地震の報道「サバイバーギルティー」に注意(R25) - goo ニュース
11日の地震発生直後から、テレビ局各社はCM抜きという異例の緊急報道体制を組んだ。
被災時の映像や被災地からの生放送が流れ続け、テレビの前からはなれられなかった人も多かっただろう。
そんななか、タレントの間下このみが、14日のブログで、
「テレビでこの地震の爪あとを見るたびに こうやって、平穏な時間を過ごせていることさえも申し訳ない気持ちになったりもします」
「本当に、祈ったり、募金をすることぐらいしか出来ない自分を情けなく思います」
と苦しい胸中を吐露。
そして翌15日、品川祐の姉・Harumiさんのブログを紹介した。
アメリカで「9.11」のテロを経験したというHarumiさんによると、あまりにショッキングな映像を繰り返し見過ぎると、「サバイバーギルティー」(編集部註:助かった者が罪悪感、無力感を感じてしまうこと)の危険性があるとか。
13日のブログでHarumiさんは、「9.11」の時に何度も映像を見過ぎた人、特に子供たちにはショックが大きく残ったことを報告したうえで、子供をハグしてあげる重要性を指摘している。
Harumiさんは、15日には同ブログ上で、
「自分の家族や仕事を大事にしましょう。そして、自営業の方、エンター系の方など、自粛などはしないでください。
キチンと自分たちの生活を今まで通り送る事、楽しむこと、そしてお金を得る事。そのお金を少しでも寄付に回しましょう」
「労働力と現金。これが一番の救援、応援の仕方です。
そのためにも、自分がココロもカラダも健康でいる事。
毎日の生活をきちんと続けること。
さあ、テレビは消して。
大事なニュースは一日に3回ほど見れば充分です。
自分軸しっかり持って、
『今自分が出来る事と出来ない事の見極め』ちゃんとしていきましょう」
とメッセージ。
被災しなかった人たちがサバイバーギルティーにならないためには、日常生活を滞りなくおこなうことが大切であるという記事をエントリーした。
他にも同様の悩みを抱えていた芸能人に、北斗晶がいる。
17日に、自身のブログで、「今までと何の変わりもなく仕事をする自分が嫌になってきました」「こんな日本の一大事に化粧をして着飾って仕事をする事に…不謹慎じゃないのか?って…」と告白。
しかし被災経験者から「今、働ける人間が働かなかったら助けられる人間も助けられなくなるよ。
だから…本当に被災者の事を思うなら働ける人間は働らかなきゃダメだよ。
本当の救助は…今だけじゃないんだよ!!長いんだよ。
それをやれないなら本当の救助じゃないんだよ!!」(原文ママ)と言われ、心に響いたことをつづっている。
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悲鳴あげる販売店
3/26 燃料油脂新聞より
【山形】東日本大震災後から石油製品の供給が途絶え、山形県内の販売店が悲鳴をあげている。
日増しに供給量が増え始め一般車輌へ販売する店舗も少しずつ増えている。
ところが系列販売店では
「特約店優先なのか石油製品が回ってこない」といらだちをみせている。
とくに最大大手元売系列店は著しく
「無印店にローリーが入るのに、なぜ我々には届けられないのか」としている。
1SSを運営する販売店主の一人は
「特約店から一滴も入ってこない」と打ち明け
「これまで売ってくれと担当者が電話を掛けてきたのに震災後は何の連絡もしてこない。無責任すぎる」と怒りを露わにしている。
系列外の特約店に少しでも融通してほしいと連絡したが
「系列分も供給できない現状では対応は難しい」と断られたという。
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PBは普段から複数の仕入先と取引がある(都度、見積りで安値のところから仕入れるから)けど、
系列の仕入先(特約店)は1つだけ。
その特約店もピンキリ・・・
そして、その販売店はこれまで浮気をしたことが無いのか?
(※>系列外の特約店に少しでも融通してほしいと連絡したが)
或いは恒常的に浮気をしていたのか?
