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2015年07月18日の、当ブログ記事、ENEOS 夏のジャーニー キャンペーン
今回は、当店の運営を支えて下さっている大切な掛け会員さんにも手渡せます。
でもこの何十年も系列店は業転玉の問題に悩まされてきました。
他社買いで安値店に追随する同業他社があったからです。
消費者に対して説明できない状況が長く続きました。
実際には業転玉が燃料商社等を通じて系列販売店に流れているのを知りながら、それを放置してきた責任がこれから元売に突き付けられることになるでしょう。
「我々が余剰品である業転玉を降ろしているのは商社であって、その先は知らない」
そういう無責任な態度が、この業界を混乱させ疲弊させたのです。
流通経路証明書は今どういう働きをしているのですか?
系列店が業転玉を仕入れなければ営業を続けられないー
こんなバカな状態をいつまで続けさせる気なんでしょうか。
全国には本当にSSの赤字を別事業で埋めながらー
あるいは自身は給料を取らずにー
地域や自店顧客へ燃料供給するために、店を存続させようと踏ん張っている販売業者は多いのです。
マークへの愛着だってありますよ。
私たち地場3者店は業転玉より安くしてくれとも、同じにしてくれとも言っていません。
ブランド料の3円、この差は当然だと思っています。
そしてそれにプラスαで1-2円の差は許容範囲です。
特約店レベルでは業転と系列の価格差は数円かも知れませんが、3者店レベルになるとほとんど常に10円前後もの大きな格差があるのです。
それはこれまで数回の仕切り制度改定があっても変わりませんでした。
系列店が系列仕入れで営業するー
この当たり前のことができない業界に未来などあるはずがない。
コメントをくれる何名かの経営者はまだ30代という若さです。
彼らは何も悪いことをしていません。
(高値の系列仕入れに苦しんでいます。また他社買いしていたとしてもこの場合は善です)
母と二人。朝から晩まで配達でヘトヘトになりながら儲けはなくてもいい。
ポリ容器1つでも配達する。だって婆ちゃん大根くれる。
配達した灯油をストーブに給油するために週に3回出向く。火事になるよりマシ。
地方の、このような若い人たちを、放っておかないでください!!
お願いします。
系列店が系列仕入れで営業できる。
この当たり前のことができる業界に、一日も早く。
お願いします。
最近立て続けに数名の同業者の方から共感・応援・お礼のメールを頂きました。
「こんなブログがあったことを今まで知らなかった・・・」とか...(^^;
「去年安値店が近隣にオープンして・・・初めて危機感を持って・・・」とか...
個別のメールのやり取りもそれはそれで実がありますし、
個人的な込み入った話はメールで構わないのですが・・・。
このブログは消費者の方に業界のことを知ってもらいたくて書いているので、できれば業界の内容はメールではなくコメントで頂けると嬉しいのです。
それに、同じような状況下で営業を続けている同業者の存在は他の同業者の励みにもなると思うので。
※gooブログは管理人の私でもコメント投稿者のIDアドレスが分かりません。
完全に匿名での投稿が可能ですので、恥ずかしがり屋さんでも心配しなくて大丈夫ですよ。
PS
私が一番嬉しいのは(こういう方が同業者で良かったーと思うのは)、コメントのあとで、「HN〇〇こと、〇〇です」とメールを頂戴することです。
例えそれが私への反対意見や批判であってもです。
ガソリンスタンドでカードを使って給油しようとしたらそのカードが使えなかったーという経験はありませんか?
