手術室に入る前に、再度CTを撮る。
それから手術室に入るのだが、これからの記憶は頭痛や局所麻酔の関係もあって、
朦朧とした状態もあり、実は定かでない部分も多々ある。
事前のCTで分かっていたのだが、血腫が左右にあって、
一つを取るのに約30分、計1時間程度の手術ということだった。
あとで聞いた話だが、手術室に入ったのが午前2時過ぎ、病室に戻ったのが4時頃だったらしい。
手術室に入ると、まず手術台の上に移動するのだが、
その前に再度吐き気を催し、吐瀉してしまった。
オペ台の上に横になり、顔の上に何かかぶせられて、麻酔を打たれる。
結構な痛さで麻酔の針が刺さるのが分かる。
その後は、消毒液を振りかけられ、先生の声が行き交い、看護師の返事が行き交い、
思い出せるのは、「ドリルの何番」という声の後、頭にゴリゴリという感触があって、
ああ、穴が開いたんだということは分かったが、左右どちらが先だったかは記憶にない。
多分右だったろう。傷口をステプラーで止めたのは右が先だったから。
途中、「焼くので少し痛いですよ(そう聞こえた)」という先生の声がして、
筆舌に尽くしがたいような痛みが2回あった。
今までに経験したことのない種類の痛みで、二度とは御免被る類の痛みだった。
ただ、瞬間的な痛みで、後を引かなかったのが幸いか。
その後、まず右側をステプラーで止めるのだが(以前は縫っていたらしいが)、
麻酔があまり効いていなくて、これまた飛び上がるくらいに痛い。
左を止めるときは、再度麻酔を打たれ、痛みは少なかった。
傷口は、左右で十数本のステプラー針で止められた。
穴の開いた部分にチューブが繋がれて、
一晩はつけっぱなしで、抜けきれなかった血がチューブから袋にでてしまうように処置するのだ。
頭はゴム包帯の帽子でしっかり固定され、オペ台からベッドに移される。
ベッドのまま病室に運ばれ、細君と再会したのは、午前4時前後だったらしい。
局所麻酔のおかげで傷口の痛みはなく、しばし眠る。
先生の言葉通りに、脳外科手術の中ではごく軽い類の手術らしい。
しかし、まあそれなりには緊張し、痛みもそれなり(以上)に味わったようだ。
それから手術室に入るのだが、これからの記憶は頭痛や局所麻酔の関係もあって、
朦朧とした状態もあり、実は定かでない部分も多々ある。
事前のCTで分かっていたのだが、血腫が左右にあって、
一つを取るのに約30分、計1時間程度の手術ということだった。
あとで聞いた話だが、手術室に入ったのが午前2時過ぎ、病室に戻ったのが4時頃だったらしい。
手術室に入ると、まず手術台の上に移動するのだが、
その前に再度吐き気を催し、吐瀉してしまった。
オペ台の上に横になり、顔の上に何かかぶせられて、麻酔を打たれる。
結構な痛さで麻酔の針が刺さるのが分かる。
その後は、消毒液を振りかけられ、先生の声が行き交い、看護師の返事が行き交い、
思い出せるのは、「ドリルの何番」という声の後、頭にゴリゴリという感触があって、
ああ、穴が開いたんだということは分かったが、左右どちらが先だったかは記憶にない。
多分右だったろう。傷口をステプラーで止めたのは右が先だったから。
途中、「焼くので少し痛いですよ(そう聞こえた)」という先生の声がして、
筆舌に尽くしがたいような痛みが2回あった。
今までに経験したことのない種類の痛みで、二度とは御免被る類の痛みだった。
ただ、瞬間的な痛みで、後を引かなかったのが幸いか。
その後、まず右側をステプラーで止めるのだが(以前は縫っていたらしいが)、
麻酔があまり効いていなくて、これまた飛び上がるくらいに痛い。
左を止めるときは、再度麻酔を打たれ、痛みは少なかった。
傷口は、左右で十数本のステプラー針で止められた。
穴の開いた部分にチューブが繋がれて、
一晩はつけっぱなしで、抜けきれなかった血がチューブから袋にでてしまうように処置するのだ。
頭はゴム包帯の帽子でしっかり固定され、オペ台からベッドに移される。
ベッドのまま病室に運ばれ、細君と再会したのは、午前4時前後だったらしい。
局所麻酔のおかげで傷口の痛みはなく、しばし眠る。
先生の言葉通りに、脳外科手術の中ではごく軽い類の手術らしい。
しかし、まあそれなりには緊張し、痛みもそれなり(以上)に味わったようだ。