9月29日ぜんせきより
「論説」輸入玉の増加。2つの心配事
SS過疎地漸増、343市町村 依然前年超ペース続く
>エネルギー供給の“最後の砦”となる石油製品の安定供給を担うSSは、平時においても、少子高齢化や人口流出などで過疎化が進む地域において、自家用車や農業機械への給油や、移動手段を持たない高齢者宅などへの冬場の灯油配送で重要な役割を担っている。SS過疎化の拡大は、地域住民らの日常生活に支障を来たす社会問題にもなりつつある。
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最後の1軒になってしまったら、その責任は重大です。
「業転」枯渇 サインポールに熱視線 進むPBの系列化
>元売再編が始まる前には「市中に出回る業転玉は全製品流通の3割は確実にある」とまで言われ、系列仕入と比べ極端に安い玉を手当てした多くのPB業者がSSネットワークを拡大した。
地方の1SS事業者が系列を離脱し、PBでSSを展開した結果、10年余りの間に10SS以上を運営するまでに販売網を増やすなど、業転仕入れをベースにしたビジネスモデルがもてはやされた時期もあった。
だが、ENEOSが誕生した時期から急速に需給ギャップは解消され、商社も「もはや業転玉は存在しない。あるのは系列外販売によるいわゆる外販。系列仕入との違いはブランド料の有無しかない」とまで言われるようになった。
かつての「10円以上あった」という系列と業転の仕入れ格差は皆無となり(※皆無とはなっていません)、広域化したPB業者にはビジネスモデルの転換がもとめられていた。
PB業者からも「元売のサインポールで商売をしたい。安値拡販を続けてきたのは、元売に地域でのシェアを認めてもらい、良い条件で系列に加わることが目的だった」
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>業転仕入れをベースにしたビジネスモデルがもてはやされた
そのビジネスモデルを選択したところが全て系列を離脱してPBになってくれていれば、価格差の説明は容易だったのに。
系列マークを掲げながら7割も8割も業転玉を混ぜて安値追随した店があったものだから販売価格差の説明が出来なくて全量正規仕入の販売店はスケープゴートになるしかなかった。
PB化にしろ他社買いにしろ、業転仕入れをベースにしたビジネスモデルが系列ガソリンスタンド数減少(+ガソリンスタンド過疎地拡大)の大きな要因です。
だからそうしたPBに再びサインポールを与える元売に腹が立ちます。
9月30日燃料油脂新聞より
大手元売仕切り値引上げ
ENEOS・出光 全油種1円50銭
石油情報センター公表のレギュラーガソリン全国平均値は158円70銭
4週上昇も粗利率は低下
ガソリンの小売価格 4週連続で値上がり 高値水準続く | NHKニュース
今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり158.7円となりました。
4週連続の値上がりで、依然として高値の水準が続いています。
無人売店 来春本格展開
「極小地向け」無人コンビニ@ガソリンスタンドに10月オープン - masumiノート (goo.ne.jp)
ガソリンスタンドにこそ無人店舗。飲食ニーズに応えるTTGの極小地システム - Impress Watch