これによっても、特約店の対応は変わると思う。
もし、系列100%でやってきているにも関わらず、特約店からそんな対応をされたとしたら・・・・
うちなら、黙ってはいない。
そして、どちらにしても、
やっぱり元売の責任は大きい。
3/25 燃料油脂新聞より
【津】
ニシイ石油サービス(津市河芸町)の藤田孝幸代表は東日本大震災の悲惨な現状に
「深刻な燃料不足を知り今、自分ができることを行動に移したかった」として、
(※緊急支援車輌許可を取って)震源地に近い宮城県女川町の被災現場へ自ら運転し
4トントラックにドラム缶20本(軽油と灯油)を積み込み、約15時間かけて届けた。
【吹田】
高島石油店(大阪府吹田市・高島正彦代表)は21日、
被災した岩手、宮城、福島3県の救援物資受け入れ先に向け、
灯油20キロ(ドラム缶百本分)と手動ポンプ、米や粉ミルクなどの食糧を緊急輸送した。
【高島市・滋賀】
大山石油(EM系滋賀県高山市・大山祥啓代表取締役)は、
4トンローリーとトラックの二台に、カップ麺(30袋入り50箱)などの食糧、
トイレットペーパーやテイッシュペーパーなど生活物資、
燃料油を満載し、被災地の宮城県仙台市に向け、大山社長と社員3人が片道約12時間かけて届けた。
【姫路市=兵庫】
横田石油(JX系兵庫県姫路市飾磨区恵美酒・横田昌彦社長)は、
東日本大震災の被災地で燃料油が極端に不足しているが、
物資輸送が滞り災害復旧の足かせになっていることから燃料油の寄贈を決定した。
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他にもいらっしゃると思いますが、
燃料油脂新聞に掲載されていた分をご紹介させていただきます。
支援物資が、必要なものが必要なところへ、一日も早く届きますように。
3/18 被災者と仲間のために
パトカーの先導で、全国各地のナンバープレートを付けたローリーの隊列が進む。
その後をストーブや毛布などを満載したトラックが続く。北北東にある被災地を目指し…。
この国が歴史を刻み始め、今日に至る中でも、未曾有の災害という理解はある。
何重の安全策を施していたはずの原発のありさまが、それを証明している。
被災地でも東京でも、元売も行政も我々も、誠心誠意かつ不眠不休で善後策を講じてはいる。
それでも被災地でガソリンや灯油が絶望的に不足しているという報に、残念無念という感覚に陥る。
ガソリンはクルマを動かしているばかりではなかった。
停電エリアではクルマを介して、ラジオやワンセグで情報を得る。
エアコンで暖を取る。
携帯電話などを充電する。
夜間照明を得る。
車内でプライバシーを確保する。
電気自動車は、どんな機能を発揮しただろうか。
ガソリンとガソリン車は実に偉い。
石油は、温暖化の原因とされる二酸化炭素を大量に出すだけの悪役ではなかった。
悪役を冠せられた石油火力をよそに、正義の味方を演じようとした原発は、トラブルに見舞われた場合、他のエネルギー源にはない地獄絵となることが、福島浜通りで現実となっている。
新潟に続き、福島原発の戦列離脱の一部を補う力を、石油は持っている。
製油所併設のIPP卸電力向け発電装置をフル稼働させ、不足する電力量を補う力を発揮している。
石油と製油所も偉い。
平時なら、いろんな次世代車の方向を描くことができる。
25%削減のために脱石油を加速するロードマップも描ける。
しかし、現実に起きた震災の前では、これまでの潮流は変化せざるを得ないだろう。
震度に対しては過去の幾多の地震で、その強度を証明したSSも、度を越える津波の威力には、抗することができなかった。
被災沿岸部では、ほぼすべての街が瞬時に消えてしまう、お客様が消えてしまう、というSS消滅、市場消滅という現実は、事業基盤そのものがなくなったことを意味する。
そうした仲間に対して、被災の外側にいる我々は、なにができるのだろうか。
できることは、なんでもお手伝いしよう。それが仲間に対する言葉だ。
まだ春遠い雪が舞う現地に、一刻も早く、被災者へ、我々の仲間へ、温かさを届けたい。
3/23 震災で見えたもう1つの側面
