参じる事にした次第です。
参加メンバーを募ったところ人数も結構多くなったので、バスをチャーターして参ります。
題して「スタジオMクリスマス遠足」


しかしスタジオMの遠足ですから今回も例に漏れずえっらいアグレッシブです。



とりあえず初っ端は聘珍楼です。
ってどんだけ好きなんだ聘珍楼。

いえいえ、飛鳥メンバーは今回の参加者のごく一部ですので、ガチで通い詰めてる感のある人はホントに少ないんですよ。って何に言い訳してるんだ私は(笑)。


その後、メインのアロハランドに駆けつけて、最後のWeldonさんのショーまでたっぷりと堪能したら再びバスで帰還………なんですけれども、一部の人は更にお泊りして夜の部・安定のショーパブに繰り出します。
ショー好きにもほどがあるぜスタジオM!しかも自分が出るだけじゃなくて、観るのもメッチャ好きなんだ!!




せっかくの遠足ですのでしおりも作りました。
中には一日の行程の他、衣装の説明なんかも書かれております。
しおりを入手済みの方は、よろしかったらこんな感じで自由に彩色してくださいまし




クリスマスの横浜の夜景を見るのも楽しみだなぁ





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2014 Hula on ASUKA II (4)

2014-12-02 03:44:19 | おでかけ
すいません、またも更新が途切れ途切れになってしまいました
今日こそ途中で寝ないで進めるぞ~(笑)。


シアターでのプロダクションショーが終わった後、メレフラコンサートに馳せ参じるべくラウンジへ向かいました




前半はナニ先生のご登場です
ナニ先生、今日は白いドレスをお召しになってます
白いドレスが似合う人って羨ましいなぁ。私は体重が半分だった小学生の時分から白が絶望的に似合わないんで、体型の問題だけじゃないと思われます。
ってそんな話はどうでもいいとして。




なんとウチの皆さんはライヴ前にナニ先生と写真を撮る機会に恵まれたそうです
ちょうどこの日に全員お揃いのドレスを着ておいて良かった~白とグリーンのコントラストが綺麗ですね
実はこのドレス若干重いんですけれども(笑)、頑張って持って来た甲斐があったというものです




本日もナニ先生のご子息BABAちゃんの踊りはキレッキレです。
迫力があるだけでなく、優雅さや格調高さを兼ね備えているのがイイ感じですね。
これから年を重ねるごとにますます洗練されたダンサーになっていく事でしょう。

あと、彼はフラが素晴らしいだけでなく、おそらく他のダンスも学んでいらっしゃるんじゃないでしょうか。
私が存じ上げているのはベリーダンスだけですが、あの踊りの美しさはきっと様々なジャンルのダンスの恩恵も受けているはず。
しかも、それらの味が濃くなり過ぎて主張し過ぎていないところに彼のセンスを感じます。

フラに限らずどのダンスも、ジャンルを一つに絞らないで色々学んだ方がお互いに好影響を及ぼし合ってそれぞれのダンスの上達に繋がるというのが私の持論ですが、その際に「キッチリ使い分ける」事が非常に重要です。
BABAちゃんのように「明らかに他のダンスも学んでいるけれど、何のダンスなのかハッキリとは見えて来ない」という踊りを踊れるダンサーこそ真の達人だと思います。




四代目もすっかりラウンジで寛いどります。
しかし椅子の上で大人しくしているような可愛げのある子供ではないんだぜ。




さっそく自主的に踊ってます。
大して知らない曲でも我々の席の前で自由に踊ってました。
ライヴの合間に流れるフラと全く関係のない曲にもガシガシと合わせていきます。ホント、踊るの好きなのよねえ、この女児は。




ナニ先生のライヴの途中で、クルーズディレクターのボブ田中さんも歌を披露してくださいました。
ボブさん、ご出身がハワイというだけでなく、クルーズイベントでのウクレレ講座も担当なさるほどハワイ音楽に精通していらっしゃいます。
このクルーズのキャスティングが素晴らしいのも(今年と去年のホオさんだけでなく、一昨年はなんと故チノ・モンテロさんが出演なさっていた)この方のこだわりでしょうなぁ。

