masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

冬を越しました☆

2016年06月30日 | 樹木と花と実

冬の間は室内に入れなきゃいけない植物。
デュランタ宝塚とルリマツリもその仲間。

年が明けて春になり、(そろそろいいかな?)と外に出すと遅霜でダメにしてしまうこともある。

半分諦めていた株に新芽が出ていた。





昨日、どちらも花が咲いていた。





ガソリンスタンド数の推移

2016年06月30日 | ガソリンスタンド2

平成27年7月3日 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・ 燃料部石油流通課
揮発油販売業者数及び給油所数の推移(登録ベース) より

P3


***

ガソリンスタンドの数が一番多かったのは平成6年。
6万店を超えていた。
バブルがはじけたのに、平成元年から毎年増えていたんですね(驚)

こうちゃん曰く、
「バブルがはじけたと言っても、実感としてはまだ不景気感はなかったし、あの頃は元売がどんどん大型店を新設して(元売社有)、それを特約店に運営させるってことを始めていたから」


その頃から、“モノクレ”が始まり、
そして、「利益は油外で」が始まった?




※ガソリンスタンドの減少が始まったのは、規制緩和前の平成7年から。


規制緩和第一弾は平成8年、特石法廃止(製品輸入の自由化)

※減少数は▲375→▲1352と、一気に増えました。


平成10年 セルフ解禁


平成13年 石油業法廃止(元売が小売りに進出)


*****


規制緩和が始まる以前の、平成7年から始まったガソリンスタンドの減少は、取引先の倒産による連鎖倒産もありましたが、
大型店が新設され(元売社有を特約店が運営)、安値とモノクレで集客。その煽りで近隣の地場零細店は廃業・・・
こういうケースもあったのではないでしょうか?


※今、異業種のコストコに対して組合が必死で不当廉売申告をしていますが、ガソリンスタンドの人為的淘汰の始まりは既にこの頃から、しかも同業者の手によって始まっている。



※減少数が一番多かったのが平成20年

前年の平成19年6月6日(水)の社団法人日本経済団体連合会  団体訴訟制度に関する研究会(第3回-2)で、
全国石油商業組合連合会 副会長・専務理事の河本博隆氏が、
“7割から8割の業者が毎年600万円ずつ赤字で、自己資産を食い潰しているのが実情”、と言及されています。    
 



**********

平成8~9年
安値店に対抗、追随するために系列店でありながら業転玉を仕入れる店が現れた。
(※当店にも複数の燃料商さんからの営業がしょっちゅうありました)


燃料油脂新聞には「真面目な業者が消える」や「消費者を欺く販売店を容認している元売と監督官庁は犯罪幇助」「市況が良くならないのは業転玉のせい」といった業転玉による弊害を訴える記事や、
「業転を取るのは仕入努力」「自分の城は自分で守る」「業転をとるのは店と従業員の生活を守るため」など、系列仕入れでは経営が困難だという記事が毎日のように掲載されていました。


***


「背に腹は代えられぬ」とマークを掲げながら業転を仕入れる系列店。

「マークを掲げていたらそのマークの元売に潰される」「自由な経営がしたい」とマークを外してPBになった販売店。

「お客さんを騙すような真似はできない」などの理由で、どれだけ苦しくても系列仕入れを貫く販売店。

元売からのインセンティブ(特価やマージン保証、事後調整)で業転玉並みに安い仕入れの系列店。

元売から運営費が支給されているCA方式の店もあります。


***


全石連の「我々には業転以外生き残る術はないのか」発言が平成23年。

その2年後の平成25年に「現卸格差は中小SS生存不能」とエネ庁長官に訴えています。




「卸し格差のせい」「セルフの売り値の方が地場店の仕入れ値より安いから」
そう人に話すと「 !! それは大変だね」とすぐに解ってくれる人もいますが、そうでない方もいらっしゃいます。




★卸し格差を消費者が知らないことが原因で起きた、ガソリンスタンドの店頭での事象

小熊のマークやサンタの灯油屋さんなど巡回業者の灯油(業転玉)の曳売り開始で、
「巡回業者は家の前まで来てくれて○○円なのに、買いに来てやって●●円も取るのか!」など、価格に対するクレームが増加。


灯油だけでなくガソリンも安値店の単価を基に値引きの要求をされるケース続出。
それに対して、
泣く泣くマージンを削る店。
業転玉で薄めることで応じた店。
(系列仕入れでは)応じることができないため取引を解除された店。


**


一見客の「いくら?」の問いに答えると、「暴利だ」と罵られ、給油もせずに去られる。

単価が高い=暴利という考えで、過剰サービスを当然のように要求される。

疲弊し人員も足りず、「ガス欠した」「パンクした」などの要望にも直ぐには応えられなくなると「それでもフルか!」と責められる。

(セルフはセルフというだけでそれらから逃れられる、「何故われわれ一般のフルSSが“切り捨て役”を演じなければいけないのか」、という声が業界紙で紹介されたこともあります)

etc.etc.etc.



