10月18日(月)、奥日光の紅葉が見ごろだと聞きひとっ走り行ってきました。
実は16日(土)~17(日)には日光の霧降アイスアリーナで日光アイスバックスの試合がありました。 できることなら早朝に家を出て、奥日光で紅葉を見て、その後バックスの試合を見て帰る、というプランを実現したかったのですが、あいにく17日は私のクラスの発表会。 まぁ、これは自分で決めたことだから仕方ない。 で、土曜日に行こうか、という気持ちもあったのですが、発表会前日の落ち着かない時にどうしたものか?、と思っていたところ結局用事が入り行けないことに。 しかも16日~17日は日光で流鏑馬等のお祭りもあり、激混みは必至。 ならば、平日の月曜日は仕事もないしどうか? と。 月曜日ではバックスの試合は無いものの、練習が10時からある。 娘たちにハナちゃんの世話を頼めれば行ける! と思った所、上の娘は外出、下の娘は午後5時に家を出てゆくから、それまでに帰ってくれば? ということなのだが。。。やっぱり写真はちゃんと撮りたいし、その上5時に戻るには。。。と思案した結果、午前3時起きで出発し、午後4時30分ごろにはスーパーで買い物もして戻ってきたという、努力の紅葉狩り&一人撮影会、となりました。w
しかし後日母に聞いたところ、以前紅葉が盛りの奥日光へ朝5時出発で出かけたが、日光宇都宮道路でがっつり渋滞にはまり日光市内にもたどり着けず引き返したことがあるという。 う~ん。 4時前出発はかなり正解だった。 平日でも日光で紅葉を見ようと思ったらかなりの覚悟が必要なようです。 今後お出かけの方、お気をつけください。
ということで。 上の写真は竜頭の滝です。
午前4時前に出発したことで、高速はまったくの渋滞なし。 日光宇都宮道路、清滝を過ぎ「いろは坂」を登り始めるとさすがに速度が遅くなるせいか前後に車が連なってくる。 上の写真はいろは坂の途中にある「明智平」からの眺め。 午前6時30分頃です。 「ちょっとまだ紅葉は早いのかな? けど、真っ赤な木もあるな。」とワクワクしていると、いろは坂を登る車がどんどん多くなってくる気がする。 いや、実際多いのだ。 まずいまずい、と先を急ぐ。
一応渋滞は無く「中禅寺湖」を通り過ぎ、一番に向かったのが「竜頭の滝」。 到着は7時ごろ。 ここの駐車場はあまり大きくなく、私が到着したころは残り2~3台分。 「危なかったなぁ~。」と思いつつ車を止めて、カメラと三脚を持っていそいそと滝つぼへ。
この時間滝つぼは全くの日陰。 しかも周りはすべて木に囲まれているのでかなり暗い。 紅葉した木も日が当っていないと黒っぽい雰囲気。 しかもなんとなく紅葉見ごろ過ぎ?
日光市内、東武日光駅の標高が 538m。 この竜頭の滝の標高が約1,300m。 明智平付近では早いかな?と思っていた紅葉も、この辺に来ると既に散っている。 ちょっとがっかり。 この後もっと上の方に行く予定だったので、少し不安がよぎる。
竜頭の滝を滝つぼから滝の落ち口まで続く遊歩道を登る。 私は奥日光の中で竜頭の滝が一番好きだが、その魅力はこのごつごつとした岩を流れてゆく水の美しさだろうと思う。
竜頭の滝の名前の由来は、このごつごつとした岩が無数の竜の頭に見えるからかな?と思っていたのだが、間違えだった。 竜頭は滝つぼの写真に見えるふた筋に分かれた滝の水が竜のひげに見えるから、と、ふた筋に水を分ける大きな岩が竜頭に見えるから、などの説があるそうだ。
それにしても撮影が難しい。 日の当たっている紅葉がいい具合に写るよう露出を下げると滝の水が真っ黒になってしまう。 水に合わせれば紅葉が真っ白。 しかも、滝の方は黒っぽいのに、水はところどころ明るくハレーションぽくなってしまう。 とりあえずPLフィルターを付けたのだが、あまり意味なかったかな。
また、流れるような水を撮るためにシャッタースピードを遅くしようと絞りをF22くらいまで絞っても思うように遅くならなかったりする。 こういうときはNDフィルターらしいのだが。。。NDフィルターを使えば、水のハレーションも防げるのだろうか?
