((^┰^))ゞ テヘヘ
タマとココの写真で今年はお仕舞にしますって書いたんだけど、訂正。
お客さんとの会話
「いつまで(営業)?」
「いつも通り、(午後)7時まで」
「え?・・きばらはんなあ(頑張るねえ)、で、いつから?」
"ノ(-________-;)ウゥーン...
・・・三日か四日~、年明けな決まらへん
、ヽ`(~д~*)、ヽ`…(汗)
***
お客さんはみんな笑ってくれる。
みかんやらおもちやら黒豆の煮たんとか皆さんいっぱいありがとうございます。
いっぱいいっぱいありがとう(*^^*)
小雨で洗車もないし客足もポツンポツンだけど、
「いつも通り7時まで」あと2時間ちょい店を開けてます。
笑う門には福来る。
良いお年を!!
今年最後のお日様
先週買っておいた白みそ、
朝、用意しておこうと思ったら見当たらなかったんだよねー
台所のどっかにあるはずなんだけど・・・
帰ったら探さなくっちゃ~~~~~~
\(;゚∇゚)/ヒヤアセモ~ン☆
「お雑煮作ろうと思ったら餅が無かったーよりはマシや(苦笑)」byこうちゃん
来年もどうぞよろしくお願いしまーす!
ありがとうございました。
来年は「量販から採販へ」と「需要減」の狭間での営業となると思います。
個人的には早くステージを変えたいけれど、あと数年先のことになるはず。
このブログも店を続けている間は同じような感じになります。
皆様、良いお年をお迎えください。
またね~
12月29日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)
バイオ燃料 年50万㎘維持
エネ庁2018年度以降の導入目標
※EVや水素でE3E10はどうなったんだろう?と思っていたけど。
運営委託方式に注目 「廃止」は販売業者対応必至
運営委託方式は経営の醍醐味がないという指摘もある。
運営委託店の形態は、油外は洗車のみというセルフがほとんどで、委託された販売業者は燃料だけでなく、油外販売でも利益の最大化を目指しにくい。
同地区のあるSSは「合併を進めている両元売は、運営委託店を存続させるべきかについて話し合うだろう。一方の元売が新仕切り体系で採算販売につなげる動きをみせているので、合併を前に運営委託方式も見直すかもしれない」と語っている。
※運営委託方式=CA(コミッションエージェント)方式
※
4253のmasumiは私です。
私が聞いた話では、月に100万円(120万円?)の運営費が元売から支給され、それで水道光熱費や人件費を賄う。
油外収益は販売店(2者)の取り分で、燃料油の販売数量が予定数量を超えると運営費とは別にバックマージンが入る。
仕入れは発生せず販売価格は元売が決める(地域最安か2番手)そうです。
これは近隣の出光(2者店)が「赤字でこれ以上は無理と撤退しようとしたのを元売からCAセルフでの運営を打診されてセルフに改装することになった」ーと、当時の出光販売店店長さんが当店に来られて話してくれた内容です。
EMGのCA方式がこれと同じなのかどうかは知りません。
因みに当初は油外もやられていましたが、数年後には油外は捨てて、スタッフ(監視員?)もアルバイトか外注で雇用されているようです。
*****
>赤字でこれ以上は無理と撤退しようとした
JXTG「CA方式」全廃
年末SA,PA-SS レギュラー155~158円大勢
大阪市内を中心とするフルSSは年々固定客層の縮小傾向が強まるなかで、他店発券カードによる給油代行比率が上昇している。
これが採販を徹底している現金、掛売を合わせた平均マージン水準を引き下げる格好になり、
セルフSSにくらべて収益面は頭打ちの状態になっているという。
10円近くを維持しているセルフSSのマージン改善は大きく、ガソリン採算販売の重要性を感じている。
代行手数料見直し求める
収益改善の足かせに
ENEOSのCMより
販社ではこういう拭き方をするように指導されているのでしょうか?