これが平成9年頃から平成24年頃まで、約15年間も続いたのです。 
(※地域により異なります)

この15年間で減少したガソリンスタンド数は2万店を超えています。

廃業に至るのも当然です。
嫌気がさして廃業を選択するのも当然です。


平成24年頃に収まったのは、
マスコミが「平成25年2月、ガソリンスタンドが消える!?」と、センセーショナルに騒いでくれたおかげです。




しかし、ガソリンスタンドの減少は止まりません。

平成27年度も1日4件減少していました。
平成27年12月末の、系列ガソリンスタンド数は2万4840店です。


卸し格差を強いられたなかで、業界は異常なほどの価格競争です。
業転玉仕入れでは足りずにレギュラーをハイオクとして売ったり、レギュラーに灯油を混ぜたり、利益は油外でを実践するための車検...
そういった不正も起きています。



小口配達は不採算だとして切り捨てたセルフ等の安値店に客足を奪われた地場のガソリンスタンドが廃業することで「灯油難民」が発生しました。


当店の場合ですが、灯油の巡回業者が営業を開始した当初は10円以上の価格差がありましたが、昨年の値段は同じでした。
(業転との仕切り格差は殆ど変わっていません。当店の粗利も殆ど変わっていません)

全国にはホームセンターやセルフに客が流れたため巡回業者の巡回ルートから外された地域もあるようです。


新規参入の巡回業者も、大手セルフも、非効率で採算が合わないことはしません。
昔からその地域で営業を続けてきたガソリンスタンドの多くが、新規参入業者や大手が切り捨てた小口配達を担い続けています。

「私の使命は理解している。だが赤字では苦しい」 
九州の販売店主の言葉です。




**********



元売のマークがあるセルフ、フル
元売のマークがないセルフ、フル
スプリット型もあります。


夜間は計量機常時解放(※消防法違反)の、無人かと見紛うようなセルフ

窓拭きから空気圧チェックまで完璧なサービスを提供するフル

セルフだけど窓を拭くセルフ

機械操作はお客様で、給油はスタッフがしてくれるセルフ

フルでありながら人員がおらずに満足なサービスを提供できないフル...

単車は1リッター10円増しのPBフル店も、8円増しのセルフ店もあります。


店舗形態も、営業形態も、様々です。


**********


ガソリンの取引に関するフォローアップ調査報告書

平成28年4月 公正取引委員会事務総局 より









※PBSS数も平成24年度から減っている。





※セルフは増え続けています。

今年4月、障害者差別解消法が施行され、セルフでは合理的配慮の具体例として
「セルフサービスのガソリンスタンドにおいて、要望があった場合には、安全に配慮しつつ給油に協⼒する」と記されています。



 
 

元売再編@系列とPBそれぞれの思惑

2016年06月28日 | ガソリンスタンド2


6月27日燃料油脂新聞より

系列回帰顕在化、非系列減る 1~3月期ガソリン出荷

仕切価格の事後的な調整の定着と、来春に控えた元売の経営統合が“系列回帰”を促したことをうかがわせている。





6月27日 ぜんせきより


元売再編で思惑交錯

PB⇒系列への回帰を模索
系列⇒CODなら業転購入も

系列、PBが相互に思惑の違いを見せるのも、元売再編で仕入れの多様化がどうなるのか確定していないことによるもの・・・







「価格指標の多様化」について

これまで1社だけだった価格指標が3%で最多を占めたことは当然として、
「指標としての価値はかわらない」「価格指標は信頼していない」「関心がない」が合わせて54%と過半を占めたことは、価格指標に対する販売業界の関心がまだまだ低いことを示唆していると言える。

また、価格指標にリンクした元売の仕切価格に対しては、
「元売仕切に価格指標は不要。全く新しい仕切り改定方式を導入してほしい」として価格指標リンクをはっきりと否定する声が合計で42%に達した。



