冬のボーナス3・76%増 77万円、3年ぶりプラス(共同通信) - goo ニュース
2008年9月、リーマンショックが世界を襲い、一時帰休の措置を取る企業が増えました。
同年12月に雇用調整助成金制度の見直しが行われ、中小企業緊急雇用安定助成金が創設された事もそれを後押しする大きな要因になったようです。
一時帰休や雇用調整助成金等の制度は、企業や雇用を守る為には必要な制度だと私も思っています。
それが格差社会を助長するもので無ければ。
得意先の中にもこの助成金制度を利用して一時帰休の措置を取った企業があります。
多くのお客様から「週休4日や~」「今週は二日間だけの勤務や」とか聞きました。
(お蔭で給油回数が減ってうちは大打撃でした)
「お給料減るんちゃうん?」と心配して聞くと「10分の9国から出るから大丈夫や」と涼しい顔でした。
そこまでは良いんです。
企業が倒産したら困りますし、休業補償が無くお給料が減ったら従業員は生活に困ります。
でもね。
賞与!
ボーナス!ですよ。
「今年はアカン。少なかった~」
「そんなん、出るだけええやん。無いトコもようけあるのに~」
で、いくらと思います?
「少なかった~、100万無かった~。90万ちょっとやー」ですよ!
飛び蹴りくらわしたろかー!と思いましたね(笑)
仕事休んで働いてないのに、満額では無いにせよお給料を貰えて
そのお給料は国から支払われているってコトで
それは元々は国民が納めた税金っちゅうコトで
「ボーナス100万支給できる企業に、税金から助成金をあげる必要あるんですかー?」
空に向かって叫びたくなったのでした。
そして昨日、商工会からの郵便物の中に
「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」と「3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金」の案内が入っていました。
「トライアル雇用奨励金」
有期雇用契約(原則3ヶ月)を行い、その期間は対象者1人につき月額10万円(最大30万円)
有期雇用終了後に正規雇用で雇入れ3ヶ月経過後、対象者1人につき50万円支給
「採用拡大奨励金」
正規雇用で雇入れ、6ヶ月経過後100万円を支給
だそうです。
でもね!
本当に困っている事業所は、雇いたくても雇えないワケですよ。
そういうトコロは、この助成金制度を利用したいと思っても、その後の事を考えると諦めざるを得ないんじゃ無いかと思うんです。
で、何が言いたいかというと、
助成金制度を利用した後も継続雇用が可能な事業所は、助成金が無くても雇用は可能なんじゃないかな?と。
そして、もし私があくどい人間なら・・・
これから冬に向けて灯油の配達があり人手が欲しい季節です。
12、1、2月と丁度3ヶ月
щ( ̄∀ ̄)ш ヶヶヶ、みたいな。
冗談はさて置き
確かに、こういう助成金はそれなりに雇用促進の役には立っているのでしょうが、
あくまでも、“それなりに”でしか無いと思うんですよね。
こういう類の助成金の恩恵を受ける事すら出来ない弱小企業をやっている者としては「もっと根本的な景気回復の為に税金を使って欲しい」と思うわけです。
僻みじゃなくて。
月~土曜日、朝7時から夜8時まで勤務の私たち夫婦は、市が税金で建てた箱物(市民センターや○○ホールや体育館等)を利用することもありません。
健康保険証だってもう何年も未使用です。
「市の施設を利用する人にはもっと料金を課せば良いのに」
「図書館で本を借りるのだって無料にする必要は無いんじゃないか」
「安易に病院を利用する人間には、治療費の自己負担額を増やせば良いのに」
と思います。
こっちは僻みかもね(^┰^) エヘ
こんな事例も
不正受給?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4702253.html
派遣への休業補償
http://www.soumunomori.com/forum/thread/trd-69136/?xeq=%E4%B8%80%E6%99%82%E5%B8%B0%E4%BC%91
去年の事業仕分けでGS業界は「泥棒に追い銭」なんて言われました。
2年後の老築地下タンク規制にしても、タンクの入替えはその事業所の「自己責任だ」という声もあります。
一時帰休の際の休業補償だってその企業の「自己責任」じゃないのかな?
「雇用」というコトバのマヤカシで大企業にばかり恩恵を与えている。
それは税金の無駄遣いだと思うのは私だけでしょうか?