その原因は磁気不良かも知れません。
スマホやタブレットなど“磁石を使用した”製品にカードが接触することで起こるそうです。
下の「クレーム防止三カ条」は元売のお客様センター入電内容により作成されたものだそうです。
もしガソリンスタンドでこのような場面に遭遇したら注意してくださいね。
ネット上では以前からガソリンスタンドで詐欺まがいの押し売りをされたというユーザーの書き込みを見かけることは多々ありましたが・・・
元売がこういう配布物を作らねばならないほどお客様センターへの苦情も増えているということなんでしょうね。。。
これも、
元売の「利益は油外で」の施策を主に2者店が忠実に行ってきた結果なのだと思います。
それはそうと・・・
当店も元売に苦情電話をされた方があるかも知れませんね。
(発券店値付けカードで) サービスが無かった
(Tカードの件で) 感じが悪かった
(洗車して・オイル交換して・点検してーと言ったら「今、主人がいないので」と) 断られた
・・・等々。
2月2日追記
念の為に書いて置きます。
規制緩和以前、「全ての消費者は業界のお客様」そういう気持ちで接客していた頃はもちろんのこと、規制緩和以降、卸格差によって消費者からは使い分けをされるようになり、又、低マージン経営を余儀なくされながらも、従業員を雇用して無料サービスを行ってきました。
発券店値付けカードの方にも、1000円分などの少量給油の方にもです。
Tカードの件にしても、後から出されたときには「POSで取り消し→ポイントを付与して打ち直し」という作業を行ってきました。
「正規ルート以外の業転玉を仕入れた販売店が儲かって、全量系列仕入れでは生き残れないなんて、こんなおかしなことが何時までも続くはずはない。きっと是正されるはず」ーそう思いながら。
リッター5円の粗利では採算割れになる“証拠”
この通り採算割れで赤字経営に陥りながら。
もしそのまま無料サービスを提供するために従業員を雇用し続けていたらー
今、この店は無かったでしょう。
果たすべきサービスは燃料油を安定的に供給すること。
この追記で書きましたが、当店の顧客は何故今の当店の有り様を許容して下さるのでしょうか。
恐らく、
オイルショックや阪神淡路大震災時に、玉繰りが出来ずに閉店している店もある中で、「燃料を切らすわけにはいかない」と燃料油を調達して営業(供給)を続けてきたことも含めて、サービスに努めてきた姿を知って下さっているからではないかと思っております。
m(_ _)m
ぜんせきに、販売業者の声(上)が掲載されました。
後日、また当ブログで紹介させて頂きますが、サブタイトルは「“業転格差”不満が続出」です。
販売業者の声は、消費者にこそ知って頂きたいと思っています。
それは、販売業者の声が消費者の声に繋がらない限り業界の是正は叶わず、更にガソリンスタンド過疎地と灯油難民が増えることになるだろうと思うからです。
それはそうと・・・
「系列でも業転5割許容を」とエネ庁長官に訴えた前全石連会長と、「系列店が業転玉を仕入れても構わない」という見解を出した公取委は、この“声”をどう受け止めるのでしょうか...
以下、追記しました。
3月28日 燃料油脂新聞「社説」より
元売は小規模店軽視するな
(2)
これまでも指摘してきたが元売の施策はセルフSSの競争力や運営力強化が中心と言わざるを得ない。
特約店任せで「だんまりを決め込む」のではなく、元売が自ら(3者店の)支援に乗り出すことが必要ではないか。
***
元売が3者店のことを特約店任せにするのも計算の内なんだと思います。
「責任逃れ」
※この記事は削除しません。
昨日は家事をしながら燃料店さんのコメントのことを考えていました。
業転のことを書いて投稿ボタンを押す時にはいつも、真面目にやっておられるPB・無印店のことや、
自己資産を食い潰した後に、或は特約店の背信行為等により、致し方なく他社買いすることになった系列店のことを考えます。
今回、燃料店さんからコメントを頂いて、ガソリンスタンド以外の燃料店さんのような存在も忘れてはいけないと思いました。
***
ガソリンスタンド業界の歪みを書こうとすると、“業転”は避けては通れません。
規制緩和以降、
「系列仕入れでは戦えない」ーと、系列店でありながら業転玉を仕入れる業者が増えました。
「お客さんを騙すような真似はできない」-と、全量正規ルートでの系列玉仕入れを続けた業者は、「本当の証明になるツールを」望みました。
系列店の多くが望んだものー
それは「公正・公平、透明な仕切制度」と、「仕切り格差の是正」のはずです。
>数量・支払い方法により仕入れに差があるのは当たり前
燃料店さんが書かれているように、それは高値の仕切りを強いられている系列店も理解しています。
PB-SSとの仕切り格差がブランド料プラスαなら文句はないのです。
販社や大手量販店との格差も2-3円程度であれば文句はないのです。
その格差が最終的に1リッターで10円以上も開くというのは如何なものか、
また、それにより小口配達を担っている地場業者が廃業へ至っているがそれで良いのかーという事なのです。
***
全石連会長の「系列店でも業転5割許容を」の記事には驚きました。
そんなことを言ったら「仕切り格差の是正」がウヤムヤになってしまう。
公取委の「系列店でも(出荷元が同じと証明されれば)業転OK」の見解には驚きを通り越して怒りさえ覚えました。
職責から逃げたと思いました。
それにしてもどうして「仕切り格差の是正を」という声が、「系列でも業転5割許容を」となってしまったのでしょうか?