大震災の当日、激甚な被害に遭った東北・北関東エリア近辺とは様相が異なる出来事が起きていた。
震度5強~6弱を記録した首都圏公共交通網は麻痺に陥り、都内の勤務地、学校などから徒歩で自宅へ向かう帰宅困難者が多数発生した。
バスは動いていたものの、道路は空前の大渋滞。鉄道の運行再開は大混乱し、通信機能も大障害が続く。
家族の安否を気をかけ、陽が暮れないうちに歩き出そう、翌日は土曜だからなど、
さまざまな思いから家路に向かう帰宅者が時間経過とともに増え、車道へとあふれ出た人々が各地に出現する光景を目の当たりにした。
大地震の発生を受けて、都内を中心とする首都圏SSはどう対応していたか。
まず、人的・物的被害の有無や施設の安全確認。
お客様の誘導。
一時的に店を閉め、スタッフが地下タンクなどの設備をチェックする場面も見られた。
やがて、燃料を求めるユーザーが営業中のSSに押し寄せてくる。
その間も余震は続き、テレビ報道などから社会不安の増大に拍車がかかった。
長蛇の列を前に、在庫量の心配は高まるばかりで、給油待ち車両をさばく人手も圧倒的に足りない。
完売したグループSSから他SSに人員を移動させることができた店はまだいいほうで、
地場SSは経営者をはじめ家族・スタッフ総出で、給油作業や交通整理のため10数時間にわたり、
立ちっぱなしで休む間もなく燃料切れになるまで働き続けたという話を多数聞いた。
他方、不安感を抱いた徒歩帰宅者に道順を尋ねられ、できる限りの説明に努め、数時間歩き続けて疲労が見える方々にトイレを貸したり休憩場所を提供したSSも相当数にのぼったであろうことは想像に難くない。
あれだけ多くの人々が現実に歩いていたのだから。品切れになりロープを張った後も歩道沿いに立ち、案内役を買って出たSSもあった。
サポートステーションの面目躍如を果たしたといえよう。
首都圏の石油組合は、阪神淡路大震災を教訓にした災害時帰宅困難者支援協定を行政と締結しているが、
以後、機会あるごとに訓練に参加してきたSSは経験を生かすことができたのではないか。
大多数のSSは、懸命かつ良識的な運営に努めた。
だが、ごく一部に不実な行動が見られたとの指摘もある。
その評価は、これから付いて回ることになろう。
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本当にお疲れ様、ご苦労様です。
うちは、阪神淡路大震災のときに、多少の混乱は経験したとはいえ、
当時はまだインターネット(ブログやツイッターもない)人口も少なかったので、
数日後、私の住んでいるニュータウンの住民から
「え?お宅はお店開けていたの?ここらのガソリンスタンドはみんな閉店してて灯油が買えずに大変だったのよ」
と言われたくらいで、「給油待ちの列が出来た」と言ってもその殆どが常連のお客様でしたし、
幸い3日目からローリーが通常通りになりましたので、大した苦労はしていません。
それを考えると、今回の被害は広域且つ長期に渡るものですから、
現場の混乱は想像以上だと思います。
本当にお疲れ様、ご苦労様です。
でも燃料不足に関しては、あと数日の辛抱だと思うので、どうか頑張ってください。
規制緩和、自由化、グローバル社会での競争
必要以上に淘汰され、数が減ってしまったガソリンスタンド
採算が合わないからと平気で撤退していくJAや元売販社
表の顔はイイ顔で、エエ格好ばっかし言ってる大きな企業は、裏(本当)の顔は「営利主義」
「高い」と文句を言われながら、赤字でも、地場で営業を続けている古い小さなガソリンスタンド。
地域に「在る」か「無い」かで、安心感は全然違う。
元売はまだ三者店を減らす計画があるみたいだけど
これ以上の淘汰は必要ない。
お昼にSさんから電話
Nちゃんが入籍したって(^^)
これでいつでも死ねるって・・・
ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
その直ぐあと、こうちゃんのケータイにNちゃんから電話
本当に良かった。
ずっと
ヤキモキしていたけど、
言う事も出来ずに悶々としていたけど、
兎に角、本当に良かった!