1月15日追記
((^┰^))ゞ 書きかけのままでアップしてました。
黄砂とか花粉とか塩カリで汚れた窓をこの格好で拭いてみてくれたら私が何を言いたいのか分かって貰えると思います☆
12月27日ぜんせきより(※青系文字がmasumi)
「論説」20年の消耗戦にピリオドを
JXTG誕生を契機にシェア争いから利益を確保する競争に移行しつつある。
この変化について「いや、まだわからない」などの声もあるが、今年後半の半年間で市場が確かに変わった。
1996年3月特石法が廃止された。
これは戦後から続く国内石油産業の保護・育成を目的にした護送船団方式からの脱却を意味した。
市場原理に基づく自由競争への転換。
個々の企業が合理化、効率化を競い合うことにより国際競争に耐え得る体力を身に着けることが期待された。
しかし、この20年間は、マージンの半減に始まり、そして需要の減少にどう耐えるのかに費やされてきた。
その間、元売の数は13社から6社になり、SSも6万から3万に半減した。
縮小するマーケットでシェアを追い求める利益なき消耗戦の結果である。
20年を経てようやく、ドメスティックな消耗戦が終息しようとしている。
2018年を利益なき競争にピリオドを打つ年にしなければならない。
*****
>1996年3月特石法が廃止された。
>これは戦後から続く国内石油産業の保護・育成を目的にした護送船団方式からの脱却を意味した。
>市場原理に基づく自由競争への転換。
>個々の企業が合理化、効率化を競い合うことにより国際競争に耐え得る体力を身に着けることが期待された。
しかし蓋を開けてみれば、
大手販売業者の実態は・・・ 事後調整、戻し、特価があったから経営が成り立っていたというお粗末さ。
そして皮肉なことに、
事後調整も戻しも特価とも無縁の、近隣の安値店の売り値が自店の仕入れ値という地場零細店が、
スケープゴートとして淘汰の対象だった地場零細店が、
(国際競争に耐え得る体力ではないケド)
忍耐力を身に着けた。
ライズ、オカモト傘下へ
石川のPB カナショクを今年6月に吸収したオカモトグループ(北海道帯広市)が福井市を拠点とするライズのSS部門もこのほど買収し、傘下に入れたことが明らかになった。
ライズの全5店舗は石川、富山と同様に「カナショク」ブランドで営業を続ける。
北陸3県でSS数21店舗に拡大したオカモト完全子会社のカナショクだが、福井の店舗は激安でスタートしており、今後の動きに周囲は神経を尖らせている。
ライズのSS部門売却は
「SS間の激しい競争、需要減、業転価格の上昇など、石油を扱うSSを維持存続させる商売上のメリットがどんどん薄らいでいく状況から見切りを付け、本業に専念していくのではないか」と福井市内の同業者は語る。
福井石商武生支部 カナショクを公取申告
レギュラー126円(スロットでさらに1円引き)
*****
商売上のメリットが薄れていくSSを捨てる神あれば拾う神あり
業転価格は上昇しているはずなのに?まだ安売り継続...。
>2018年を利益なき競争にピリオドを打つ年にしなければならない。
コストコ問題もあるし、無理なのでは.....?
ガソリン価格が約2年5か月ぶりの高値となっている。
石油輸出国機構(OPEC)の協調減産などで、原油価格が上昇しているためだ。ガソリン価格は、半年で約1割上昇しており、家計の負担は重くなりそうだ。
資源エネルギー庁が27日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(25日時点、1リットルあたり)は、前週より0・2円高い141・7円と、2015年7月以来の高値を記録した。
同庁によると、値上がりは2週連続。ハイオクは0・1円高い152・4円、軽油は0・1円高い119・6円だった。灯油の店頭平均価格(18リットルあたり)は1520円で4円高くなった。
東京都世田谷区のガソリンスタンド「シンエネ八幡山SS」では、半年間でレギュラーガソリンが1リットルあたり10円程度値上がりしており、「これ以上上昇すると、客足にも影響が出てくるだろう」と懸念する。
**********
シンエネ(セルフ)の看板価格が140円ですか。
数年前までこの手の安売り店とは10円以上の販売価格差が普通だった地場3者店の、当店(フル)の、現在の販売価格は143円です。
系列と業転の格差が縮小したことを実感させるシンエネの看板価格です。
>これ以上上昇すると、客足にも影響が出てくるだろう
別に構わないんじゃないですか?