そういう声の方が多かったのでしょうか?
それとも、一部の方の、“声の大きさ”だったのでしょうか?
業転は「生き残りの手段として買うべき」という議論もあるが、「資金的に余裕がなく買えない人」や「それぞれの理由で買わない人」がいる以上、全面的な解決手段とはいえないため、業転格差はリットル2円まで縮小すべきー、
栃木県石商 村上理事長の提言です。
*****
系列玉と業転玉、元売から出荷された“玉”は、そのどちらも品物(品質)は同じです。
しかし、「違い」はあります。
非系列玉を扱っている方には面白くないことかも知れませんが、
それが「元売の連帯保証」と「継続供給の証明」です。
それにPOSシステムや元売りカードの取扱いに関するコスト等々を、「ブランド料」として納めるから系列店なのであり、
他社買いは、そうした本来負担せねばならない「ブランド料」を負担せずに系列店としての旨みを傍受することに他ならない。
それらを認識しながらも、「“致し方なく”他社買いをしている」と言うのならまだ許せても、
「業転を取るのは経営努力」「業転を取らないのは経営者として無能」などと、
自己の行いを正当化するために全量系列仕入れの経営者を愚弄する発言を繰り返してきた同業者に対しては、
揮発油以外の灯油軽油も全て系列仕入れをしている立場の人間として、
これはハッキリさせておかねばなりません。
その上で、
何故、系列店でありながら業転玉を取らねばならなくなったのか、
業転玉を取っても廃業に至ってしまう販売店があるのは何故なのか、
消費者の皆さんにそれらをお伝えしたいのです。
燃料店さんの地域では灯油難民なんてあり得ないのかも知れませんが、だからといって全ての地域にそれが当てはまるわけではないと思います。
今、というか、もう何年にも渡って非系列玉は大変安価で流通してきましたから、その安価な玉で商売ができた業者と、高値の玉で商売をせざるを得なかった業者では、体力にも大きな差がついていると考えるのが妥当なのではないでしょうか。
灯油の配達
灯油配達、明と暗
**********
当ブログ「masumiノート」では、
「棲み分けによる共存共栄」と、「系列店は系列仕入れで商売していけるように」と書いて来ました。
「業転玉の品質は悪い」というような事は一度も書いていません。
それどころか、他者からのそのようなコメントがあれば、それを訂正してきました。
それでも、
>ウチで扱っている灯油は売れ残りですか?バッタモンですか?
という反応が返ってきてしまう。。。
**************
どうか、
一行に囚われず、ブログ全体を通して何を伝えようとしているのかを考えるようにして頂けたら、と思います。
文才のなさを棚に上げてのお願いになるかも知れませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今、ガソリンだけでなく、灯油も軽油も全量を正規ルートから仕入れている3者店って、どのくらいあるのかな?
だって、規制緩和以前から揮発油ではない灯油なんかは業転玉で薄めていた系列店もあったと聞くし、
まだPBSSがほとんどないような時から、石油組合が「系列店への業転斡旋」を“事業”として取り扱っていたくらいだから。
組合がそんなでしょ。
で、
全石連が「業転玉を混ぜても良いことにしてくれ」ってお上に泣きついて、
自民党の石油流通議連も、問題を深く掘り下げて考えることも無しに?(政治献金もあるし)、
「よし、わかった」なんて乗っちゃって、
その圧力でもあったのか、
公取委が「系列店でも(出荷元が同じと証明されれば)業転OK」なんていう見解を出して、
最初は抵抗していた元売も、経産省に何か言われたのかしら?