でもまだ相手のご両親は認めてくれていないらしい・・・
それでも、Sくんが幼稚園に上がる前に、入籍出来て良かった!!
○○医院開業の準備や引越しでこれからが大変だって言うから
「Nちゃんのその細い腕で頑張ってや」って言ったら笑ってた。
Nちゃん、良かったね
Sさんも、良かったね
本当に、おめでとう!!
:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*:
業転玉一気に縮小か
3/22 燃料油脂新聞より
「大阪」
近畿地区でも業転の流通が極端に細ってきた。
業転、系列を併用仕入れしている特約店、プライベート(PB)業者によると、
先ごろ、複数の業転商社などから
「供給は系列玉最優先。
業転は限定供給に入り、今後最悪の場合は供給途絶もあり得る」
との緊急電話が入ったとされる。
製油所稼動情報が錯綜して実態の把握は困難だか、
近畿・中国地区で定修に入っていない製油所などはフル稼働ともみられる、
余剰生産品は関東、東北への輸送に回され
関西圏でも系列玉は確保できるものの、
業転は確実になくなっていくとの見方も出ている。
一方、運輸業者などの軽油需要家も、安い業転を中心に仕入れていた会社などは、
供給率が確保できず運送業に支障をきたすこともあり得るとみられる。
一般系列特約店も最優先の供給が約束されているものの、
一部元売は計画配送に入ったとされ供給の部分カットを危惧する向きもある。
こうした状況は長期化する見通しで、民族系特約店社長は
「元売は製油所からSSにいたる生産、配送など供給体制の現状の把握と今後の対応などをリアルタイムで正確に把握し、
特約店にFAX、電話で逐一情報公開してほしい」と指摘する。
一刻も早い災害復旧をめざすためにも、製油所・元売は国民に正確な情報を公開する必要がある。
・・・・・・・・・・
被災地や、その周辺地域の混乱を一日も早く回避してあげてほしい。
だからPB系列関係なく、供給してあげてほしい。
だけど・・・
昔、一人で渡るのが怖くて、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と煽り、
「玉が無くなれば、他所(PB)も無い。その間は、消費者には有る所(系列)へ行ってもらえばいいだけのこと」と嘯いた、
最近では、「業転は余剰玉ではなくなった市民権を得た非系列玉だ」とおっしゃった方がいらっしゃいましたが・・・
業転は、あくまでも業転でしたね。
それから・・・
浮気組さん
>一般系列特約店も最優先の供給が約束されているものの、
>一部元売は計画配送に入ったとされ供給の部分カットを危惧する向きもある。
一番最初に「制限」「枠」を通告されるのは、もちろん覚悟の上ですよね。
爆発:持参タンクからガソリンが気化 給油待ちの男性重傷--天童 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110320ddlk06040085000c.html
19日午前8時40分ごろ、天童市鎌田1の交差点で、ガソリンスタンドの給油待ちで停車していた同市泉町の男性(44)の軽乗用車から出火。
男性は顔や腕にやけどの重傷、軽乗用車が全焼した。
天童署によると、男性は給油のため、携行缶代わりにバイクのガソリンタンクを取り外し車内に積載。
タンクのふたは閉めていたが、エンジンをつなぐ管が密閉されていなかったため、タンクに残っていたガソリンが気化し、たばこに火をつけようとして爆発したという。
・・・・・・・・・・
ガソリンは気化した蒸気に引火、爆発します。
大変、危険です!