要るものは要るのです。
必要な分だけ使って頂ければそれで良い。
**********
配達した灯油(ボイラー)の代金をお支払いに来て下さったお客さんのひと言。
「ガソリンも灯油もドンドン値上がりして困るわ~。でも石田さんに配達してもらわなかったら凍え死んでしまう~」(朝の気温は氷点下の当地です)
現在一人暮らしで会社勤めの60歳台の女性の方です。
曳き売り業者さんが来る時間帯は留守で、お風呂を沸かすためのボイラーへの給油になるので、セルフやホームセンターでというわけにもいかない。
この人だけではありません。
当店だけの話でもありません。
地場店の小口配達がなくなると困る人は全国におられます。
「自分が止めたら、では誰が代わりに配達してくれるのだ?」「使命は理解している、だが赤字では苦しい」
そうして踏ん張ってきた(いる)、地場店も全国に存在しています。
大きな卸格差による客離れ(販売数量減)で、廃業撤退した地場店の数はどれくらいでしょうか?
ガソリンスタンドの数はピーク時の半数にまで減りました。
減少は今もまだ続いています。
結局のところ、しょせん他人事。
結局のところ、しょせん他人事。の続き。
「愚策でした」と言う理由より一部再掲
「使命感ある中小零細支える施策を」
市町村にSSが3カ所しかなく消費者が不便を強いられるというのが「SS過疎地」問題。
SS経営を成立させるだけの需要が望めないことがSS過疎地を生む大きな要因になるが、十分な収益が得られないのなら石油販売業者は撤退すれば良い。
SS過疎地が生まれることで不利益を被るのは石油販売業者ではなく、あくまでも消費者だからだ。
しかし地域への安定供給を自らの使命と自負する地場業者はなんとか燃料供給の拠点を維持しようと努める。
その状況について宇都宮市の販売業者は
「中小零細業者が元売の量販政策のつけを払っているようなもの」と指摘する。
「安定供給は元売こそが果たさなければならない使命。しかし実際には数量の望めない地域に元売が自らSSを出店することはない。結局、元売がすべきことを地場業者が肩代わりし、身を削って地域への安定供給を支えることになる」としたうえで
「今年4月以降、ガソリン小売市場が大きく改善された。元売もリットル15円以上のクラックマージンがとれているはず。
面倒なことを中小零細に押し付けるだけではなく、安定供給に努める中小零細を経済的に支えるような施策を打ち出すべきではないか」と話している。
2011年 前全石連会長 「系列でも業転5割許容を」発言
2013年 公取委 「系列でも出荷元が同じと証明されれば業転OK」という見解発表
2014年 石油連盟 石油流通経路証明書を導入
以上、
主な時間稼ぎのパフォーマンスです。
地域への小口配達を担ってきた地場の中小零細3者販売店を淘汰するための、時間稼ぎのパフォーマンス。
安売り競争して、利益を捨てて、再投資もできない業界にして、
製油所最適化等195億円 石油流通関係146億円
経産省30年度予算 計341億円
(・-・)・・・ん?
>安売り競争して、
地域への小口配達を担ってきた地場中小零細店を、恣意的な卸格差で人為的に淘汰して、SS過疎地や灯油難民を生み出した。
今日はお昼ご飯食べれたけど、全ての配達が終わったのは午後5時。
今日もタイヤ交換等の油外のご注文はお断りせざるを得ませんでした。
12月25日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)
経産省30年度予算
製油所最適化等195億円 石油流通関係146億円
石油流通関係は30年度予算が86億4000万円、29年度補正予算が60億円で合わせて146億4000万円。
石油製品安定供給確保支援事業に29年度補正予算で60億円を投入する。
このうち自家発電機を設置して災害発生時に地域住民への燃料供給を行う「住民拠点SS」の整備に30億円を充てる。
30年度予算では17億9000万円を手当した。
31年度を目途に全国8000カ所の整備を目指す。
中小SSの生産性向上による経営安定化には残りの30億円をあて、簡易計量機、POSシステム、ベーパー回収装置付き計量機、樹脂製配管などの導入を支援する。
洗車機を対象設備から外す一方、POSシステムについては現行の補助限度額50万円の引き上げを検討する。
災害発生時の避難所向け配送に貢献する灯油ローリー、共同タンクの購入支援を継続。
熊本地震の教訓を踏まえ、災害発生時の移動電源車や避難所、病院などに対する燃料供給体制を強化するため、軽油ローリーの購入支援を追加する。
SS地下タンクの入れ替え・大型化支援には4億5000万円、SSの災害対応能力強化のための研修・訓練に1億6000万円を確保。
離島・SS過疎地の石油製品流通合理化支援事業費として47億6000万円を投入する。
※
↓masumiさんの“愚痴”です↓
うちはタイミングが悪いなぁ