首を縦に振って・・・
だけど、
流通経路証明書なんてものが導入されたけど、他社買いしている業者のカードになるのか、元売のカードになるのか、
一体どっちだ?、みたいな。
だって公取委の見解、流通経路証明書導入後に、他社買いしないように誓約書書かされた販売店もあれば、他社買いを理由にマークを下ろすことになった販売店もある。
ということはやっぱり、流通経路証明書は元売のカードってことでしょ?
で、誰も見たことがないというその流通証明書を、周知させてくれってエネ庁が全石連に要請して、
全石連は全国の石油組合に組合員への認知度向上と理解促進に取り組んでいくよう要請したんですよ。
昨年の10月に。
だけど、未だに周知するための文書等、何ら届いてはおりません。
そりゃそうだ。
組合員(3者店)に他社買いされたら、組合幹部席(2者店)の皆さんは中間マージン取りはぐれちゃう。
でも、これ以上組合員の数が減ると、組合活動を行うための財源減少にもつながるから、
経営相談室を設置して・・・・・・・
ようは「生かさず殺さず」をずーーーーーーーっっとやってるわけですよね。
で、ハナシを最初に戻すんですけど、
今、ガソリンだけでなく、灯油も軽油も、
全油種、全量を、正規ルートから仕入れている3者店ってどのくらいあるのかな。
物凄~く、少数派だったとしたら、ちょっと怖いかも。
だって、大多数の業者が業転混ぜてる派で、組合も、公取委も、経産省も、みーんなそっちに加担してるわけでしょ?
ヤバイよね。
業転を購入すると、一年で収益が数千万円増える
先日st31掲示板で、“ガス抜き”と前置きした上で、デモ・座り込みアンケートが行われていました。
「YES」と答えた方もガス抜きのつもりでアンケートに参加されたのでしょうか?
ガス抜きとは、つまらないですね。
私は「高値店=悪徳」という消費者の誤解を払拭することを目的としてこのブログ記事を書いています。
そしてまた、
この業界の歪みを消費者が知ることで、外圧によってこの業界が是正されることを期待しています。
地場業者は創業以来担ってきた地域へのエネルギー供給のために、また社員の雇用を守るために、皆必死で踏ん張っています。
小口の配達を続けている地場業者は、系列組、PB組、浮気組、関係なく存続できなければならないのです。
昨年12月分は公表された「調整」も、その後は公表されることはなく、「あるところとないところがあり、あっても調整額はバラバラ」としか分かりません。
当店の特約店担当者は誠実に応えてくれましたが、
公表された12月分でさえ販売店に渡さずに済まそうとした特約店もあるくらいですから、公表がなされなければ無法状態です。
何らかの方法でこれまでから“安値の系列玉仕入れ”をしてきたところは別として、
特約店の皆さんは元売から調整があったのならきちんと還元してあげてほしいと思います。
どれだけ苦しくても系列100%仕入れを貫いてきたような小さな店には、特に、
宜しくお願いします。
そして元売も特約店に対して指導して頂きたいと思います。
小口の配達を続けている地場業者は、系列組、PB組、浮気組、関係なく存続できなければなりません。
どうか宜しくお願い申し上げます。
m(_ _)m
http://ss.1616bbs.com/bbs/ss_topic_pr_2256.html
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宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
このブログはガソリンスタンド業界のなかで、地場で昔から営業を続けてきた“3者店”が置かれている現状をお伝えするためのブログです。
今知って頂きたいことは、
仕入れ値の価格差が1リッター18円も開くことがあるということ。(業転安)
セルフでも1リッター15円の粗利を確保している店がある一方で、系列100%仕入れの店では市況によって5円しか粗利を取れないということ。
他にも色々ありますが、取り敢えず。
そしてガソリンスタンドは1日4軒が減少しています。
その多くは昔からその地域で小口の配達を担ってきた“3者店”です。
それゆえ“灯油難民”などという言葉が生まれました。
安値店と1リッター30円の格差
ケチくさいと思われたかと思いますが、経費節約の気持ちをご理解頂けると助かります。
m(_ _)m
<追記>
フルサービスのプライベートブランド(PB)店のなかには「単車は1リッター当たり10円増し」としているところもあります。
携行缶やトラックの荷台の上の発電機なども、一部例外もありますがセルフでは断られます。
当店でも場合によってはお断りすることもあります。
昔とは随分事情が変わりました。