ホワイトガソリンの一斗缶や、ホームセンターで販売している混合油の缶は、
1回こっきりの使用を前提としており、その容器での繰り返し販売は出来ません。
(消防庁確認済み)
ペール缶等の蓋は、何かの拍子に開いてしまうことがあります。
灯油用のポリ容器は静電気が帯電しやすく危険です。
その為に、消防法適合携行缶があります。
ペール缶や灯油用ポリ容器にガソリンを給油し運搬保管することは消防法で禁止されています。
大変危険な行為です!
ガソリン携行缶
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/d2a91431c9ddee97cc145c002af69511
以前記事にした「愛犬マック」でお世話になった永井さんの姪御さん(阿部のぞみさん)がミュージカルで初舞台に立たれます。
http://www.ibu-enterprise.com/index.php?option=com_k2&view=item&id=28:阿部-のぞみ&Itemid=3
詳細はこちら
http://plaza.rakuten.co.jp/owsee/diary/201103200000/
お近くの方で興味がおありでしたら是非是非観に行ってあげてください(^^)/
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m
PS
私は陰ながら応援させて頂いているだけで、ご本人とは面識もありませんので
「サインもらって♪」とか頼まれてもお応えできません(^^;
被災地で、「系列が玉切れで、PBの方が玉が入ってきた」というような状況が一部で起こっている(いた)らしい。
これは、ケースバイケースで結果が違っただけに過ぎない。
系列、PB、
どちらの玉も、一番最初の出所は「元売」
元売から販売店に届くまでの道中に、「ケースバイケース」があったということ。
業転屋さんのストックが運良くあっただけの話。
だけど、この出来事を元売は真摯に受け止める必要がある。
普段、安定供給を謳っている元売は、
系列販売店への供給を何としてでも果たす責任があるでしょう!!
報道関係者が取材に訪れている、
そう、訪れることが出来ている、その場所に
何故、燃料が届かない?!
政府も元売も、一体何をやっていたんだ?!
根岸製油所海上入荷開始 JX
西日本から製品転送本格化
緊急輸入拡大
輸出予定は中止
19日からの仕切りは、「据え置き」
・・・・・・・・・・
被災地の皆さんのところへ一刻も早く燃料が届きますように!
そして、被災地では無い近隣のガソリンスタンドにも、
混乱が起きないように商品が供給されますように。
(もちろん系列100%でやってきた販売店優先で)
3/16 燃料油脂新聞より
需給は一段とタイトに
被災地域への安定供給が最優先で、系列向け供給も削減せざるを得ない状況
実質的にスポット市場への供給は激減する。
販売業者も供給不安の解消から系列回帰が今まで以上に定着する
供給体制の見直しで元売は系列優先軸足を置くのは間違いない。
需給タイト感が強く、当面PB業者の仕入れは不安定がつきまとうのではないか
・・・・・・・・・・
需給タイト感は解消すると私は睨んでいるけど・・・
例えば、今日、今現在、玉が入ってこなくて閉店しているPBは確かにある。
市内のホームセンターでも灯油はポリ1缶、と制限されたらしい。
今日はお客さん2人から「ここも在庫が無くなったら終わりか?」みたいなことを訊かれた。
「うちは全く大丈夫ですよ」と答えたけど。
一人は大阪で、もう一人は福知山で、在庫切れで閉店している店が多いとか・・・
私が最近コメントを入れるようになったブログの方もPBで、
今は商品が入らないので店を閉めていると記事に書いてあった。
でも、多分もうすぐ業転玉も動き出すと思うよ。
これを読んでいたら安心してね(^^)/
3月26日、以下4行赤字部分追加
上の、
>私が最近コメントを入れるようになったブログの方
は、ブログは休んでいるけど、お店は営業されていました。
私の勘違いでした。お詫びして訂正しますm(_ _)m
でもね、納得いかないのがコレ↓
>販売業者も供給不安の解消から系列回帰が今まで以上に定着する
浮気組み
今、心の中ではドキドキしてるハズ。
今はまだ系列玉がある程度入ってくるから、白々しく営業を続けているけど、
このまま供給タイトが続くと、「前年対比」とか「枠」とか言われて系列玉が止められるかもしれない・・・
と焦っているんじゃないのかな?
