TBA

(仮)

持つか 持たないか

2017-10-05 | 本と雑誌

家を出たら、

風がけっこうきつかったので、

寒いのかと思ってちょっと厚めの服に着替えたら、

意外とそうでもなかった。

ぽかぽか。

夕方になってもしっけのせいか、

そんなに寒いって感じはないし。


あしたは雨みたい。

ゆうべ、ちゃんと月を見とけばよかったかな。




夏の間、ハリー・ポッターでひとり盛り上がったあと、

はて、次はなににしようかって、

図書館の中をうろうろしたけど、

時間があまりなかったので目に付いた、

江戸川乱歩を借りてみたら意外とおもしろかった。


ちっちゃいとき、はやってたころに、

何冊か読んでいらい、何年ぶりかな。


京極夏彦さんを読んでると、

乱歩っぽいなあと思ってたことがあるんだけど、

やっぱり雰囲気が似てる感じがする。


「D坂の殺人事件」とか、特に。

古本屋が出てきたりもするし。




あとは、しばらく時間が空いた、

森博嗣さん。

「黒猫の三角」が見つからなくて、

図書館で借りるべきか、見つかるまで探すべきか、

しばらく悩んだんだけど、

古本屋さんで買えたからまた読んでみようかと。


というか、そのあいだに、

「ヴォイド・シェイパ」を読んでたけど。

これとか「スカイ・クロラ」なんかは、

あんまり同じ人が書いてる気がしてなかった。


今年の秋はこのへんに、はまってみよう。




「今ちゃんの実は」は、

釣りじゃないみたいなのでがっかりしたけど、

洞窟探検もおもしろかった。

閉所恐怖症ぎみで、

ビジネスホテルとかうなぎの寝床も苦手なので、

ああいうところは絶対行けないけど。


ゴエさんのは、とうとうゆるキャラNGになったのかな。





アメリカの銃規制はいろいろむずかしいんだろうな。

地方によって状況は違うし。

となりの家まで何キロとか離れてて、

警察もあてにできないようなところで、

自分で自分の身を守るためには、って考えたら、

銃を持たないと不安って気持ちもわかるし。


ダイムバック・ダレルみたいなことなら、

入場前のチェックではじけるかもしれないけど、

今回のように会場近くのビルから、とか、

路上で無差別に、とかなると、どうしようもない。


最近、日本で常人逮捕っていうのがあったけれど、

あれは相手が銃を持ってないからできることで、

もしもってことを考えたらそんなことできないし。


で、いざ銃を規制したところで、

手放すのは善良な人だけってこともありうるわけで。


核兵器と同じで、みんなが持つか。

みんな持たないか。

やっぱり、そのどちらかしかないのかも。


「日本すごい」とは思ってないけど、

腰にあんなたいそうな人殺しの道具を、

ねんがらねんじゅうぶら下げておきながら、

それほどは刃傷沙汰が起きなかった江戸時代の日本って、

もう一回ちゃんと見つめなおしてみていいと思う。



まあ、ほんとうに「国民の生活を守ること」だけを考えたら、

SFみたいに「危険分子」を遺伝子レベルで排除する、

くらいのことをやらないと無理なんだろうけど、

そんなことは "リベラル" たちでなくても許されるとは思わないし。


ほんとのリベラルで、多様性を認めるというのなら、

自分で自分の身を守る権利だって認めていいはずなんだけど。


そういう自分たちだけに都合のいい "リベラル" は、

もうほんとに "ドリーマー" に言い換えたほうがいいかも。

もともと "Dreamer" には『幻想の世界に逃げる人』とか、

『実際の状態よりも理想に導かれる人』とか、

そっち系の意味があるみたいだし。
コメント
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