Pete Burns

近年は、音楽活動を続けながらも、整形手術が上手く行かず、
あまりにも昔と比べて変わってしまった、その風貌を、
面白可笑しく、ネタにされてしまうことも多かった、
Dead Or AliveのPete Burns、亡くなってしまったんですなぁ。57才。

”Brand New Lover"や"Something In My House"といった、
スマッシュヒットは、他にもあるのですが、
やはり、84年から85年に掛けてヒットし、
UKチャートでは、No.1になった""You Spin Me Round (Like a Record)"が、
強烈な印象を残し、日本でも、いろんなところでかかりまくっておりました。
80'sヒットのコンピを作るなら、外したくない1曲でしょうね。
また、当時から、21世紀またぎで、2000年以降に渡ってまで、
様々なリミックスが作られ続けております。

ただ自分、Dead Or Aliveというと、↓この曲のイメージがあります。



84年に、UKチャートで22位を記録した、"That's the Way (I Like It)"
彼らのことを初めて知ったナンバーでした。
曲はもちろん、KC & The Sunshine Bandのディスコクラシックのカバーです。

同じ時代に、プロフェッショナルな感じのする、
艶めかしい女性っぽさを漂わせて登場した、Boy Georgeとは対照的に、
すごく、不器用な感じがする人だなぁと、当時思った記憶があります。
生き急いだ感じかなぁ。

R.I.P.

http://amass.jp/79926/
デッド・オア・アライヴの中心人物ピート・バーンズが死去（amass）

No.41 コレクション（29）

今回からは、1988年のビルボードのHot100で、
最高位41位だった曲です。88年は、4曲あったようで、
最初は、4月に1週だけ、41位だった、この曲・・・

なのですが、初めて、知らん曲にぶち当たってしまった。
で、映像も、やはりないんですねぇ。
それでも、Remixバージョンみたいなものを、
アップしてくださっている方がおられましたので、
そちらを、貼ってみたいと思います。
Soというバンドの"Are You Sure?"というナンバーです。



もともと、The Oppositionというグループで活動していた、
Marcus BellとMark Longによる、UK出身の2人組のようです。
UKチャートでの最高位は62位。

結局、Soとしては、この曲を収録したアルバム
"Horseshoe in the Glove"を残したのみで終わっているようで、
メンバーのうち、Marcus Bellさんのほうは、
2014年に、この世を去っているようですね。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1988年4月9日付けのCashboxのチャートです。

1位は、あのスーパースターが残した、メッセージソングの名曲。
この曲は、48位です。

Time Machine ～1976～

今回は、1976年の今ごろチャートインしていた曲、
Sunの"Wanna Make Love (Come Flick My Bic)"です。
（Pop #76 R&B #31）



かなり、ワンマンな人であったと言われる、リーダーで、
マルチプレーヤーの、Byron Byrd率いる、オハイオ州デイトン出身のファンクバンド、
Sunの、1stアルバム"Wanna Make Love"のタイトルトラックで、
この曲が、最初のヒットでありますが、アルバムからの2ndシングルだったようです。

Sunの曲の中では、この曲より、78年のアルバム"Sunburn"からのカット、
"Sun Is Here"のほうが、知名度があるような気がしますが、
こちらの曲は、あの、Roger Troutmanが、Zappを結成する前、
Talkboxで参加していて、Zappの原型に触れられるところに、
注目度が高い1曲でありますね。

Sunは、80年代以降も活動を続けますが、
これというヒットにも恵まれず、
逆に、Sunを抜けたメンバーが結成したバンド、
Daytonのほうが、R&Bチャートでヒットを連発しました。

Byron Byrdさんのほうは、のちに、
Heatwaveのメンバーになっていて、現在も在籍しているようでして、
ここらへん、ホント、ややこしい。(^^;)

"Heat Of The Moment"

今回の同名異曲は、"Heat Of The Moment"です。
まずは、やはりコレ。



1982年、Popチャート最高位4位。
シングルは、No.1ヒットが生まれなかったものの、
アルバムはNo.1になって、売れに売れた、
Asiaの1stアルバム"Asia"からのカットでした。

当時は、あまりに大げさなイントロから、こっ恥ずかしくて、
ホント、好きではなかったのですが、今はまあ、普通に聴けます。(^^;)

Asiaは、このあとも、メンバーに入れ替わりなどはありながらも、
アルバムを、リリースし続けていますが、
大ヒットになったのは、2ndの"Alpha"までで、
そう思うと、何で、1stは、あんなに売れていたのだろう？
という気がしますが、いわゆる、
「産業ロック」全盛時代だったゆえでしょうかね。

もう1曲の”Heat Of The Moment"は、
こちらもデビュー曲ということになるんですね。
今月、ひさびさのNewアルバム"Timeless"をリリースした、
こちらのグループの、このナンバーです。



After 7といいますと、90年代のイメージがあるのですが、
この曲は、ぎりぎり80年代で、ヒットしたのは89年。
R&Bチャートでは5位、Popチャートでも19位まで上昇しておりました。

でも、こちらも自分、当時は、あまり好きではありませんでした。
LA & Babyfaceも、ちょっと、もういいかなぁ？と思っていたころだったのですが、
さらに大きなヒットになった、このあとのシングル、
"Ready Or Not"を聴いて、ん？やはりいいかも...と思い直したのでした。(^^;)

In The Now - Barry Gibb

・In The Now - Barry Gibb

32年ぶりのソロ作ということで話題になっておりますが、
Bee Geesのアルバムとしても、2001年リリースの、
"This Is Where I Came In"が最後でありますので、
15年ぶりということになるようです。

またやる気になってくれたということだけで、うれしい新作ですが、
それ以上に、内容も、元気で若々しくて、いいですねぇ。
すべて、ふたりの息子さんたちと書いた新曲らしいですが、
Bee Geesサウンドを思い起こす曲があるのは、もちろん、
え？と思うくらい、ロックしている曲もあったりして、
若いパワーをもらっているなぁ～と微笑ましい限り。

ちょっと、人生の先が見えてきちゃったなんて思って、
落ち込んでいるような人は、聴くと元気になれるアルバムなのではないでしょうか？

（ワシか？σ(^^;)）



そんなに値段はかわりませんので、15曲入りのDX盤のほうが良いと思います。
大震災に遭った日本に捧げられた曲"Grey Ghost"も聴くことができます。