三分の一の補助率で地下タンク工事した翌年に補助率三分の二になったし、POSも今度は上限引き上げやって。
ローリーはSS過疎地ではないから補助なしで買い替えたし・・・
それに卸格差縮小で再投資可能な業界を、って流れになってきたのに洗車機は補助対象から外すって・・・
えーっ何でよ~?!って感じやわー
こうちゃんは「(洗車機は)大手にあらかた行き渡ったんちゃうか?」と言ってます。
12月26日燃料油脂新聞より
中心部SS減少が顕著 対策の必要性指摘する声も
※過疎地だけじゃないのです。
10年後生き残るSSに
SS業者も利益が出る業界にするためには・・・
真の意味で量から質への転換が急務
再投資が可能な健全経営を取り戻そう
ーもう時間稼ぎはできないー
穴水(JXTG系)代表取締役社長 山梨県石商・協理事長 西川一哉氏
「灯油の配達ってしていただけますか?住所は○○なんですけど」
声から判断すると高齢のご婦人。
「申し訳ありません。その地域は配達エリア外となりますので、ごめんなさいね...」
「ブレーキランプが切れているみたいで・・」
イチゲンの若い女性
「ごめんなさい。今主人が配達で留守なので、ディラーさんで・・」
「もしもし〇〇です」
車検工場さん
「あ!洗車ですね、ごめんなさい!!今日はちょっと配達が多くて・・・すみません、ほんとに申し訳ありませんm(__)m」
etc.etc.etc.
午前10時前
「もし〇〇さんから電話があったら今日は無理やから断っといてな」
既にそれくらいに配達予定が詰まっていました。
もちろんお昼ご飯抜き(←こうちゃんは)で、フル回転で回っています。
****
免許返納でホームセンターやセルフに灯油を買いに行けなくなる人も増えるのではないでしょうか・・・
灯油の配達は本当に将来どうなるのかと思います。
新設店がどんどん出店するなかで、“電話注文即対応”が出来なくなったことでお怒りになり当店から離れていかれましたが、
昔は(その1軒の為に)他市でも配達をしていました。
従業員がいれば、そして昔のように灯油のローリーも数台あれば、頼まれればエリア外でも配達してあげることは出来たのに...
疲弊してしまった今はもう無理です。
価格差は自由化の落とし子・・・
規制緩和は得する人と不便になる人を生みましたね。。。
今午後5時前です。
こうちゃんはまだ帰って来ません。
12月26日追記
>規制緩和は得する人と不便になる人を生みましたね。。。
規制緩和は、ではなく、
ガソリンスタンドの場合は、10円以上もの大き過ぎる卸格差(仕入れ値の格差)
st31掲示板より
http://st31.com/bbs/index.php
memo
12月30日追記
No28642 12月28日(木) 16:23:46
12月29日燃料油脂新聞より
業転ローリー不足などで物流混乱
北陸地区 小規模PBセルフ 配送2日遅れも
12月21日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)
JXTG全油種1円値上げ
※卸価格です。
恐らく市況(売価)に変化はないと思います。
JXTG系列SS数 11月末1万3457ヵ所
前月比25か所の減少 セルフ割合は32.2%
地場業者は困惑 仕切りより安い現金看板が乱立
新設セルフがオープンしたことで市況が陥没
(新設店がオープンする時は特価で安売りする⇒周辺他店は静観すれば良いものをそれに対抗して安売り⇒商圏へ伝染)
地元の3者店は「3者の仕切りは税込みで132円程度。それを考えれば120円台の売価は論外だし、132円程度の現金価格もあり得ない。当店では100%系列を買っているが、これでは勝負にならない。真面目な業者ほど苦しい状況に置かれるのは納得がいかない」と強い口調で話す。
新設セルフと同じマークの地場店も「もはや何があっても驚かないが、現金客が激減していることは不安。新設セルフやそれに追随したSSの価格は結局130円台に乗らないまま又下がってしまったが、いずれにしても3者の仕切り以下で繰り広げられている戦い。つい最近まで136円の(現金)看板を出していた店も、132円まで価格を下げている。このままでは地場業者の疲弊は募るばかり」と窮状を訴えている。
※火種は異業種コストコではありません。
元売マークを掲げた新設店です。
今時新設オープンできるのは販社か大手特約店だけです。
コストコを悪者扱いするのは止めましょう。
当市ではセルフ解禁前からコレ(新設店のオープン)が始まりました。
セルフ解禁当初、その安値にピッタリ追随した地場フル店もありました。
その後、ある業者はセルフ化、ある業者は今もフルのままで安売りを継続、ある業者は数年前から価格追随は止めておられます。
新設オープンは次々と続き、今では既存の地場店より新設された大手セルフ店の方が多いです。
20年前は業転や卸格差は公にはされていませんでした。
・・・というか。
これいつの話ですか?
