平成22年2月27日 燃料油脂新聞より引用
コスモ石油は3月末から6月末までに、高速道路会社3社から委託運営していた全国24ヶ所の高速道路サービスエリア・パーキングエリアから順次撤退する。
元売が高速道路のSS運営から完全撤退するのは初めて。
かつては元売が運営県獲得を競った高速道路SSも、不採算が恒常化し魅力が失われた。
記事によると、コスモは昨年夏ごろから高速道路会社に対してセルフ化などを含めた運営スキームの抜本的見直しを申し入れていたが、高速道路会社はコスモとの営業委託契約を解約することを決めた。
撤退後は、他の元売又は系列特約店が運営する見通し、とある。
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高速道路でSSを利用する時って、ガソリンメーターがEになった時ですよね、
言ってみれば、どの店にするかって選択肢が無いわけで・・・
運営店からすれば、セルフ化で人件費を削りたい。
だけど、高速を走る運転者の中にはセルフには行けない人も居るわけで、高速道路会社としたら利用者の利便性から高速道路内SSのセルフ化は避けたいハズ・・・
それにしても、元売運営店でも赤字で、そんな魅力が失われた高速道路運営でも後を引き受ける販社があるって・・・
不思議、不思議でございます。