いよいよ大晦日です。
今年も良い一年でした。
相変わらずの私とこのブログにお付き合い下さり、本当に有難うございました。
店頭の年末は年々落ち着いた感じになっておりますが、(汗)
それはそれで良しとして、無事に年を越せることを感謝しております(^^)
そして思うことは、
やはりお客様とは有難いものなんだということ。
感謝しています。
本日の頂きもの。
つきたてのお餅
煮た黒豆
打ち立てのお蕎麦
他にもお雑煮用の大根等々・・・
本当に嬉しい。
店を続けていられることも有難いことなんですよね、ホントはね(^^;
あと、
数年前に代金が滞ったままで去って行かれた方が自ら支払いに来てくれました。
完済はまだまだ先になりそうですが、その“気持ち”が嬉しかったです。
色んな方が居て色んな事があって、喜怒哀楽があるから楽しい。
来年は仕切り格差が縮小されて地場の3者店の心労が軽減されれば良いなと願いつつ、
皆様、良いお年を!
昨晩大急ぎでこうちゃんと二人で活けたよ☆
残りは店のカウンターに^^
店を開けてたけど暇でした。
あんまり暇なので、諦めていたお正月の買い物に行ってきました。
お花の値段が高くて、、仏花も2倍の値段してた(@@;
道中にあるセルフ
平日は空いているけど、今日は満車でした。
やっぱりセルフなのね・・・(--...サビシ
さて、明日明後日はどうかな。
12月だから天皇誕生日は営業しました。
12月だから最終週の日曜日も休まず営業します。
灯油の配達も混み合っていて今朝も既にこうちゃんは配達に出かけて行きました。
昔とは比べものにならないけど、やっぱりそれなりに忙しいです。
というわけで、しばらくブログはお休みします。
皆さんも体調管理にも気を付けて、事故などないようにしてくださいね(^^)/
「籍を置いているのが嫌なら、さっさと辞めれば良いのに」
そう思う方もいるでしょうね(^^;
窓も拭かないゴミも捨てない、
マナーの悪い客は給油拒否もするし、
タバコの火を消してねって言ったら頷いていたのに、清算の時に見たら消してなくて、
「そんなんやったら、もう来ないで」と言ったこともある。
そんな私が店番をしている店。
普通で考えたら潰れてなきゃおかしい。
近所にはまだ新しくて広い店もある。
窓ふきやゴミ捨てもしてくれる、しかもセルフより安値の店もあるのに。
うちの店は狭い敷地に経年劣化、その上値段も高い。
普通で考えたら、うちの店は選んでもらえない。
そんな店なのに、
「我々には業転しか生き延びる術はないのか」っていう状況の中で、
高いといわれる系列仕切りよりまだ更に高い系列玉100%仕入れでも、生き残っている。
>「そんな非常識な人は業界から去って下さい」byこども店長さん
発券店値付けカードのゴミ捨てをお断りしたら、それっきりになった方もいます。
でも「このカードは赤字で困るんです」ってお客さんに言う事が非常識だとは思いません。
>「仕事に対する姿勢が間違っているっておもうんです」by多牌さん
はい、そうですね。
折角オイル交換に来てくれたのに「今主人が居ないので」と謝ったら、「そんなんやったら、もうお前のとこには来てやらん」と怒られたこともあります。
パンクして来られても役立たずのmasumiさんにはどうしようもないのです。
そんな店でも営業を続けられています。
給油拒否した方のお1人はその後再び来店されるようになり、そのうち「奥さん、いい人やね」とこうちゃんに言ってくれるようになり、私の大切なお客様になりました。
ゴミ捨てをお断りした発券店値付けカードのお客さんでも、今は給油するだけでも「ありがとう」と言ってくれます。
だから実は、心の奥底にまだ希望が残っているんですよ。
「へー、そうだったのか」と知って貰うことで、
「これ以上減ったら不便になるよね」と思って貰うことで、
「系列は系列仕入れが当然だよね」と共感して貰えることで、