被災地は非常事態だから、系列PBに関係なく燃料を流通させてほしいと願うけど、
西日本の浮気組みには元売はこの際、引導を渡すべき。
或いは、消費者に知らしめるべきだよ。
その浮気組みやPBのおかげで、うちらのように100%系列玉でやってきた三者店が、
この10年以上どれだけ苦しい思いをしてきたか!!
3/15 燃料油脂新聞より
千葉県では、元売販社の(セルフ)ガソリンスタンドは本社からの指示で、混乱を避けるため閉店したのに対し、
夫婦二人で営業している地場の三者店は営業し供給を続けた。
徒歩帰宅者に飲料水を提供したりトイレを貸すなどの支援も行った。
昨夜のテレビニュースでは、
残っていた灯油を避難所を一軒一軒回って、無料で分け与えていたガソリンスタンド経営者の男性が映っていた。
ガソリンは売り切れたと言っていた。彼も地場の三者店だ。
うちも阪神淡路大震災のときは夜中にローリーを走らせて、系列販売店を回り燃料を分けてもらい殆ど不眠不休で営業を続けた。
(広域業者や他の店は、休業していたけど)
地場の三者店っていうのは、そういうもんです。
地域の為に、出来ることをとことんする。
それを儲けの機会とはしない。
それでも「なんや!いつも買ってやってるのに10リッターだけかい!」とか文句を言う人が居たりして、
あんまり報われてる感じもなかったけど、
そんな人にも頭を下げて営業してきた。
地場の三者店とは、そういうもんです。
今回、被災地の近くで何とか営業出来ている店も大変な苦労をしていることとお察しします。
消費者の皆さんは理解してあげてください。お願いします。
「ぼったくり」とか言ってセルフや安値店に行ってた人は、少し考えを変えてくださいね。
もし、うちの店がそのような状態になれば、
お得意様である掛け会員や高くても文句も言わずに利用してくださっていた常連のお客様を優先させて頂きます。
態度の悪い方は、お断りです。
マスコミは、コレを機に流通経路が系列玉と業転玉があることや差別対価や浮気組みのこと、
元売の合理化の名の下に、非常事態が起きたときの対応能力を失ってしまったことを報道してください。
日本がこんな非常事態に私事で恐縮ですが
実は2月の下旬から原因不明の歯痛に悩んでおりまして・・・
2軒の口腔外科でのレントゲン、CTでも原因が分からず・・・
痛みは歯痛だけでなく、こめかみや顎(頬)にまで拡がり、激痛で横になるしかない状態が続いていました。
※頓服を一日4回服用しています。
2軒めの歯科医で神経内科へ行くように言われ、町の開業医へ
そこでも「うちでは分からない」と、総合病院(?)への紹介状を貰い昨日行って来ました。
今もまだ痛みがあり、少し楽なときにPCに向かっていますが
情けないことに、仕事は殆どまともに出来ていません。
お客様にも、こうちゃんにも迷惑を掛けています。
長時間PCにも向えないので、コメントの返信も遅れがちになることをお断りしておきます。
この件は、また記事にしたいと思いますので、ここではコメント欄はクローズにしておきます。
※その時にこの記事は削除します。
「頑張ってください」とは言いません。
でも、日本国中はもとより海外の方達も、被災地の皆さんを心から気遣っています。
だから、
ただ、生きていてください。
頑張らなくていいから、挫けないで、気持ちを腐らせないで居てください。
避難所の高校で、女生徒さんが黙々と掃除をしている姿を見ました。
他の所では生徒さん達が「頑張ろう!」と書いたポスターを作っていました。
おじさんは、涙を浮かべて「ありがたい」と言っていました。
子供たちや若い人たちには物凄い力があるんだと思います。
だから、へこたれないで。 頑張らなくてもいいから。
・・・・・
chaicoさんが「私にできること」で素晴らしいアイデアを出しておられます。
http://blog.livedoor.jp/chaico13/archives/51761241.html
shigeさんが、精力的に情報発信をしてくださっています。
http://madoromi2u.blog.so-net.ne.jp/
まゆみさんが大きな視点での記事を書いてくださっています。
http://cocorofeel.blog119.fc2.com/
PS
こちらでも雪が降っています。
避難所の寒さは厳しいことでしょう・・・
どうか、気候だけでも早く暖かくなりますように。
今、テレビで津波の様子等見ました。
とんでもない事態です。
そちらの方面の方だと思われる
ホカコさん、茨城のガソリンスタンドさん、RYUさん
ご無事でしょうか?
