probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(97)

2017-09-25 10:35:32 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編です。

まずは、ネタ使いしてるほう。
今や、押しも押されぬトップスターになった、この人の、
2006年の大ヒット曲である、こちらのナンバーです。



Rihannaの"SOS"、2ndアルバム"A Girl like Me"からの1stカットで、
その後、No.1ヒットを量産することになる彼女の、
この曲が、記念すべき、ビルボードのHot100での、
初のNo.1獲得曲だったんですねぇ。

で、サンプリングしているのは、もちろん、この曲。



Soft Cellの"Tainted Love"邦題「汚れなき愛」ですね。
81年リリースのナンバーで、本国UKではNo.1、
ビルボードのHot100では、最高位8位を記録する大ヒット曲でした。

Hot100では、一度、64位を記録して、一旦、チャートを下降し始めたものの、
再び、上昇気流に乗って、8位まで上がり、通算、Hot100内に、43週ランクインして、
それまで記録を持っていた、Paul Davisの"I Go Crazy"の39週という記録を破り、
新記録を作ったんでしたね。

(現在はImagine Dragonsの"Radioactive"の87週が最長記録です。)

ただ、この"Tainted Love"、Soft Cellがオリジナルではないんですよね。
これも、じつは、けっこう長いこと知りませんでした。

オリジナルは、あのMarc Bolanとの間に、
子どもももうけていて、彼が自動車事故で亡くなったとき、
その車を運転していたということでも知られる、
シンガーのGloria Jonesが、1964年にリリースしていた曲なんですね。