JXTG誕生でこういうことは無くなるんじゃなかったのですか?
これじゃあ今までと何も変わっていないってことです。
価格差販売が定着 多様化進み最大30円の差
格差は“自由化の落とし子”
20日現在、九州地区のガソリン最安値は125円、高値は158円(どちらも税込)
※
隣の店と5円の差では動かなかったお客さんも、価格差が拡大するごとに減っていく。
販売数量減少の穴埋めには高利=高値⇒自由化の下では格差は拡大するしかない。
業転購入は最低限の防衛策 同系列店安値掲出に疑問
ガソリン現金価格の最安値128円に対し、高値は140円台後半と大きな価格差が生じている。
新設セルフのオープンをきっかけに市況が混乱する。
3者販売店主からは「業転手当は最低限の自己防衛だ」という声が出ている。
系列仕入れが税込換算で133円なのに対して、業転は届けで税込み125円程度。
業転価格が上昇したことで系列玉との差は縮小してきたが、それでも8円の違いがある。
同業の3者と話をしていると、割合はともかく大半の業者が業転を買っている。
業転は一切買わないという同業者も知っているが、むしろ例外的な存在だーとしたうえで、
無印ならともかく、元売マークをつけたSSが安売りをして市況を乱している。
当店と同じ系列のSSが当店の仕入れ値以下の現金価格を掲げる状況では、元売も“業転を買うな”とは言えないはず。
系列玉だけで商売をしていたら、仕入れ代金の決済まで怪しくなる。
業転で生んだ利益で系列玉の仕入れ代金を払っているようなもの
ただ先行きへの不安として
上流の再編や高度化法によって業転の流通量が減少すれば、安い玉の供給が滞る可能性を指摘する声がある。
当店に限らず地場の3者は、業転を仕入れても安売りするのではなく何とか利益につなげようとしているのが実情。
業転を絞るのなら元売が市況改善の先鞭をつけてほしい。
※
・・・・・(溜息)
でも気持ちは分るし、もう他社買い行為を責めることはしません。
当店へ燃料商が業転玉の営業に来ることは今はもう殆どありませんが、当市にセルフが出来る20年前はしょっちゅう来られていました。
既に市況低迷(粗利圧縮)は始まっていましたし、営業の方が提示される業転玉の単価は、それはそれは魅力的(最大で18円安)でした。
「この辺は9割の販売店さんが業転を買っていますよ」と言われました。
9割と言うのは流石にセールストークかなと思いましたが、灯油軽油を含めるとあながち嘘でもなかったのではないかと思っています。
一部例外的に好市況地域もあるでしょうが、地場3者店の苦境は全国的なものです。
>業転価格が上昇したことで系列玉との差は縮小してきたが、それでも8円の違いがある。
そうなんです。
業界紙等では業転との格差2~3円と載りますが、それは特約店レベルでの話です。
3者店の仕入れ値は、そこに特約店によって違う中間マージンが乗りますので、このような差になる3者販売店もあるのです。
「ガソリンスタンドは災害時の最後の砦」「これ以上の減少は社会インフラの崩壊」と謳うのであれば、
現特約店制度(中間マージン)にメスを入れるべきです。
「使命感ある中小零細支える施策を」
市町村にSSが3カ所しかなく消費者が不便を強いられるというのが「SS過疎地」問題。
SS経営を成立させるだけの需要が望めないことがSS過疎地を生む大きな要因になるが、十分な収益が得られないのなら石油販売業者は撤退すれば良い。
SS過疎地が生まれることで不利益を被るのは石油販売業者ではなく、あくまでも消費者だからだ。