********


石油連盟の木村康会長のお考えは、
仕切価格の決定は、各元売会社の自主的判断に委ねられるべき




午後5時50分 追記

出光興産の創業家、昭和シェルとの合併「反対」






度を超す油外販売

2016年06月27日 | ガソリンスタンド2

先日、こうちゃんは現金会員さんからの油外注文をお断りしました。
お断りしたというより、カーディーラーでやって貰う事をお勧めしたのです。

「オイルフィルター交換のランプが点いたのでフィルターだけ交換してほしい」とのこと。
車を購入した時にオイル交換はカーディーラーで定期的に無料でしてもらえるプランにしてあるーとのことで、「フィルターだけ」。

オイル交換した時に貼るステッカーはなく、いつ交換したか尋ねると2-3か月前とのことでした。

エレメントだけ替えてもいいけどディーラーで作業しないとランプが消えない(消せない)可能性がある旨を伝えて「ディーラーでやって貰った方がいいと思いますよ」、と。


*****

6月24日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

度を超す油外販売 SS業界の印象悪化に懸念

愛知県では県内の2SSが、このほどいわゆる不正車検による行政処分を受けたことをきっかけに「SSの油外販売が度を越しつつある」といった指摘が出ている。
不正車検は論外にしても、無理な油外販売が結果的に客の不信を買い、業界全体の不利益につながらないかーと懸念されている。

ガソリンをはじめ燃料油販売は激化する価格競争で不採算を余儀なくされ、現在のところ回復する兆しがない。
一方で「燃料油マージン減をカバーする」あるいは「燃料油の価格競争力をカバーする」などの名目で油外販売に力を入れるSSは多い。

県内のある販売業者はこうした傾向について「本末転倒だ」と指摘する。
油外販売に力を入れ過ぎるがゆえに燃料油マージンを顧みなくなる。

ある販売業者は「SSスタッフが懸命になって油外収益を上げたのに、燃料油マージン不足で赤字になり給料が上がらないーという最悪のケースを聞くこともしばしばある。燃料油マージン不足を油外でカバーするという考え方は、元売のためでしかない」と現況に警鐘を鳴らしている。



※以前特約店の方から聞いた話でも、「月に1000万円の油外収益をあげている店があるが赤字」だとか。

油外を売るための人件費と設備費が収益を上回るからだそうです。(燃料油マージンは殆どなしで安値集客)


世間の“ガソリンスタンドの押し売りイメージは、いつ頃からでしょう?

※行政処分を受けたのは元売販売子会社の店です。




HVオイル交換受注に苦戦 CD囲い込みが影響

金沢市内のあるセルフSS店長は、昨年夏にHV(ハイブリッド車)の給油客から言われた言葉が今でも忘れられないという。
オイル交換を提案した際、その客から「CD(カーディーラー)から“ディーラー以外では交換できない”と訊いている」と断られた。
同店長は「言われたときは悲しくなった。多くのCDではそこまで言っていないと思う。いくら囲い込みのためとはいえ、そんな説明を車購入者にするとは残念だ」と話す。

同セルフではHVのオイル交換受注は月に2-3台という。
CDの囲い込みが影響している。
交換受注したHVの交換履歴を見ると、CDのメンテナンスパック切れが目立つという。





ガソリン格差4円30銭 安値系列で値下がり

シェア上位5系列のうち14日時点の複数高値系列で建値修正があったため、

特約店向けは前述から一定のボリュームインセンティブが支給される。
また系列によっては事後を含めた値引き調整が実施されているもよう。


※特約店(2者店)のハナシです。
3者店への事後調整のアルナシは特約店の采配に委ねられております。


タマとココ

2016年06月25日 | ペット

うつらうつらのタマちゃん


「タマ~、ココが出るよ~」
(masumiさんの声掛け)


おめめパチッ
だけど動かない。

再度「タマ、ココが出るよ」と声掛け。


ココは一直線にタマのもとへ


死んだふり


おめめギューッ


左手でタマの頭を数回叩くココ


お耳クンクン


どっこいしょ


さよなら~


(^_^;
同じような繰り返しでどーもスミマセン。


「ココが出るよ」と声を掛けたとき、タマは即反応して自分のゲージに戻るときと、ココが来るまで待っている(?)ときがあるのは何故だろう?


