
以前は、性転換手術っていっていたような気がするのですが、
いつからか、性別適合手術と呼ばれるようになった、
その手術を、世界で初めて受けたとされる、実在したデンマークの画家、
リリー・エルベ(エイナル・モーゲンス・ヴェゲネル)の話。
オスカーを受賞した、ホーキンス博士役が、とてもよかったので、
今回も、エディ・レッドメインの演技には期待しました。
ただ、予告で見た感じでは、たしかに、きれいではあるけれど、
いささか、男性から普通に言い寄られるほどには見えないくらいにゴツいし、(^^;)
そこらへん、どうなのよ?と思って観たのですが、
あ、そうなのか!と、そこらへんの疑問はクリアされました。(笑)
考えたら、今から90年ほど前の話ですから、
技術もそんなにあるわけでなし、パーフェクトな女性になれるわけもないですしね。
今回、オスカー助演賞を受賞した、アリシア・ビカンダーは、
女になることを選んだ夫を受け入れる、その妻のストーリーですから、
ほとんど主演でしょ?という感じの役なのですが、
その、愛と葛藤の心の揺らぎを、うまく表現していて、やはり素晴らしいです。
あと、想像していたより、ずっとエロティックな映画でもありました。
http://lili-movie.jp/
『リリーのすべて』日本公式サイト
http://www.focusfeatures.com/the_danish_girl
"The Danish Girl"US Official Site