しかし地域への安定供給を自らの使命と自負する地場業者はなんとか燃料供給の拠点を維持しようと努める。
その状況について宇都宮市の販売業者は
「中小零細業者が元売の量販政策のつけを払っているようなもの」と指摘する。
「安定供給は元売こそが果たさなければならない使命。しかし実際には数量の望めない地域に元売が自らSSを出店することはない。結局、元売がすべきことを地場業者が肩代わりし、身を削って地域への安定供給を支えることになる」としたうえで
「今年4月以降、ガソリン小売市場が大きく改善された。元売もリットル15円以上のクラックマージンがとれているはず。
面倒なことを中小零細に押し付けるだけではなく、安定供給に努める中小零細を経済的に支えるような施策を打ち出すべきではないか」と話している。
※
平成25年、地下タンク改正消防法対応工事を投資回収不能と知ったうえで「やる」と決めたこうちゃんに対して、地域への意識が薄いmasumiさんは「アホちゃうか」と言いました。
(業転を仕入れているであろう)同業者からの「愚痴や文句ばかり」というような批判的なコメントに対しては、「業転玉を取れば、店を畳めば、或は全石連が意見広告を出してくれるなら、私がこんなブログを書く必要はない」と書いてきました。
でも、考えてみれば全石連が意見広告を出せる訳がない。
何を隠そう卸格差で地場3者店をスケープゴートにし、又、卸格差や中間マージンで利を得ている大手業者が全石連の執行部役員なのだから。
愚策でした。と言う理由は、2万店の中から3者販売店を除外したからです。
地域への安定供給を自らの使命と自負する地場業者を、恣意的な卸格差で疲弊させ、撤退・廃業へと追い込んだからです。
安値集客し、「利益は油外で」と詐欺まがいの押し売りを横行させ、
集客の為に“地場3者店の仕入れ値同然の”安値で売って、自ら利益を捨てておきながら、補助金(国民の税金)で洗車機や配達用ローリーを買い替える大手。
小口配達を担ってきた地場中小零細を淘汰し、残ったのはそれらの大手・・・
これでは、
愚策と言う他ないでしょう。
*****
安定した年収が保証されているのに脱サラして、金融機関からの借り入れで地下タンクの工事を行い、跡を継いだ若い男性がいます。
跡を継いでみると、自分が消費者として買っていた単価よりも自店の仕入れ値の方が高かったことに愕然としたそうです。
その彼は、昨シーズンは独り暮らしのお婆さんの家に配達した灯油をストーブに入れ替えるために週に2回通ったそうです。
「儲けはないけど火事になるよりは、」
私は、こういう地場店にこそ残ってほしい。
セルフではなく、こういう店こそ残るべきだと思います。
SS過疎地ではなくても、全国にはそうした地場店があるのです。
昼過ぎ、道路を挟んだ向こう側の、当店の駐車場に3人の小学生男児。
1人が何か喚いている。
そのうち自転車を塀の向こうに投げつけた。
それからまだ何か喚きながら今度は駐車場の砂利を投げ出した。
事務所から出て少年たちのところへ向かうmasumiさん。
「どうしたん?何してるん?自転車なんか投げたら危ないで」と優しく(?)言ってみた。
らー
「見てから投げてる」とか、反抗的な態度で言い返してくるもんだから・・・
「それでも物を投げてはいけませんよ!物を粗末に扱ってはいけません!」と一喝。
何故かその少年は防犯ブザーを取り出し、ヒモを引いて鳴らした。
でもその後少し落ち着いたみたいで、ケンカの原因とか話してくれた。
その後の話は割愛するとして・・・
あの一喝の仕方、まるで相棒の右京さんみたいやったなぁ~w