この撮影の時は、水に直接日差しが当たっていない所でもかなり白くなってしまっている。 これで直射日光があたったらどう対処したらいいのだろう? と思うのだが、よくわからない。
竜頭の滝の後、美しい景色の「戦場ヶ原」に後ろ髪を引かれながら素通りし「湯ノ湖」を目指す。 途中「湯滝」にも寄ってみる。 駐車場は有料410円だが空いていた。
竜頭の滝、湯滝、そして華厳の滝は奥日光の三大名瀑と呼ばれている。 日光湯元温泉沿いにある湯ノ湖から落ちてゆくのが湯ノ湖、そして流れは湯川となり、戦場ヶ原を通りぬけ、竜頭の滝となり、さらに進んで中禅寺湖にそそぎ、そして華厳の滝を落ちてゆく。
竜頭の滝、湯滝あたりでは滝の付近から温泉の匂いがするので、暖かいお湯が滝を落ちているのかと思ったが、水は冷たい。
この湯滝も竜頭の滝のように「落ちてゆく」というのではなく岩を流れ落ちてゆくという感じだ。 岩肌を滑ってゆく水の流れがきれいなのだが、なかなか上手く撮れない。
紅葉もやはり見ごろ過ぎ、という感じだがところどころにきれいな木はあるし、何しろ水の流れが美しく、気持ちよく、清々しくて、やはり来て良かったなー、と思いながら湯ノ湖に向かった。
既に見ごろ過ぎでした。
また、日のあたっているところと
当たっていない所の差が激しく、
難しかったです。
水なのでなおさらだったのでしょう。
午前6時半頃ですか。なるほど。さすが行動派。
キャパ11月号にPLフィルターの特集が載っていましたので、ご参考までにどうぞ。
それとNDフィルターですが、レンズに入る光を制限するものですから、
画面全体の光量が減るだけで、明るいところと暗いところの差が減るわけではありませんから、
あまり効果は無いでしょう。
知識だけで使ったことはないのですが、NFハーフフィルターと言うのがあります。
フィルターの半分がNDフィルターで、半分がノーマルのものです。
つまり、下から3枚目のような写真を撮るときに、斜めにして使うと、左半分の紅葉のところが光量が抑えられて、滝の水のところとの輝度さが無くなり、全体として、輝度差の無い写真が撮れることになります。
まあそれがいい写真になるかどうかは不明ですが。
私の持っているレタッチソフトにもハーフNDフィルターという効果が入っています。遊ぶ分には使えますが、実際はどうでしょうねえ。
あ、ケンコーのサイトで検索したら、そのものずばりの「ハーフNDフィルターの使い方」と言うのがありました。例のカメラマンの解説です。
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/kaneko/nd_page_01.html
ありがとうございます。 買います!
以前に買ったものも部分的に何度も読んだり見なおしたりしていたので、
まだ全部読んでいないのに時間が経ってしまい、
まだ新しいものは見ていませんでした。
ハーフフィルターも気になっていました。
まさにそのサイトの棚田の写真を見たときに、
「あったら上手く撮れるかなぁ~。」と思ったのでした。
今年のお正月、平林の棚田の日の出を撮った時にはまさしくほしい気持ち満々でした。
が、PLフィルターもさほど使っていない状態だったので、我慢していました。
う~ん。 PLフィルター、NDフィルター、ハーフNDフィルター、と三種類。
使うのか(使えるのか)自分?、という感じですが。。。
使ってみないと気が済まない気持ちになってきたなぁ。(ぇ