この業界が変わればイイナ。
なんたってmasumiさんは、“目出度いヤツ”ですからね(笑)
私がそう言うと、こうちゃんはこう言いました。
(標準語で書いてます^^;)
「業界の内に目をやるからだよ。
腐っている中身を見ないで、外に目を向けなければいけないよ。
良いところを。
探してごらん、何かあるだろう」
良いところは、お客さんが「ありがとう」と言ってくれること。
即答できます。
でも、窓すら拭いてあげていないのに「ありがとう」と言ってくれる人がいます。
適正利益が得られたなら、サービスもしてあげられるのに・・・
そう思うとまた気持ちが沈みます。
それに、そういう良いお客さんばかりでもないし、
何よりも、赤字では(汗)
どんな仕事でも辛いことや嫌なことはあります。
そんな毎日の中でも時折訪れる嬉しいことや、自分で見出す やりがい。
そういう良い部分に目を向けて生きていくことはとても大事なことです。
だけど赤字では、
最終的には、先がないということです。
系列100%仕入れでは生存不能であるとして、業界として系列販売店は国に助けを求めました。
その結果は、系列100%の販売店を助けるのではなく、業転玉を混ぜている販売店を助けるものとなりました。
化管法の関係で業転玉を混ぜることが出来ない販売店は、「死ね」と言われたに等しいのです。
どうしてこんな業界に 平気で籍を置いていることができましょうや。
エネ庁は製油所・油槽所・SSに対して、運送会社名や特約店名が無表示のタンクローリーを発見した場合、各地方経済産業局に通報することを要請。
通報や施設への立ち入り検査で無表示を発見した経産局は国交省の地方運輸局に通報する。
消防庁も各地消防機関によるタンクローリーやSSへの立ち入り検査で無表示を確認した場合、地方運輸局に通報。
地方運輸局が行政指導に乗り出す。
エネ庁がタンクローリー本体への表示の徹底を強く求めるのは業転問題が背景にある。
1月から稼働される「石油製品流通証明書」は元売が出荷したガソリンを、正規ルート以外で購入した系列特約店に不利な取引条件を課さないことを求めた公取委の考え方に沿って、ガソリンの“身元”を判断するツール。
この流通証明書に加えて、いわゆる無印ローリーの使用者を表示することで、SSで販売しているガソリンがどのような経路で製造・出荷、配送されているのかを把握する補強材料にする側面もある。
*****
※意味ある?
・・・てか、誰のためになるのかなぁ~?
おら知~らないっっと(笑)
自分で自分を納得させてあげるしか、“わたし”を維持していくことなんて出来ないんだよ。
“わたし”が壊れてしまう前に、開き直れなきゃいけないんだ。
でも開き直ってるって、ちょっと壊れているってことかもね。
「客を寄越せー」「マークを下せー」って、
手足をもがれ
首に紐を掛けられ
かろうじて足を乗せている台を、蹴飛ばされようとしている3者店。
それでもまだ・・・・・。
12月17日 日本経済新聞より(青文字はmasumi)
※まず最初に
よくまとめられた記事を書いて下さった日経の記者さんに感謝します。
*****
公取委の指示を受け、石油元売や燃料商社などが来年1月にも給油所にガソリンを販売する際に流通経路を記した証明書を付ける制度を導入する。
給油所が系列関係にある元売り以外から安い製品を仕入れやすくするため、としている。
元売が系列給油所のガソリン調達を縛ってきた取引慣行は見直されるが、店頭価格が下がるかどうかは不透明だ。
元売り各社で組織する石油連盟と、石油販売会社でつくる全国石油商業組合連合会が自主ルールを策定した。月内に導入を正式決定する。
証明書によってどの製油所から出荷された製品かが分かり、給油所側は購入する際に品質を確認できる。
※「正規ルートは流通ルートが確定されている」として系列に認められている品確法の分析軽減措置はどうなるのかな?
