ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

ナイトメア

2009-05-17 21:56:43 | 日記・エッセイ・コラム

朝、目一杯降っていた雨は風に化けたようだ。
せっかくの大きな傘は杖の役にもたたなかった。
今日は早々と起きて、図書館に行った。中野南台図書館である。
図書館を利用する事が多いので、続けていくと
自分の読みたい本が品薄になってくる時がある。
図書館には山ほど本があるわけだけど、どちらかと言えば
作者で選ぶ派の私は作品数の少ない作者だと、わりとすぐに
全部読み終わってしまって、次なる作品が出るのを待つ事になる。
読み終わった本を紹介しているけど、このブログが始まる前に
ほとんどの作品を読み終わった作家がいるという事も言いたい。
そういう理由で、図書館は何箇所かを回った方が良い。
一時期は中野の図書館、本町図書館、中央図書館、南台図書館
渋谷の笹塚図書館、西ヶ原図書館、本町図書館、新宿の角筈図書館と
一日かけて回ったものである。懐かしいなぁ、今では
一箇所の図書館で事が足りるようになったわけである。
読書の幅が広がったというべきか、諦めがよくなったというべきか。

今日は風の中、会社に行った。
土曜日も日曜日も出社して頑張っている仲間が居るので
いっしょに昼御飯でも食べようと思ったのだ。
で、サンシャインに食べにいったのだけど
休みの日のサンシャインは猿回しが来ていたし、
なにやらゴスロリというのだろうか、格好をした女の子が
「ナイトメア」のイベントに集まっていた。
いやぁ異国にいるような感じだな。

ナイトメアの日本テレビアニメ『DEATH NOTE』OPテーマ曲だ。


気をつけ、礼。

2009-05-16 23:15:41 | 本と雑誌
気をつけ、礼。 気をつけ、礼。
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2008-08

今日読み終わった本は重松清『気をつけ、礼。』である。
せつない優しさが溢れる本である。泣かせられたな、ちょっとずるい。
でも、気持ちの良い涙を流せるものである。せつない気持ちって
なかなか味わう事を忘れてしまう日々である。
日々の中にだって時間が経てば、せつない想い出に繋がる事がある。
きっと。今は気がつかない事だって時間というフィルターをかければ
懐かしくて優しい時代だった過去になっていくのだろうな。
なんてな、残業ばかり続く最近がそうなるかは不明だ。

今日は赤羽で麻雀をやった。勝った、久しぶりである。
2位抜け麻雀なのに2位になったのが一度しかない。
トップとペケと3位を巧い具合に繰り返すわけである。
麻雀は4人で遊ぶ遊戯であるわけだから
自分の都合通りに行くのは、そこそこついていないとこのようにならない。
そう、今日はラッキーな上にあぐらをかいている状況だったのだ。
ツキというものが自由に扱えるようになったら
いろいろ楽しい事に使いたいものである。
しかしだ。
私のことだ、きっとツマラナイ事に使いすぎて
大切な時に使える状態でなくなりそうである。
やはり、私みたいな者には、ツキは神様に委ねた方が良い気がする。
『少しだけ賢い所は自分を知っているという事である』
byラッキーあぐら。


珈琲屋の人々

2009-05-15 23:21:51 | 本と雑誌
珈琲屋の人々 珈琲屋の人々
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2009-01
今日読み終わった本は池永陽『珈琲屋の人々』である。
なんだかやたらと温かい珈琲を飲みたくなった、
出来ればアルコールランプでつくる本格的な奴だ。
ま、会社の珈琲メーカーで我慢したのは言うまでも無い。
心に傷を持った人々のお話である。
考えてみれば、浅かろうが深かろうが心に傷を持たない人など
この世には居ないに違いない。
傷がついた分優しくなれたりするわけだ。
私の心の傷はひっかき傷が沢山あるけど、深い傷の自覚が無い。
だからなのだろう、かなり素直な性格である。
人の心に傷をつけるような事は極力しないようにしてるけど
素直さというのは、ちょっと危ない刃物でもあるに違いない。
こちらが傷つける気持ちなど無くとも
もしかして、優しいというだけで傷つく人が居るかもしれない。
いろいろな方向から物事を見られるようになりたいものだ。