メールアドレスも知らないので・・・
ご無事を祈っています。
3/7 「ぜんせき」より
全石連(関正夫会長)が3月3日開いた全国理事長会議で、
系列玉と業転玉の価格差が恒常的に拡大していることから、
「業界の大勢を占める中小の系列販売業者が窮地に追い込まれている」との声が相次いだ。
背景として、元売による差別対価や優越的地位の濫用を指摘する意見も続出。
これに追い討ちをかけるように、原油急騰による卸価格の上昇で業転玉が一段と価格優位性を高め、
系列業者は激しい過当競争市場の中で単純なコスト転嫁は容易ではなく、
「多くの組合員が経営存続の危機に追い込まれている」
との強い危機感を示した。
こうした声を受けて関会長は、「いまこそ石油販売業界にとって非常事態である」と宣言。
全石連として個々の元売首脳に対し、
「販売業界の浮沈を握る末端市場の現状に危機感を共有すべき」として、
理解と改善を求めていく方針を示した。
各県理事長からは、主要元売が卸価格フォーミュラを変更し、
ブランド料(販売関連コスト)などを引き上げたことが現在の市場混乱の元凶になっていること、
これによって系列玉と業転玉の価格差が拡大し、
ホームセンターなど異業種、PBなどとの間で、10~15円もの価格差が生じ、
中小の系列SSは対抗しようがなく、著しい劣勢に追い込まれていることを強調する意見が相次いだ。
また、系列マークを掲げるSSにも、
PBとの安値合戦の中で、周辺市況を10円以上下回る安値を恒常的に掲出し、
不当廉売で公取委に申告しても“シロ”や“注意”止まりで、昨年施行された改正独禁法が「全く働いていない」ことに強い不信感を示した。
一部理事長からは「不当廉売で“クロ”にならないのは、元売がバックにいて、
恒常的に安く売らせているとしか思えない」と、
元売による不当な差別対価が背景にあると指摘する意見も出された。
一方で、中東・北アフリカでの政情不安を背景とした原油価格の急騰によって、
2月19日から3週連続で大幅な仕切りアップが行われ、
即日転嫁が必要とされる大幅なコストアップにもかかわらず、
「業転格差がコスト転嫁の阻害要因になっている」と指摘された。
「商売として正常な利益を得ようとすると異業種やPBとの価格差がさらに広がり、系列SSは逆に劣勢に追い込まれていく」、
「我々には業転以外に生き残る道は残されていないのか」
など、
「系列中小SSが経営存続の最大の危機に直面している」との意見も出た。
こうした元売による不当な差別対価や優越的地位の濫用に対して、
「正論では系列の中で、個々の販売業者が対処すべき問題だが、アリがゾウに戦いを挑むようなもの。
到底太刀打ちできない。
組合の横の連携によって元売に公平取引の実現を訴えていく必要がある」、
「差別対価を解消するには、系列業者が連携して業転玉を購入するしかない。
元売からは高い系列玉を仕入れないこと」、
「覚悟を決めて、差別対価で元売を訴えていくしかない」
など、
元売に対して、「実力行使も辞さないという毅然とした態度を示すべき」といった強い意見が出された。
さらに、「系列SSに高く仕切っておきながら、元売子会社が周辺の価格を見て下げてくるようなら、
現在の仕切りフォーミュラは本末転倒である」と、
元売子会社の小売市場での率先垂範を求める意見も相次いだ。
今後、これらの意見を集約し、資源エネルギー庁や公取委などに不公正取引の実態解明を求めていくことで一致した。
・・・・・・・・・・
「業転しか生き残る道は無いのか」
本当にそんな状況です。
>差別対価を解消するには、系列業者が連携して業転玉を購入するしかない。
>元売からは高い系列玉を仕入れないこと
だけど。