すぐにゲージに逃げ帰るのが毎回のことならキッパリ諦めもつくのだけど、こうして暫く触れ合う?ときもあるから、
もしかしたらまだ仲良くなる可能性があるのかな?って期待しちゃうんだよね(^ー^;


仕事の車、遊びの車

2016年06月24日 | こうちゃんの独り言

(新車に乗り換えてるお客さんを送り出してのつぶやき)

俺ら仕事で使うローリー買うのもなかなか一大事やのに、みな300万とかする車をよぉ簡単に買えるなぁ・・・
それでお金が入ってくるわけでもないのに・・・言うたら遊びの車を・・・・・・



σ(;_q)ヾ(;´д`)元気おだし・・・

そして、

く( ̄Д ̄)ノガンバレ。


お世話になりました。

2016年06月24日 | ガソリンスタンドでの出来事

Iさん、わざわざお電話ありがとうございました。

地下タンク容量のの小さい当店はオーダーのことなどで色々ご面倒をお掛けしたことと思います。

こうちゃんは「呑み込みの早い人やった」「世話になった」と申しております。

ありがとうございました。




そして、

おめでとうございます(*^▽^*)




中核SS拡充を提言

2016年06月24日 | ガソリンスタンド2

6月22日 ぜんせきより (※青系文字がmasumi)


エネ庁資源燃料分科会 今後の石油政策等論点整理
中核SS拡充を提言

河本副会長・専務理事は、「中核SSは石油備蓄法上も位置付けられ、設置されている自家発電機も現状は基本的に中核SSにのみ補助が出ている。中核SSの供給カバー率は市町村単位では3割程度となっている。今後どこで災害が起こるかわからない。要件を緩和し、中核SSの定義を広げ、供給カバー率を上げていくべき。熊本地震では中核SSでないSSがたまたま自家発電を設置していて、それが大きく活躍した。来年度予算編成に向けてぜひ検討をお願いしたい」と要請した。
補助金と税金。

(中略)

石油連盟の木村康会長は「公正・透明な市場形成と取引環境の整備は重要な課題であり、石油業界としても、引き続き取引慣行の透明化・適正化に取り組むとともに、価格指標の適正化・透明性向上に取り組んでいる」と指摘した。
そのうえで、
「(中間論点整理で)元売会社の特約店等に対する仕切価格決定方式について、より一層国内需給を適正に反映した形に見直すことが期待されるとしたが、仕切価格の決定は、各元売会社の自主的判断に委ねられるべきであり、こうした点にも十分配慮してほしい」とした。

(以下省略)


※今はセルフ等の安値店に集中している消費者。
大震災時には、高値を理由に普段は寄り付かない近隣店へ殺到した。

地産地消ではないけれど、規制緩和以前のように地域住民の殆どがその地域のガソリンスタンドを利用しているような状況なら、例え大震災が起きてもあれ程の混乱にはなっていなかったと思うのです。

わざわざ中核SSなどというものを作る必要もなかったと思うのです。

・・・今更、仕方のないことですが。






30日から説明会開催 各自治体にSS過疎問題周知 エネ庁

自治体の行政能力が問われよう。



「論説」消耗戦の終焉を図ろう

現在のように中小SSの仕切り水準で、元売販売子会社が安売りする状況は異常であり、
そうした低マージン競争は、エネルギーの“最後の砦”と位置付けられるSSという社会インフラを劣化させる行為でしかない。

これまで業転玉の流通も少なく、仕切り価格の格差もほとんどなかった沖縄のような市場もあれば、
当地のようにセルフ解禁前(20年近く前)から自店の仕切り水準で、広域大手特約店(2者店)が安売りしていたような市場もあります。

(今のように業転など卸格差を説明する術もないなか、業界で命綱と形容された業転玉も取らずに、よく営業を続けて来れたものだと思います)


昨年12月末時点の系列ガソリンスタンド数は2万4840店。


消耗戦の終焉まであと・・・・





5月SS倒産 4件で10.6億円



夏場の需要期を控え、過当競争の激化による倒産件数の増加が懸念される状況となっている。


※当店には借り入れはありません。
masumiさんの「早く店を閉めた方が賢いよ」という意見を聞かず、こうちゃんは自己資産を投入して営業を続けてきました。


全石連森執行部に期待することは

2016年06月23日 | ガソリンスタンド2

6月22日燃料油脂新聞より

「社説」全石連森執行部に期待する(一部転載)
(2)
東日本大震災や熊本地震を例に挙げ「災害でネットワークが崩れるとわれわれの社会的使命が果たせない」と強調、
安定供給を確保する観点からも販売店政策に重点を置く方針を示した。
小規模事業者の販売店は需要減と激化する販売競争のなかで翻弄されている。
体力消耗が激しく撤退が相次ぐとなれば安定供給のネットワークが崩壊する恐れも否めない。

(3)
全石連は28年度スローガンに「市場の変化に対応したssの経営革新を図ろう」を掲げ、
カーケア収益の拡大、中間留分の配達・配送機能の強化などをあげ、全面的に支援するとした。
一方で透明な仕切価格の実現などに対し全石連の活動に歯がゆさを感じる販売業者も少なくない。


***以下masumi***


>カーケア収益の拡大

全石連も、「利益は油外で」との考えなのでしょうか?