ガソリン流通ルートは主に2つある。
元売が系列給油所に卸す「正規ルート」と、系列店に販売しきれなかった余剰品を商社などに卸し独立系(PBや無印)の給油所で売られる「業者間転売(業転)ルート」だ。
業転のガソリンは複数の業者間の売買を経て「出所不明品」として取引されている。
正規品より4円程度安く、国内のガソリン流通量の約2割を占める。
※4円は特約店へ卸された時点での差です。そこに特約店の中間マージンがプラスされるので給油所に卸される時点では6-10円の格差になります。最近では業転との価格差は18円にもなりました。
元売はブランド維持などを理由に系列給油所に安い業転ガソリンの購入を禁じてきた。
※商取引における契約ですから当然です。
このため安売りで攻勢をかける独立系給油所に対し不利になり、エコカー普及でガソリン需要が減るなか死活問題になっていた。
1994年のピーク時からガソリンスタンド数は約4割減少(系列は半数にまで減少)
給油所は業転品を仕入れやすくなるほか、証明書をみれば同じ製油所で生産したガソリンでも正規品と業転品にどの程度価格差があるかが分かり、元売に正規品の値下げも求めやすくなる。
※この動きで「業転取らなきゃ損」という気持ちにはなります。
証明書など見なくても価格差は分かりますし、元売に値下げを求められるのは特約店だけで、3者店は特約店の言い値で買わされます。
3者店の希望は「系列でも業転玉を仕入れても良いようにしてくれ」ではなく、「系列仕入れでも営業が続けられるように、仕切り格差を是正してほしい」というもののハズでした。垣見油化さんも「ボタンの掛け違いとしか言いようがない」と書いておられます。
証明書の導入でガソリン店頭価格は短期的には下がる可能性がある。
ただ長中期的にはむしろ値上がりするとの見方もある。
※経営が成り立たないレベルにまで疲弊しているから業転玉に手を出すのです。
(しかも既に蔓延しています)
業転玉を仕入れて安く売っていたのでは元も子もありません(笑)
元売は証明書を追うことで安価に大量販売する業者を把握しやすくなり、供給を絞る可能性がある。
※元売りにとって大量販売してくれる業者は様様でしょう。
私は証明書を追うことで、浮気買いをしている弱小3者店を特定し、巧妙に何らかの制裁を加えるつもりではなかろうか?と心配してあげています。
公取委は7月に系列店の安値仕入れを禁じる慣行を見直すよう元売りに指示した。
経済産業省も9月に独占禁止法が禁じる不当差別をしないよう、元売りに通達。
今月まとめたエネルギー基本計画にも「元売りが不当な競争条件を販売店に押し付けた場合には厳正に対処する」と盛り込んだ。
※厳正に対処してくれる前に、潰されます。たぶん(汗)
自民党内の議員連盟もガソリン販売の公正な競争を促すための新法を来年の通常国会に議員立法で提出する動きをみせている。
自主ルールが機能しないことも視野に精製地表示を義務付ける。
※今日の燃料油脂新聞の一面の記事も後でアップしますが・・・うーん。masumiさんにはイミワカメ(~~;;;
円安の原油輸入コスト上昇で足元のガソリン価格は高値で推移し、家計の負担は増している。
今回の証明書導入は、元売りと販売業者の間での利益の奪い合いや、元売の業転品減らし(来春のエネルギー高度化法で(?))という面も色濃い。
石油業界関係者からは「消費者不在の内輪の争いだ」との指摘も出ている。
*****
不思議でならない。
正規ルートがあって、それは系列店に流れる。
言葉は悪いけど“横流し品”が業転ルートを流れる。
同じ品質のものではある。
だけどそこには違いがある。(違いが無ければ2つのルートが存在する意味がない)
業転ルートのガソリンは、伊藤忠エネクスやJAやジョイフル本田などのプライベートブランドの給油所や、「系列マークを掲げていたらそのマークの元売りに潰される」と思ってマークを下して無印になった給油所に流れる。
正規ルート→系列販売店
業転ルート→PB・無印
公取委やエネ庁や自民党の議連は、それを「公平な競争のために系列店が業転ルートのガソリンを仕入れても良いようにする」のだそうだ。
正規ルート→系列販売店
業転ルート→PB・無印+系列販売店
価格競争に勝つには100%安い業転玉を仕入れなければ!
・・・って、それって系列店と言えるの?
系列店は正規の系列ルートで仕入れるから系列店なんじゃないの?
PBや無印の給油所が在るのだから、安い業転玉を仕入れたければマークを下してPBや無印になれば良いだけの話では?
現仕切り方式は市場連動性と言いながら、本来なら業転との価格差はブランド料の4円で済むはずが下限値やその他諸々の理由で18円なんていうとんでもない差を生じることになっている。
消費者にとって一番いいのは今のような一物多価を改めて一物一価にすること。
そして3者店にとって最良なのは、現特約店制度を変えることだと思います。
同じ系列玉であっても契約している特約店以外からの仕入れは業転玉扱いとなる今の制度を、
同じ系列ルートから流れるものであればどの特約店から仕入れても良いとなれば、特約店の優越的地位の濫用もなくなり、それが即ち公平な競争を生むでしょう。
・・・でもね、
それでも古くて小さな給油所は救われませんよ。
だってインセンティブがありますから。
インセンティブは公平な競争だと認められていますからね。
地下タンクの大きさや店舗面積、量販出来る大型セルフとでは仕入れ値に確実に格差が付きます。
価格競争が続く限り、地場の昔からある小さな3者店には廃業の道筋しか見えません。
灯油難民が生じることに繋がるのです。
・・・・と言うか、何よりも不思議でならないのは、
系列店が業転玉を混ぜて売るというのは、正規ルート以外の品物を正規品ですと言って売っているのと同じ行為でしょ。
何故、記事の中で“偽装”という言葉が使われないのか?