今日も夕飯は11時近い時間に食べる事になった。
会社の定時帰社は何時なのか今年になってから忘れている。
一時期は曜日の観念さえ消失していたわけだから、少しは
まともになってきたのかもしれない。とりあえず明日は休みだ。
私の仲間の中には先週も今週も土日出勤して平日に徹夜をして
翌日の夜の9時に『終電まで仕事しないで申し訳ない』
なんて言う者が居る。頭が下がる思いである。
6月になるまで頑張って、あとはゆっくり休んでもらいたい。
身体はきっと精神に引っ張られているのだろう。
壊れない事を祈るばかりだ。彼にしか出来ない仕事なのだ。

そんな彼に唄のプレゼントだ。

YouTube: 槇原敬之/ズル休み


WE LOVE ジジイ

2009-05-14 22:51:17 | 本と雑誌
WE LOVEジジイ WE LOVEジジイ
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2009-01
今日読み終わった本は桂望実『WE LOVE ジジイ』である。
ジジィがなかなか良い味を出している本である。
しげジィは高倉健あたりに演じてもらいたい。
ハートフルな作品だ。
『親父の口癖があった。注意してくれる人を大切にしろ。だ』
『女には気持ちを言葉で伝えないと、数年後にあの時なにも言って
くれなかったと責められるが、男同士ならそんな事はない。
言葉を使わなくとも気持ちを伝え、受け取れるのが男というものだ』
ハードボイルドなセリフが心地よい。
私には注意をしてくれる人が沢山周りにいる。
そして、言葉を使わなくても気持ちを伝えられる仲間が居る。
結構、数えると幸せだったりするわけだ。感謝の気持ちが湧いてくる。

今日はお医者さんのハシゴをした一日だった。
看護士さんとか栄養士さんとかとも話せたし、健康を考える一日だった。
最近の夕食時間については仕事の関係で10時過ぎ、11時過ぎに
なってしまうけど。それは仕方の無いこととして
対処としては、まず水を飲み、野菜類を多くして
良く噛むこと。週末は1時間くらい続けて歩こう。という事になった。
言葉にすると簡単な事だけど、実行するとなると
それなりに大変な事でもある。
美味しいビールを飲むのには沢山の汗を流した後のビールが
一番美味い物である。そういう事なのだと思う。


あの日に帰りたい

2009-05-13 23:21:11 | 日記・エッセイ・コラム
明日は通院で会社をお休みをとる事になる。
2ヶ月前から決まっている事である。
お医者様の言う事を妄信する私は、いままで通院日をずらした事がない。
薬も気がつく範囲でちゃんと飲んでいるし。良い患者である。
食事関係あるいは飲食関係もしくは睡眠関係においては
時々はなるべくならやらない方が良い事もしてしまうわけだけど
神でもない、極まっとうな人間である私は過ちをおかしてしまう。
ま、確信犯的な事もあるわけである。
休み下手な私は何も考えないでいると土日以外を休まずに何か月も
あるいは何年も過ごしてしまうわけだけど、病気を患ってからは
2か月に1度の通院日は会社を休む事になったわけで
目出度くない事ではあっても、良い事なのかもしれない。
慎んだ日を2か月に1回行うというのはなかなか自分だけでは出来ない。

世の中には休むのが下手な人が多いようである。
休みが少なく毎年毎年繰越分を消滅させてしまう人だとか
毎回休みの理由が寝坊で半休ばかりとる人や
飲んだ次の日は必ず出てこない為に、あいつとは金曜日以外飲むなと
戒厳令を出されてしまう人だとか、みんな下手な休みである。
上手な休みとは仕事に影響の無いタイミングを狙って
根回しを旨い具合に済ませ、リフレッシュを目的に
自分への御褒美的な休みをとる事である。
判っていながら、なかなか出来ないものである。
回数が多くても、なんか周りの目が厳しくなるわけだし
その辺は、根回しだとかが行届くようなタイミングも必要だ。
私に必要な事は一週間に一度でも良い、定時に帰りたい。

というわけで、リクエストは『あの日に帰りたい』