TBA

(仮)

鬼と天狗

2021-07-07 | ブログ

 

きょうはずーっと雨。

外に出なくていい日でよかった。

雨降りまくってるからか、

そんなに湿気もないし、からだは楽かも。

 

 

『今昔百鬼拾遺』の『鬼』と『天狗』を読んだ。

『鬼』はちょっとずつだったけど、

読み進め始めたら『天狗』まで一気にいってしまった。

『ヒトごろし』とつながってるのか…

 

『天狗』はちょっといまひとつかな。

戦後すぐの時代にそういう考え方があったのかどうか。

そして、いくらそのためとはいえ関係ない人を、っていうのもちょっとなあ。

というか、このシリーズなら、

ふつうの人の考え方なら常軌を逸していても、

その人の中では筋が通っている、っていう感じだったのでは?

 

敦子さんのキレがいまいちなのにたいして、

美由紀ちゃんが元気でいい感じ。

 

表紙の今田さんが顔を隠してるのがもったいないし、

隠してる意味もあんまりわからないけど、

美由紀ちゃんのイメージでもないし、

もちろんあっちゃんでもないから、そういうもんなのかな。

じゃあなんで今田さんなの?ってよけいに思うけど。

 

あとなんか自分でおかしいなあと思ったのは、

「はめふら」をずっと見てたせいで、

美弥子さんや、まだ途中だけど『河童』のお嬢さまがたの口調に、

まったく違和感がなくなってること。

 

シリーズの新作は出ないし、

ほかのものとかはちょっとあわなさそうのが多いので、

薔薇十字叢書まで手を出そうとしてたけど、

『遠巷説百物語』は出たみたい。

ハードカバーは買えないから図書館で借りてから文庫で買おうかな。

 

コメント
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