>中間留分の配達・配送機能の強化などをあげ、全面的に支援するとした。

灯油購入困難者の問題はss過疎地に限ったことではないのに、ローリーの補助金はss過疎地にしか出ません。

6月23日の燃料油脂新聞「社説」にあるように、“事業者のボランティア精神で供給不安を取り除いている地域事例も少なくない”のです。

地場業者が撤退した後の“実証事業”より大事なことは、
昔から今現在もライフラインとしての小口配達を担い続けている全国の”地場業者の支援ではないでしょうか。


配達用ローリーの補助はss過疎地に限らず、また増車や大型化を条件とするのではなく、
不採算を承知で小口配達を担い続けてきた地場業者を対象とすべきだと思います。

安値量販施行で周辺の小規模事業者の経営を困難にし廃業へと追いやった大手業者の方が助成金を多く受け取れるような今のあり方はおかしいです。

大型ローリーの補助金額(最大1500万円)を1社の大手業者に渡すより、例え1社あたり50万程度になったとしても、より多くの、小口配達を担っていくために踏ん張っている小規模事業者に渡すほうが、血税の使われ方としても相応しいのではないでしょうか。





>一方で透明な仕切価格の実現などに対し全石連の活動に歯がゆさを感じる販売業者も少なくない。


エネ庁が要請した“流通証明書の周知”も、まだなされていません。

その流通証明書で「コストコ等の異業種の安値量販店へ供給している元売の責任も問える」という執行部の方の声もありましたが、
以降そのことに言及した記事を見掛けることはなく、
「公取委へ不当廉売で申告」、のみです。


そんなことより、

「仕切り格差の是正」を目指すなら、「系列でも業転許容を」というのは矛盾していると思うのですが...


・・・


個人的には“歯がゆさ”というより不信感の方が強いです。

自分たちは安全な場所にいて、
時間稼ぎのパフォーマンスをやっているようにしか思えません。





私が全石連に期待すること、

1リッター10円前後もの卸格差があることを世間に知らしめてほしい。


全石連(ぜんせきれん)


自治体の行政能力が問われよう。

2016年06月23日 | ガソリンスタンド2

※青系文字がmasumi


6月21日燃料油脂新聞より

平成27年中にSSなどの給油取扱所で発生した事故件数、火災19件、流出61件。
(過去10年で最低)



6月22日燃料油脂新聞より


SS過疎地対策 説明会開催  エネ庁 自治体へ浸透促す

市町村内のSS数が3か所以下のSS過疎地は平成27年度末現在、288市町村あり、前年度末比5市町村の増。
エネ庁はこうした市町村に加え、現在差し迫った問題がみられない地域でも将来、供給面の問題が顕在化する可能性があるSS過疎地予備軍的な地域についても説明会への参加を募る考えだ。



6月23日燃料油脂新聞より



「社説」自治体は過疎地対策を強めよ(一部転載)
(1)
エネ庁は自治体(経産局単位)向けに、燃料供給に不安を残す地域が課題解決に向けた「SS過疎地対策のハンドブック」の説明会を行う。

(2)
SS過疎地対策は事業者・地域住民、そして自治体の支援協力がなければ供給継続の存続は危うい。
事業者のボランティア精神で供給不安を取り除いている地域事例も少なくない。

(3)
指摘するまでもなく過疎地域の大半の供給は販売店が負っている。
運営難で販売店の撤退に歯止めがかからないようでは供給不安地域の激増に陥りかねない。
自治体は厳しい状況にあることを強く認識し積極的に対策に取り組んでもらいたい。
燃料供給に不安を残しライフラインが滞るような事態になれば自治体の行政能力が問われよう。


「何故出席しないのか」



*****


効率化優先で不採算な小口配達を行っていないセルフが3軒あれば、その地域はSS過疎地でも供給不安地域でもありません。

ですが、
小口配達を担ってきた地場のガソリンスタンドが廃業すると、車を持たない独居老人宅など、困る家庭は極少数ですが、全国どこにでも存在すると思います。
※都市部で灯油難民が発生しているのはこのためです。


灯油購入困難者が多い地域であれば実証事業として特約店クラスが配達をしてくれる可能性はあります。



***


灯油配達 「救うのはもはや行政の領域」

灯油配達、明と暗

宅配灯油


卸し格差は内緒ですか?

