昨日の予報で、今日はかなり良いお天気になる、と聞いていたので「今度こそ南アルプスを見てくるか。」という気持ちになっていたのですが、この季節「棚田に鯉のぼりが泳ぐ里がある」と聞いては行かずにいられません。w
ここは栃木県那須烏山市にある『国見の棚田』です。 小さいながらも急斜で奥行きがあり、美しい棚田です。 「日本棚田百選」にも認定されています。
那須烏山市では4月11日(日)より5月9日(日)まで『第4回鯉のぼり祭り』を開催しており、この棚田の鯉のぼりの飾りつけもその一環で行われています。
お天気が良すぎて風がなく、鯉のぼりもそよそよとしか動いてくれなかったのがちょっと残念でしたが、すでに田んぼには水が張られ、より一層美しい景色になっていました。 田植え前の代掻き作業も行われており「今年もいよいよ始まるんだなぁ」という気持ちになりました。
けれど、農家さんのお仕事はとっくに始まっているのです。 この田んぼの奥さんとお話させていただきましたが、今年は気温が低かったので稲苗の生育が遅く田植えも遅くなりそうだというお話でした。 けれど田んぼの周りの畔がきれいに塗られ、水が張られて準備万端の様子を見ると、きちんとやっていらっしゃるなぁ、とちょっと気持ちが奮い立ちます。
ただ、「後継者がいないのであと5~6年でこの田んぼもなくなっちゃうかもね」というお話もされていました。 それはとても残念なことです。 この国見地区でも昔は20件以上あった稲作農家が、現在では5件になっているそうです。 この周囲にはたくさんの美しい棚田があります。 栃木県をはじめ色々な方の協力で、是非守っていってほしいと思います。 私も少しは協力できるかも。
こちらの棚田の水は天水です。 川はありませんが、山の斜面に掘られた水路から常に水が流れています。 今まで枯れたことはないそうです。
国見はみかんの産地でもあり、日本で作られるみかんの最北限だと言われています。 なので、東北方面からたくさんのみかん狩りのお客さんが来るのだそうです。
ところで。 帰りは「道の駅 もてぎ」に寄りました。
お昼御飯とここの名物「おとめミルク」を絶対に食べたかったからです。 「おとめミルク」は12月~5月末までの限定品で、茂木産の完熟いちご「とちおとめ」とフレッシュミルクアイスを、注文してから混ぜ合わせて出してくれるのですが、これがもう本当においしい!!
ところが、建物に向かうと何やら行列が。。。(写真屋根の下)
みぃーんな「おとめミルク」狙いでした。((;゜Д゜) 噂では40分待ち。 本日はあきらめ、いただけずに帰ってきました。 うぅ。 残念だった。(T_T)
あと少し棚田を紹介します。 けれど、昭和記念公園のチューリップもまだアップしてないし。(^o^;
たぶんゴールデンウィークにはできると思います。
鯉のぼりは意外と少ない、と感じませんでしたか。
何とか撮ろうという努力が伺えます。場所が自由に動けないから、大変だったでしょう。
5枚目の縦の耕運機を運転する方が入ったのがいいですね。
私も今年はぜひ棚田を撮りに行きたいと思います。
今年はゴールデンウィークを過ぎてからでないと田植えができそうもない、とおっしゃっていましたね。
小さめの棚田とは言え、谷をまたいで鯉のぼりをかけるのですから、
そうそう何段もできないのでしょう。
けれど天に昇ってゆくかの様な棚田に、滝を登ってゆく鯉を飾るのは
いいアイディアですよねー。
代掻き作業をしている農家さんの入った写真は
私も気に入っているのですが、この写真では
棚田のいい雰囲気が出てないです。
「浜野浦の棚田」にも水が張られたようです。
美しい夕日の時間の場所取りは大変そうですよ。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100425-OYS1T00274.htm
ようこそおいでいただきました。
3年前に行ったきりで申し訳ない気持ちです。
最近は同じ栃木県でも日光の方ばかりに夢中になっているもので、
気にはなっているのですが、なかなか行く機会が見つけられません。
足利工大と言うと「国見の棚田 シンフォニー」http://www2.ashitech.ac.jp/civil/fukushima/toppage/toppage.html
というホームページを以前に拝見させていただいたのですが、
棚田の写真が2009年で止まっていたので、その後はどうされているのか、
と思っていました。
ずっと活動を続けていらっしゃるようですね。
この機会に来年は伺えるよう、考えてゆきます。
コメントをありがとうございました。 m(_ _)m