もちろん歌を歌わせてもダンディな歌声で、古き良きハワイを彷彿とさせます
そして発音がまた申し分の無いハワイ英語
ボブさんはすでに長年飛鳥に勤めていらっしゃるはずですが、ハワイの方ってしばらくハワイを離れていても「あの発音」なんですよねぇ
ハワイ英語は私の心の…もとい耳のオアシスです




そして更なる耳のオアシス、キナさん&カラニさんとホオさんのご登場です




ホオさん、今日のヘアスタイルもナイス
昨晩とはまた異なる、ピンク系のお花が入ったアレンジもステキだわ~。
三人三様の装いなんだけど、ライムグリーンで統一感があるのがオシャレですね。




BABAちゃん他ナニ先生のとこのダンサーさん達も踊ってくださいました。
いちばん手前の女性、プッシーキャットドールズの某メンバー(ハミルトンと付き合っている?いた?人ではない)に似ている気がするのは私だけ?




そしてナニ先生の踊りも拝見出来て至福でございました
ナニ先生のフラは本当にエレガントで凛としていて、どんな曲を(それこそKa Uluwehi O Ke Kaiなどでも)踊っても「おお、カホロクー!」と唸ってしまうような優雅さに満ちていて素敵です。




さらに大変光栄な事に我々もLei Ho'ohenoを踊らせて頂きました

昨晩「みんなで踊れる曲はある?」と訊かれてこの曲を答えたら、なんと一晩かけて練習してくださったのです
しかもホオさんがピアノ。これだけでもう涙が出るほど感動的です


にもかかわらずウチの皆さんときたら、寸前まで踊らないとかおっしゃってたんですよ(笑)。
皆さん一体どんだけ奥ゆかしいんでしょう。
でもミュージシャンの方々もわざわざ練習してくださった事だし、せっかくお揃いのドレスも着て来たんだから1曲くらいはみんなで踊りましょうよ~!と熱烈にラブコールし続け、ようやく全員が前に出て来た次第です。




このLei Ho'ohenoには四代目も参加しました。
というより、この曲は彼女の十八番の一つです。
何しろ一人で歌いながら踊りますからね。しかも'(オキナ)をしっかり声門閉鎖音にしている(例:ku'uとか'ume'ume)ところが我が子ながら頼もしいです。
まあ「ゔぇゔぇろ!」とカーヘアまでかますのは頼もしいを通り越して調子に乗っているきらいがありますが(笑)。


美しい旋律に合わせて夢見心地で踊らせて頂いた後で、キナさんが「誰かハワイの先生に習っているんでしょう? 歌の意味によく合った表情でとても良かった、カッコいいフラだった」とお褒め下さいました
ハワイの方から「意味に合っている」とおっしゃって頂けるほど名誉な事ってないですよ
しかも「カッコいい」という褒め言葉、とても新鮮で嬉しいわ若い男性ならではの表現ですね。
でも確かに私も「カッコいいフラ」は理想とするところでありますので、そのように認識して頂けた事、大変に光栄でございました


楽しいメレフラが終わったら〆はお馴染み夜食です。
すいません食事に夢中で写真撮るの忘れました(笑)。
しかもこの日はウチの皆さんは夜食に参戦なさらず、他のお客さんもパスした方が多かったようで、会場の人影はまばら、特に我々親子のようにこれがメインディナーかよというガッツリっぷりの人は全く見かけませんでした。

けどこの日の夜食メニューはフラオン飛鳥名物トマトラーメン(通称ボブラーメン)で、メッチャクチャ美味だったですぜ
飛鳥の夜食は毎晩メニューが変わりますから、味見程度のつもりで毎晩お試しになる事をお勧めします。



などと言って仲間を増やそうとするタチの悪いアースラ親子であった。





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