それが不思議でならない。
***お知らせとお願い***
初めてご訪問くださった方へ
このブログの現在一番の目的はガソリンスタンド(昔ながらの)が置かれている現状を知ってもらうことです。
ガソリンスタンドカテゴリーの記事を全て読んで頂きたいのですが、あまり一般の方が興味を引く話題でもありませんので、
規制緩和以降のガソリンスタンドが置かれた現状を予備ブログ「masumi_iのブログ」にアップしました。
是非ご一読下さい。
先週末の仕切り改定(ガソリン)
st31掲示板に書き込みされていたのは+1.0で、14日の燃料油脂新聞に掲載されていたのは+0.5円。
特約店からのFAXは+1.0円
こうちゃんはネットはしないので、「新聞に載っているのと違うぞ?」と特約店に電話を掛けた。
FAXの金額に間違いはないが改めて返事をします、とのこと・・・
翌日の業界紙には何事もなかったかのように元売別仕切り前週比改定幅の表が載っていて(+1.0で)、
特約店担当者の回答も、さらりと、今日の新聞に載っていますよ、と。
仕切り改定幅は大事なことだし、混乱を招いたとして訂正文でも載るのかな?と思っていたけど今日になっても何も無し。
14日の記事を読み直してみると・・・“特約店筋によると、ガソリンが前週比リットル50銭、”、と確かに書いてある。
・・・あ。特約店筋によると、って書いてある。
・・・うーーーーん。
皆がそのことに触れたくないような雰囲気なのは、触らぬ神に祟りなし...ってことなのかな?
masumiさん作、こうちゃんのバースディケーキ☆
結局客足が落ち着いた18時頃に一旦帰宅して急いでデコレーションしたので歪な全体像はパス(^^;
こうちゃんは喜んでくれたよ(*^^*)
とりゃー☆
(* ̄σー ̄)ゞドンナモンダイ!
ポリポリ f  ̄. ̄*)
20年ぶりに焼いた割には上手く出来たな。
明日は会社関係が休みだから昼間に帰らせてもらって生クリームでデコレーションするのだp(^^)q
さてと、お風呂入って寝よ。。。眠たいや。
これはどうしたのかと言うとですねぇ.....
計量器の調子が1つおかしくて
業者さんに来てもらったら
入用事態発生警報発令でゴザイマス。
何年も前から「こんな阿保らしいコトいつまで続けるつもりなん?早く止めな損やで」とmasumiさんは言ってきてたんですけど・・・
2月危機の地下タンクのときも悶着あり~ので、結局対応工事をしました。
その時にこうちゃんは「やれるとこまでや。やれんようになったらやめる」と答えたんです。
でもこれまでのことがありますから、念のために「それは具体的にどういう状態!?」と問い質しましたら、案の定黙り込むもんですからー
「ほんだらアレやで。例えばローリーが潰れたら、もうそれは修理せんで、それが店閉める合図やで」と念押ししてあったんですよ。
なのにデスネ
こうちゃんは今回の入用事態が発生したらマタマタ!又もや!! 自己資産を投入するつもりみたいなんですよ。
どういうタイミングか、先週保険会社の方から最後の生命保険解約の話を勧められていたんですよ。
業界の問題が是正されたなら・・・という淡い期待も、「系列でも業転OK」などという見解に無残にも打ち砕かれ、
そしてその後の仕切り格差拡大と業転購入業者の増加で、もうこの業界の中でうちのような店は利益を得られないことが確定したと思うわけです。
「こうちゃんの頭の中が全く理解できないし、こうちゃんは算数が出来ない人なんやな!」「これ又工事して今まで通り営業したら、やっぱりアカンアカン言いながらも儲けとるって思われるだけやで、まさか自分の貯金崩してまでなんて誰も思ってくれへんで」と言ったんですが・・・
朝からの配達依頼電話に、「今日も洗濯物入れに帰られへんでー」と言い残して、黙々と配達に回っているこうちゃんのことは大好きなんですけどね
「他人様のためにもうこれ以上自分家のお金を投入せんでもええんちゃうん?!」
薄情で冷血漢のmasumiさんはそう思う。
PS
配達需要はあっても、店頭はこうして記事が書ける程度だから。