きょうはずーっと雨。
外に出なくていい日でよかった。
雨降りまくってるからか、
そんなに湿気もないし、からだは楽かも。
『今昔百鬼拾遺』の『鬼』と『天狗』を読んだ。
『鬼』はちょっとずつだったけど、
読み進め始めたら『天狗』まで一気にいってしまった。
『ヒトごろし』とつながってるのか…
『天狗』はちょっといまひとつかな。
戦後すぐの時代にそういう考え方があったのかどうか。
そして、いくらそのためとはいえ関係ない人を、っていうのもちょっとなあ。
というか、このシリーズなら、
ふつうの人の考え方なら常軌を逸していても、
その人の中では筋が通っている、っていう感じだったのでは?
敦子さんのキレがいまいちなのにたいして、
美由紀ちゃんが元気でいい感じ。
表紙の今田さんが顔を隠してるのがもったいないし、
隠してる意味もあんまりわからないけど、
美由紀ちゃんのイメージでもないし、
もちろんあっちゃんでもないから、そういうもんなのかな。
じゃあなんで今田さんなの?ってよけいに思うけど。
あとなんか自分でおかしいなあと思ったのは、
「はめふら」をずっと見てたせいで、
美弥子さんや、まだ途中だけど『河童』のお嬢さまがたの口調に、
まったく違和感がなくなってること。
シリーズの新作は出ないし、
ほかのものとかはちょっとあわなさそうのが多いので、
薔薇十字叢書まで手を出そうとしてたけど、
『遠巷説百物語』は出たみたい。
ハードカバーは買えないから図書館で借りてから文庫で買おうかな。