probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Kashif

2016-09-28 17:37:19 | R.I.P.
Wikiでは、いまも56才没になっているのですが、
吉岡正晴さんのブログなどを読むと、
58才、59才説と、いろいろあるようで、
正確なところはわかりませんが、
活躍していた、80年代のブラコンブームの頃は、
いずれにせよ、20代の若さだったということに驚きますね。

シンガーとしての成功は、そこまで大きなものではなかったものの、
プロデューサーとして、本当にたくさんの名曲を世に送り出してくれました。
好きな曲のprod.のところのクレジットを見ると、
あれもこれもKashifだったっていう時代があっただけに、寂しいです。

で、今回は自身の曲も含めて、名曲5選を。

George Bensonの83年のヒット"Inside Love(So Personal)”(Pop #43 R&B #3)
プロデューサーとしてのKashifを知った、最初の曲だったような気がします。
81年のEvelynの"I'm In Love"は、曲提供だけだったんですね。



その、Evelyn"Champagne"Kingとの仕事で有名になったKashifでしたが、
女性シンガーの魅力を引き出す力に長けた人でありましたね。
単独プロデュースではないのですが、1982年に、R&Bチャート5位まで上昇した、
Melba Mooreの"Love's Comin' At Ya"も、そんな中の1曲。



キラキラしたダンスナンバーの味つけが、最高におしゃれでありましたが、
プロデューサーとしての最大のヒットは、やはり、Whitneyのこの"You Give Good Love"。
(85年、Pop #3 R&B #1)
ダンスナンバーだけの人ではないことを示しました。



デュエットパートナーも努めた、Dionneとの"Reservations For Two"もそうでしたね。
(87年、Pop #67 R&B #20)



最後は、でもやはり、ダンスナンバーは任せとけという感じで、
当時のNew Jack Swingを意識したサウンドで、89年に、R&Bチャート6位を記録した、
本人の、"Personality"です。



90年代以降は、シンガーとしても、プロデューサーとしても、
メインストリームから外れていってしまい、
名前を聞く機会が減っていってしまったのは、まことに残念ではありましたが、
そこらあたりも、80年代R&B好きから愛される所以かとも思われます。...R.I.P.

http://bmr.jp/news/165687
ホイットニー・ヒューストンらも手がけた名サウンド・クリエイター、カシーフが亡くなる(bmr)