井林、勝俣氏にも寄付 与野党、困惑と批判
@S[アットエス] by 静岡新聞 2月28日(土)7時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150228-00000007-at_s-l22
自民党の井林辰憲(衆院静岡2区)、勝俣孝明(衆院比例東海)の2氏が2013年、望月義夫環境相(衆院静岡4区)、上川陽子法相(同1区)の本県選出の2閣僚と同様に、国の補助金交付が決まっていた総合物流業の鈴与(静岡市清水区)から寄付金を受け取っていたことが27日、政治資金収支報告書などから分かった。
井林氏は鈴与から13年11月29日に12万円、勝俣氏は同3月以降に計70万円の寄付を受けていた。両氏の事務所は事実関係を認め、「調査結果を踏まえて適切に処理したい」などとコメントした。両氏とも道義的な観点から返金の手続きを進めるとした。
政治資金規正法は補助金の交付決定通知から1年間、政党や政治資金団体への寄付を禁じ、交付決定を知りながら寄付を受けていれば、同法に違反する可能性がある。鈴与は13年に国土交通省などから補助金交付の決定を受けていた。
県内の自民議員の1人は「正直、確認を徹底するにも限界がある。誰も寄付をもらえなくなってしまう」と本音をのぞかせ、戸惑いを隠せない様子だった。
一方、民主党の細野豪志政調会長(衆院静岡5区)は「続けてこうした問題が発覚し、極めて残念だ。『問題ない』とするならば、その根拠を明らかにする責任がある」と批判した。
共産党の島津幸広氏(衆院比例東海)は「またかという感じ。企業献金は政治をゆがめてしまい、国民本位の政治ができなくなる」と述べた。
◇鈴与「規正法への認識不足」
国の補助金交付決定通知から1年以内に鈴与が望月義夫環境相と上川陽子法相が代表を務める自民党支部に政治献金をしていた問題で、同社は27日、「社として政治資金規正法に対する認識が不足していた」との見解を出した。
鈴与の経営財務企画室は、献金の経緯は「調査中」とした上で、政治資金規正法が禁じた期間に献金をしていたことについて「社内での確認不足があった。チェック態勢を整え、再発防止に努めたい」と説明した。
鈴与のグループ企業は約140社にのぼる。同社はグループ分についても、補助金の受給状況と政治献金に関する調査を進める。
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輸出戻し税とかもね
納めた税金より貰った税金の方が多いなんていうのと同じようなカラクリなんですかね?