2016年06月21日 | ガソリンスタンド2

給油台数は5台
店頭にスタッフの姿は無し。
事務所内に計量機(開放)操作人員がいると思われ。


給油台数は3台
店頭に立っているスタッフはざっと数えただけで8人
恐らくピット内や事務所内にもまだ数名いると思うので最低でも10人の人員?


日曜日の買い物道中のセルフの光景です。
上はCAセルフで、下は大手特約店の直営セルフです。






6月18日燃料油脂新聞より

業転価格下落へ苛立ち

超陥没の異常事態


資金繰りのために、安値店に歩を合わせ、とりあえずの現金を稼ぐ必要があるー
その結果の悪循環。
安値店に歩を合わせても販売数量が増えるわけでもなく、結局粗利を圧縮しただけで終わる。


前任の特約店担当者から聞いた話ですが、安売りしている店の多くが赤字だったり経営が苦しかったりするのだそうです。

・・・でもこれは3者店の話。


上のCAセルフや大手特約店は事情が違います。
別格です。

CAは元売から運営費が出ているし、8人もスタッフを店頭に配置できる大手特約店は元売と資本提携しているとかマージン保証や事後調整などの優遇措置があると思われます。


つまり、土俵が違うのです。





卸し格差は、中小SS生存不能」

2013年2月18日、全石連会長がエネ庁長官にこう訴えました。










中小SS(ガソリンスタンド)が生存できない理由は、
廃業や撤退や倒産で減少している理由は、
卸し格差(仕入れ値の格差)だと、ハッキリと訴えています。


しかしその3日後21日のNHKの報道は、 石油製品 不当な値上げないか調査実施でした。








業界紙にはよく「同じ土俵で負けるなら納得も出来る」というような系列販売店の声が載ります。

今となっては同じ土俵とは何か?と考えてしまいますが、

多くの系列販売店の気持ちは、「仕入れの段階でこれだけ大きな差をつけられての競争だから、それに負けたと言われるのは納得できない」というものだと思います。







“ガソリンスタンド減少理由”で検索しても、ヒットするサイトに書かれているのは「需要減」「価格競争」「後継者難」「地下タンク」...


一番肝心な「卸し格差」は出てきません。



こうちゃんは、「(卸し)格差は、もう“当たり前”になっているから、わざわざ取り上げる必要はないという認識なんじゃないか?それが前提で、その上の、需要減とか後継者とか地下タンクを言えば良い、みたいな感じで・・」、と分かったような分からんようなことを言うのですが、

「卸し格差」

これを抜きにして、この業界の何を語ることができると言うのでしょうか?





そしてまた、

これを抜きにして、消費者の理解を得ることはできないでしょう。











ぐーちょきぱー、できる?

2016年06月18日 | 日記

単車のお客さんに「通行止めの場所ってどこですか?」と訊かれた。

(あ、この前回覧が回ってたけど、ちゃんと見てなかった~)

事務所の中のこうちゃんに「通行止めの場所を教えてあげて」と頼んだ。

こうちゃんがお客さんに説明しているのを聞きながら、
(あ!そっちか~(焦))

神戸の橋桁落下事故で中国自動車道など迂回利用無料に

お客さんが帰ってからこうちゃんに「何で176が教えられへんの?」と言われて、
「この前回覧で回ってた『工事で通行止め』のことかと思って~」と言うと、

「?そんな場所をあの人が知りたいか?」と呆れられた。



(///(エ)///) ・・・確かに。



もし回覧をちゃんと見てて、その場所(地域の林の中)を教えたら、あのお客さんどう思っただろうね。。。

ある意味セーフ?




で、
話はイキナリかわりますが(^^;


今朝のココちゃん








ふと見ると、わたし裸足。

あ、そうだ!

その女、アレックスを観てから始めた、足指運動の成果をご覧あれ。




いきまーす!


ぐー


ちょき


ぱー




ほら、全部の指の間が開いてるでしょ~☆
(* ̄σー ̄)ゞヘヘ♪ドンナモンダイ!


これ、出来ない人も多いんじゃないかな~?



PS

それからもう一つmasumiさんがやっていること。

お昼の給食弁当、最初の5口は左手でお箸を使って食べること。