・To Be Loved - Michael Buble
1曲目と、ラストの14曲目が、ともにシナトラのレパートリーとして知られる曲で、
あくまでも、自分のバックボーンはそこにあると示しながらも、
ビージーズ、ミラクルズ、エルヴィス、ランディ・ニューマンなどの、
様々な年代の名曲をカバーしつつ、今回も、自らもソングライトに加わった、
新曲4曲が織り込まれている作りです。
オープニングの"You Make Me Feel So Young"から、
先行カットだった"It's A Beautiful Day"につながる流れには、
やや違和感を感じてしまいましたが、
それ以外は、まったくもって強靭な安定感ですねぇ。
今回は、とうとう、デヴィッド・フォスターの名前がクレジットから消えましたが、
もはや、師匠の手を借りなくてもいい存在になりましたね。
びっくりしたのは、ブライアン・アダムスと一緒に曲を書いて、
デュエットまでしていることでした。
同じカナダ人とはいえ、どうなのよ?と思って聴きましたが、いいですねぇ。
プロデューサーが、ロック系を得意とするボブ・ロックということもあるでしょうが、
こういう世界も持っているところが、ブーさんの強みですね。
↓曲は、"To Love Somevody"です。