Fuse - Keith Urban

・Fuse - Keith Urban

近年は、『アメリカンアイドル』の審査員などでの露出が増えていますので、
そんな久々だったか？という感じもしますが、約3年ぶりのNewアルバムです。

前作"Get Closer"は、良い曲も多くて、
カントリーチャートで3曲のNo.1ヒットが生まれたものの、
全部で8曲しか入っていないという、軽量級な作品だったため、
やや、物足りなさも感じましたが、今回は、しっかり13曲入っていますねぇ。

全曲、自らでプロデュース、また外部からも、
じつに、9組の共同プロデューサーを迎える、力の入れようで、
その中には、Ne-YoやKaty Perryのプロデュースでおなじみの、Stargateまでいたりと、
ん～勝負にきたなぁという感じのアルバムです。

音は、これまで以上にポップでタイトなものになっていますが、
基本、あたたかいメロディーに、しっかり、カントリーフレイバーを加える、
いつものスタイルは変わっていませんので、
以前からのファンも、また、新しいファンも、
いっしょに楽しめる作品になっていると思います。

"Angel"

今回の同名異曲は"Angel"です。

これは、やはり、たくさんありますね。
自分のiPodの中を調べてみたのですが、入っちょる入っちょる、
Madonna、Aerosmith、Anita Baker、Chaka Khan、Sarah McLachlan、Jon Secadaなどなど・・・。

で、今回は、これらの人ではなく、この二組を選んでみました。
まずは、2001年、何で？っていうくらいの大ヒットを飛ばした、↓この方。



90年代から活躍していましたが、この曲をヒットさせていたころは、
ホント、すごかったですよねぇ。何だったんでしょ？

80年代に、Juice Newtonが、カバーでしたが、大ヒットさせた、
"Angel Of The Morning"がネタ使いされている曲でもありました。


そして、もう1曲の天使は、1987年、初のソロアルバム"Sharp"から、
いきなり、R&BチャートNo.1となった、Angela Winbushの"Angel"です。



2月に来日したんでしたっけね。
病を克服して、元気いっぱいだったようでしたが、
歌えるんだったら、アルバム、また作って欲しいなぁ。

Time Machine ～1991～

今回は、1991年の今ごろチャートインしていた曲、
Lisa Fischerの"Save Me"です。（Pop #74 R&B #7）

アルバムバージョンでは、イントロで変な日本語が入っちゃう曲（笑）、
"How Can I Ease The Pain"の大ヒットで知られる人ですよねぇ。
そのあとにカットされたのが、この曲で、こちらは、ガラッと変わったダンスナンバーでありました。
プロデュースは、Narada Michael Waldenでしたね。

この曲が収録された1stアルバム"So Intense"は、当時、日本でもヒットしたのでしょうか、
ブクオフに行けば、たいてい、安コーナーで1枚か2枚見つかりますが、(^_^;)
その制作陣がすごくて、ナラダ以外にも、Lutherがプロデュースした曲が4曲入っていたり、
Arif Mardinがプロデュースした曲もあったりと、
いかに、彼女にかけられた期待が大きかったがわかる感じなのですが、
もともとが、ルーサーのアルバムでバックをつとめたり、
The Rolling Stonesのライブでのバックアップシンガーとして世に出た人だったので、
あまり、大きな欲がなかったんでしょうかねぇ、アルバムは、その1枚を残したのみで、
結局、裏方としての活動が中心になっていってしまったんですよね。ちと残念・・・。

21世紀になってからも、そのストーンズやTina Tunerのツアーなどに参加しておりまして、
わりと近年の映像としては、2009年にリリースされたティナのLive CD+DVD"Tina Live!"で、
彼女の姿が確認することができます。（んでも、4年前ですが・・・。(^_^;)）

音楽で旅して（3）

えっと、今回は、早くも「洋楽」ではありません。(^_^;)
東京→上海と来てましたので、韓国の地名が付いた曲を探したのですが、
"Gangnam Style"しか浮かばず、さすがに、今貼るのかよ！という気がしますので、
YMOの"Seoul Music"「京城音楽」にいたしました。
1981年リリースのアルバム「テクノデリック」の中の1曲です。



YMOのLive、NHKで放送していたんですねぇ。
っていうか、Liveでも再現できちゃうんですね、この曲。びっくり、

いま思う、韓国およびソウルの街に対するイメージより、
かなりダークな印象が強い曲調ですが、
この曲が発表された当時は、光州事件直後ということになりますから、
民主化には、まだまだ数年を要する時代で、
いろいろあるけど、ぐっと近い隣国になった現在とは、
まったく違うイメージの国だったということなのでしょうね。

Kiss Land - The Weeknd

・Kiss Land - The Weeknd

1990年生まれなんだそうです。そんな若かったのか！と、わっ、びっくり！(゜д゜；)
で、CDを買って、装丁が日本語だらけなのに、またびっくり！！(゜д゜；)(^_^;)

ことしになってから、"Wicked Games"を聴いて、ハマってしまい、
"Trilogy"を買ったという、けっこう遅れたファンなのですが、σ(^_^;)
空気感は、今回のアルバムも、大きな違いはない感じで、
ダークなんだけど、どこかポップな色もあったり、
クールかつ、エモーショナルなボーカルであったり、
相反するものが、常に混在しながら、
迷う前に、それを自分のスタイルにしちゃっているのには、
まだ、23才！という年齢を知ると、驚きを隠せませんです。

"Wicked Games"のような、いわゆる、キラー曲がないかなぁ？という気はしますが、
今回も、聴き応え十分な力作！