家を出たら、
風がけっこうきつかったので、
寒いのかと思ってちょっと厚めの服に着替えたら、
意外とそうでもなかった。
ぽかぽか。
夕方になってもしっけのせいか、
そんなに寒いって感じはないし。
あしたは雨みたい。
ゆうべ、ちゃんと月を見とけばよかったかな。
夏の間、ハリー・ポッターでひとり盛り上がったあと、
はて、次はなににしようかって、
図書館の中をうろうろしたけど、
時間があまりなかったので目に付いた、
江戸川乱歩を借りてみたら意外とおもしろかった。
ちっちゃいとき、はやってたころに、
何冊か読んでいらい、何年ぶりかな。
京極夏彦さんを読んでると、
乱歩っぽいなあと思ってたことがあるんだけど、
やっぱり雰囲気が似てる感じがする。
「D坂の殺人事件」とか、特に。
古本屋が出てきたりもするし。
あとは、しばらく時間が空いた、
森博嗣さん。
「黒猫の三角」が見つからなくて、
図書館で借りるべきか、見つかるまで探すべきか、
しばらく悩んだんだけど、
古本屋さんで買えたからまた読んでみようかと。
というか、そのあいだに、
「ヴォイド・シェイパ」を読んでたけど。
これとか「スカイ・クロラ」なんかは、
あんまり同じ人が書いてる気がしてなかった。
今年の秋はこのへんに、はまってみよう。
「今ちゃんの実は」は、
釣りじゃないみたいなのでがっかりしたけど、
洞窟探検もおもしろかった。
閉所恐怖症ぎみで、
ビジネスホテルとかうなぎの寝床も苦手なので、
ああいうところは絶対行けないけど。
ゴエさんのは、とうとうゆるキャラNGになったのかな。
アメリカの銃規制はいろいろむずかしいんだろうな。
地方によって状況は違うし。
となりの家まで何キロとか離れてて、
警察もあてにできないようなところで、
自分で自分の身を守るためには、って考えたら、
銃を持たないと不安って気持ちもわかるし。
ダイムバック・ダレルみたいなことなら、
入場前のチェックではじけるかもしれないけど、
今回のように会場近くのビルから、とか、
路上で無差別に、とかなると、どうしようもない。
最近、日本で常人逮捕っていうのがあったけれど、
あれは相手が銃を持ってないからできることで、
もしもってことを考えたらそんなことできないし。
で、いざ銃を規制したところで、
手放すのは善良な人だけってこともありうるわけで。
核兵器と同じで、みんなが持つか。
みんな持たないか。
やっぱり、そのどちらかしかないのかも。
「日本すごい」とは思ってないけど、
腰にあんなたいそうな人殺しの道具を、
ねんがらねんじゅうぶら下げておきながら、
それほどは刃傷沙汰が起きなかった江戸時代の日本って、
もう一回ちゃんと見つめなおしてみていいと思う。
まあ、ほんとうに「国民の生活を守ること」だけを考えたら、
SFみたいに「危険分子」を遺伝子レベルで排除する、
くらいのことをやらないと無理なんだろうけど、
そんなことは "リベラル" たちでなくても許されるとは思わないし。
ほんとのリベラルで、多様性を認めるというのなら、
自分で自分の身を守る権利だって認めていいはずなんだけど。
そういう自分たちだけに都合のいい "リベラル" は、
もうほんとに "ドリーマー" に言い換えたほうがいいかも。
もともと "Dreamer" には『幻想の世界に逃げる人』とか、
『実際の状態よりも理想に導かれる人』とか、
そっち系の意味があるみたいだし。