理事ともあろうお方が何をおっしゃっているんでしょう・・・
系列は系列
PBはPB
そこはキッチリ区別しないといけません。
でなければ今度はPBの方が不利益を被ることになります。
系列の看板メリットは“0”では無いのです。
ただ格差が大きすぎることが問題なのです。
昔のオイルショックの経験があるから、
(もうあんな事は起こらないだろう)とは思っても、
やっぱり「燃料を切らすことは出来ない(※)安定供給に務めることが地場でガソリンスタンドを営業する者の使命だ」と考えて、
自分の儲けを削っても、正直に系列仕入れを続けて来たのです。
今、系列の皆が業転を取ることになったら、今までの苦労は水の泡です。
「それならさっさと業転を取っておけば良かった」というような事になってしまいます。
それに、それこそ元売の思う壺です。
系列は決して業転を混ぜてはいけません。
あくまでも正々堂々と元売に対するべきです。
最近では、テレビでも「ガソリンスタンド過疎地」が取り上げられるなど、消費者にも事情を知ってもらい易い状況になりつつあります。
消費者にしたって、(利用するしないは別として)地場のガソリンスタンドが廃業してしまうことは望んでいないと思います。
系列販売店は、業転で“その場しのぎ”をするのではなく、
非常事態宣言がなされた今こそ
>組合の横の連携によって元売に公平取引の実現を訴えていく
>覚悟を決めて、差別対価で元売を訴えていく
しかないと思います。
でも、元売の姿勢を変えるには、もっともっと消費者にこの現実を知ってもらう必要があると思います。
逆に言えば、まだ、今訴えても、効果は無い。
石油組合として大手新聞の片面に、
このぜんせきの「いまこそ非常事態」の記事や
2月28日の「全石連 差別対価を問題提起」の記事を
意見広告として載せるくらいの事をすれば、効果的だと思うのですが・・・
広告掲載料を組合員で負担する為の協力なら、皆、喜んでするでしょう。
でも・・・
何といっても、元売は偉大なスポンサーさまですから・・・
他にも色々と事情もあって・・・
憚られるのでしょうねぇ・・・
ε-(ーдー)ハァ
平成24年9月30日 追記
>やっぱり「燃料を切らすことは出来ない(※)安定供給に務めることが地場でガソリンスタンドを営業する者の使命だ」と考えて、
(※)補足
世界情勢悪化により(ホルムズ海峡閉鎖など)原油が入ってこなくなると、産油国ではないこの日本では元売はガソリンを精製することが出来なくなります。
生産量が需要に追いつかなくなった場合、元売の2つある供給ルート(系列ルートと非系列ルート)のうち非系列ルート(業転玉)への供給が先に止まります。
韓国などからの輸入玉もあるとはいえ供給不安が起こるでしょう。
そして又、例え系列販売店であっても、元売の供給できる玉(油)が少なくなれば当然『前年対比』というカタチで出荷規制も行われることになるでしょう。
現代の風潮は「今が良ければそれでヨシ」みたいなところがあり、若い世代の経営者には昔のオイルショックで仕入れに苦労をしたという記憶もないので(もう昔のようなオイルショックも起きないだろうし、その時はその時だ)と考えている方もいらっしゃるようです。
又、この業界では、業転を取らない経営者のことを「経営者として失格だ」とか「怠慢だ」と揶揄する同業者も存在します。
しかし、当時の苦労を経験しているこうちゃんは、
「業転玉しか生き残る道はない」という状況下であっても、
「最後の最後まで玉(油)を切らすことのないように、この店で燃料を買ってくれているお客さんの分だけは、前年対比という規制でもクリアできるように100%系列から仕入れておく必要がある」と考えているのです。